あさぎ桜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
帰宅しろ、との文により帰宅したら
職場は『打倒清明』になっていた。
思わせぶりな台詞、思わせぶりな態度。
一体じぃ様との間に何が!? と思ったら…な今回。
騙されたというべきか、突っ込むべき内容なのか。
ほのぼの内容だな、と思ったら、最期の最後で…でした。
いや、途中にフラグはありましたけど。
最後と言えば、あの選択は…きつい。
うっかりこちらまで、ぎゅっとなってしまいました。
今回これだけの状態が、次回の何に繋がるのか。
そもそも最後の一文が、こう…問題ありです。
本当にそうなるのか、もしかしてもう…なのか。
とりあえず、大人げないじぃ様は素敵です。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレくどいくらいの繰り返しはこういう事だったんですね...
あの子達がやっと終わりを迎えることが出来てよかったです。
なにかをまもるってほんとに難しいことなんだな、って考えさせられた。
まだまだ問題は山積みだし不穏な気配がどんどん強くなってきてるけど取り敢えず帰って来れてよかった。嫌な予感しかしないけど。
貴人と屍のところが若干あっさりというかさらっとしていてもうちょっと見たかったなーとは思ったけれどまあ仕方ないのかな。
個人的に今回一番辛かったのは太陰だと思う。見ていても辛かった。
普段が普段なだけに余計に。せめて玄武でもいればまた違ったのかもしれないけれど。白虎とか。
昌浩も成長しまし -
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Posted by ブクログ
ネタバレ晴明が敵になるという、衝撃の展開で始まった尸櫻編。読み始めの頃は、「どうせ陰謀でしょ?晴明自身は単独行動してるだけじゃないの?」と思ってたのに、「え、ホントに敵なの?まさか囚われの身?」→「は?本人??」→「とうとうここで退場か…!!」と、主要人物だし、若年層向け作品だし、絶対死なないハズ、という予想をこれでもかというほど揺さぶられた作品でした。
最後の「混じりあった魂魄は分離出来ない」という部分は昌浩の前例があって絶対だし、本当に打つ手無しかと。穢れきった櫻はどうなるのか、と昌浩が考えた下りは、伏線かもと疑っていたのに、陰陽の反転は思い至らなかったなぁ。
この辺りは、陰陽五行を元にした推 -
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Posted by ブクログ
相手を一番に思い自分を犠牲にまでするその気持は尊いけれど
その思いが強すぎて、怖さのほうが
勝ってしまうなあと朱雀と屍を見て。
昌浩は、屍達を見て彰子のことを思い出しているけれど
もし昌浩たちがこうなっていたかと思うと少し不気味だし怖い。
件があちらこちらに出没したり、屍の不穏な発言が
気になります。
一方で、敏次殿の成長や、
前編までの比古や齋の名前がちらほら上がったのは
テンション上がりました。
しかし話がなかなか進まない。
晴明の状態をどう理由付けるのか、
屍と咲光映は救われていいのか、
彰子と命婦はどうなるのか。
不穏なラストは次にどう繋がるのか。
早く続きが読みたい一冊でした。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ怖かった。
少年陰陽師のシリーズで、胸を締め付けられる辛さだったり、涙が止まらない哀しみだったりを味わうことは多々あったけれど、ホラー小説のような怖気が走ったのは、これが初めてかもしれない。それくらい怖かった。
何がって、件が。
もう本当に怖かった!件は人面+牛の体で想像しやすかったのもあるけれど、窮奇よりよっぽど怖いよ!しかも「絶対外れない予言」という爆弾を運んでくるくせに、登場回数も予言の数も多いし!
話運びの中で生殺与奪権を振りかざしてくるものだから、毎回出てくると、そのページを読み進むのに心の準備が必要になる…。
前半の昌浩の部屋に神将が集ってワイワイやってる時点で、絶対このあと -
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