ミッチアルボムのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
しばらく宗教から距離を置いてきた著者「ミッチ・アルボム」。
幼い頃よく通っていたユダヤ教会のラビ(宗教的指導者)から
ある日突然「自分の葬式で君に弔辞を読んで欲しい」と頼まれる。
信仰心を忘れかけていた自分にラビはどうしてそんな大役を頼んできたのか?
断る事もできず、仕方無く弔辞の題材を見つけるために取材を始めた。
その取材を通して著者は、ラビのこれまでの行いを知り、信仰についても考えはじめる。
この本はユダヤ教の素晴らしさを謳ったり、勧誘しているものでは無く、むしろ信仰から離れていた著者が客観的に感じた事を書いている。
指導者ラビの生き方や、人への思いやりの心は、
宗教に興味が無い人で -
Posted by ブクログ
Tuesdays with Morrie(モリー先生との火曜日)を読んだ。
読んでいて、読み終わりたくないな、と素直に思えた本。
人生で大事なことが何なのか、考えさせられる。
どう生きるべきか、ヒントをくれる本当にいい本だ。
大事なものは、やっぱり愛や、思いやり。
精一杯無条件に愛して、無条件の愛を精一杯受け入れること。
そして、自分の価値観を作り上げること、文化を創りあげること。
どっちが勝つんですか?ーそりゃ愛さ。いつも愛が勝つ
希望をなくして消えていくか、それとも残された時間に最前を尽くすかー
他の人と同じように、世間から引っ込むつもりか、それとも生きるつもりかー
こうと思っ -
Posted by ブクログ
死との向き合い方だけでなく、価値観や人生についてちょっと立ち止まって考えるようなきっかけになるような本。「もし、不治の病にかかったら」と見つめ直すことで後悔しない生き方をするということを筆者は伝えたいのかな。
家族や子供が何よりも大切、それは仕事とは比べられない。今の文化に洗脳されてるんだ。といったことは本書を通じて示唆されるが、家族に恵まれないさみしさを仕事で埋め合わせる人もいるよな、と思った。代わりにはならないけど、それをいっちゃおしまいよって思う人もいるよねと。
でも物の見方を変えたり自分にとって都合の良い捉え方をすることでイライラすることを回避したりするのはいいなと思った。
最期の -
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現在まだ3章くらいだけど、すでに良い。仙人やん。ミッチの人生に、モリーのような師がいたのは幸せなことだね。そんな人中々出会えない。他人なのが、またすごいと思うんだよなぁ、母親とか父親ではない誰かと、こんなに心開いて人生の醍醐味について語り合えるって中々ない。私だったら、月一のカウンセリングの先生かな。カウンセリングの域を超えて、人生の話ができる。でもなんか、ちょっとカッコつけちゃってた気がしてきたな。
読み終わったけど、最高。モリー先生ありがとう♡
モモとかと同じ、私が共感できる人生の大切なことについてのお話って気がした。でもこの価値観も、絶対ではないんだよなぁ、人によって違うよね。 -
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ネタバレ大学時代の恩師、16年ぶりに再会、恩師は難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。毎週火曜日、死の床で行われる授業、テーマは人生の意味について。モリー・シュワルツトミッチ・アルボム。ALS、容赦ない残酷な神経疾患。しばしば脚から始まり、だんだん上がってくる。朝、体のほうぼうをさわってみる。動かせるかどうか・・・。尻を拭いてもらう日がやってくる。もう一度赤ん坊になるってことか。ミッチ・アルボム「モリー先生との火曜日」、2018.1発行。読み進めるのが辛くなります。そして普通に動ける身体に感謝です。
いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる。死に直面すれば、よけいなものをはぎとって、 -
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Posted by ブクログ
「モリー先生との火曜日」の著者であるミッチ・アルボム氏自身が幼い頃によく通っていたユダヤ教会のラビ(宗教的指導者)との交流を描いた自伝的作品。
いつしか仕事や生活に追われ教会から離れ、信仰から遠ざかっていたミッチが、ある日、ラビより「自分の葬式で君に弔辞を読んで欲しい」と頼まれるも、今の自分に弔辞を述べる事は難しい。かといって断る事もできずに、ジャーナリストらしくラビの取材を始める。ラビに日頃の疑問を投げかけつつ、ラビの生き方や考え方また語らいの応答を通して自らを省み、新たな価値観へと変えられていく。ラビの取材を続けること8年余り、キリスト教の牧師とも出会う。異なる宗教、異なる人種との交流 -
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