『歴史読本』編集部のレビュー一覧

  • ここまでわかった! 明智光秀の謎
     本書は明智光秀の再評価を特集した雑誌歴史読本の再編集の文庫本です。第一部 徹底追跡!明智光秀の生涯では、本能寺の変の直前まで光秀が織田家中随一の武将であったことを改めて認識出来ました。中でも「延暦寺焼き討ち」で部下に殲滅戦の「なで切り」を実行させて最も功績のあった光秀が、滋賀郡及び延暦寺所領の多く...続きを読む
  • 坂野惇子 子ども服にこめた「愛」と「希望」
    神戸発祥の子供服ブランド「ファミリア」創業者、坂野惇子の生涯を追った本。

    NHK朝の連続TV小説『べっぴんさん』のヒロインのモデルとなった坂野惇子の生涯が、戦前から戦後、昭和から平成の時代風景とともに綴られています。
  • ここまでわかった! 日本書紀と古代天皇の謎
    歴史読本 編集 「 日本書紀 と古代天皇の謎 」日本書紀の全30巻の要旨や深読みポイントをまとめた本。


    面白かった論点
    *神武天皇〜ヤマト王権は征服者か
    *巫女としての神功皇后、シャーマンとしての崇神天皇
    *応神天皇=仁徳天皇 説
    *雄略天皇と武烈天皇の極悪非道性
    *天智天皇と天武天皇の争い

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  • 大橋鎭子と花森安治 戦後日本の「くらし」を創ったふたり
    大橋鎭子・花森安治それぞれの自伝を基に、昭和とりわけ戦後の昭和史、日本の復興・成長・バブル期といった時代背景を合わせながら、雑誌「暮らしの手帳」に携わった2人の生き方が綴られている。
  • ここまでわかった! 卑弥呼の正体
     卑弥呼に関する論文集であるが、結局のところ分からないことが分かった、というのが実情。神功皇后説や卑弥呼機関説などある程度絞り込めてはいるものの決め手に欠ける。スンダランドの存在を考えると邪馬台国とセットで扱う必要があるが外国人説も否定できない。記紀以前の歴史であり、記紀によって歴史がリセットされて...続きを読む
  • 図解 大づかみ世界史
    Unlimitedの世界史系(人類史を遠くからサクッと眺められる)書籍を散歩がてら聴いた。各時代を1枚のチャートにまとめてくれているのがありがたい。このページをめくれば要点がつかめる。
  • ここまでわかった! 「古代」謎の4世紀
    銅鏡の産地とか、真っ向から対立する説が述べられてたりしておもしろい。
    が、もっと論点をまとめて紹介してくれたらわかりやすいのになー、と不満も残る。
  • 消えた古代豪族「蘇我氏」の謎
    藤原氏らによって表舞台から消された蘇我氏
    その出自から滅びまで通史とは別の視点から学ぶことができる
  • 増補改訂版 日本史に出てくる官職と位階のことがわかる本
    官位や役職など、歴史関係の本を読んでいたらわからないことがよくあるので、それを勉強しようと思って借りましたが・・・

    難しすぎる。

    挫折。
  • 戦国大名と政略結婚
    戦国時代における結婚は同盟や戦争締結等、意味の深いものだという認識がさらに強くなった。

    系譜が分かりやすくて助かる。
  • ここまでわかった! 明智光秀の謎

    目新しいものは無い

    単なる歴史ムックの域を出ない本。
    目新しいものはなにも無く、戦国の書誌学に明るい学者の執筆は二編のみ。
    用語の使い方にガックリ来る記述も散見。
    但し、巻末の「惟任始末記」全文掲載は非常に良かった。
    読みにくい和漢文を訳して掲載した英断に拍手。
    星はこの点にのみ。