宮内義彦のレビュー一覧

  • 諦めないオーナー プロ野球改革挑戦記

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    宮内義彦氏は、平成実業界の屈指の経営者。野球好きであることはおそらく間違いないのだが、プロ野球界再編問題に揺れた時期に、当事者としてもオーナー側の重要な役割位置にいた人で、その人のオーラルヒストリーには、大変高い価値がある。松田耕平は故人だし、ナベツネも堤義明も重光昭夫もおそらく今後著書を出すことはないだろうから、オーナーから側の正史。一読せざるを得ない。

    球団を買う、強くする、イチローが出てきて出ていく、失敗する、連覇する強豪になる、というところとか、自分語りはものすごく野球好きなおじいさん感出てて、(勝手に冷酷な人間だと思ってるけど)愛嬌がある、そこもまた凄み。

    1935年生まれで出版

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    2024年11月06日
  • 私のリーダー論 時代を切り開く10ヵ条

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    1964年に設立された中小企業を、今や日経225構成銘柄となる企業に導いた経営者の記した経営論。

    経営者としての心構えや考え方を学べる数少ない良書だと思います。

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    2022年04月30日
  • 偉大な指揮者に学ぶ 無知のリーダーシップ

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    無知とギャップとリーダーシップ。大事なのは謙虚に直向きに目と耳を研ぎ澄ますこと。自分の心を許さずして相手の心を許すことはできない

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    2020年11月13日
  • 私の経営論

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    20170821宮内義彦 私の経営論-1 最高傑作!
    何より世俗の流行り論に迎合しないのが良い
    社外取締役に学者・公務員・士族は不適性 知識があっても経営がないから
    「長期の成長」が唯一の経営課題 そのためには「イノベーション」
    既存事業から面白い種を見つける 人材と資金手当をしつつ成長させる
    上手くいかないものは断念トップの決断
    その中から事業レベルになる 成長の過程で、シナジー・スキル獲得
    「M&A」は難しくもう一つ 国内でも大変、海外は慎重に

    「内向き」「管理」はトップの仕事でない この20年日本は間違えてきた
    バックミラー経営 リスクをとらない
    →「マネジメント強化」が大事(6)  

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    2018年11月10日
  • 私の経営論

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    ネタバレ

    今日の書評レビューは「私の経営論」宮内義彦。宮内さんと言えば、大野の母校・関西学院大学を卒業後、アメリカでリース業を習得し、日本でそれをいち早く展開したことで有名な方。

    そんな日本一のリース業・オリックスを50年余り率いてきたという、名実ともに日本で、もっとも優秀な経営者の一人なのだ。その宮内さんの経営哲学がギュギュっと詰まった本である。

    では早速紹介します。

    まず宮内さんは、経営者たるもの中長期的な視野で企業業績を上昇させるべきだと考えられている。そのためには日々常に変わる必要があるそうです。

    またオリックスの株主に外国人株主比率が大変高いのはIR(=インベスターリレイションシップ・

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    2017年07月17日
  • グッドリスクをとりなさい!

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    大企業の社長業をこれだけ長く続けている というのはある意味、稀有な存在かもしれ ない。 64年に現双日に入社され、オリックスの分割後、80年に同社代表取締役に。 以降約四半世紀に渡り社長として舵を切っておられる。

    隣地拡大作戦として、顧客の事業環境整備にガンガン踏み込んでいくストロングスタ イルが印象的。

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    2015年03月26日
  • 2050年「人新世」の未来論争――次の世代に美しい地球を残すために

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    国債に対する考え方は自分の知識になかったので、ぜひ広まって政府に導入して欲しい。全部を政治家任せにするのではなく、できることから始めたい。まずは残業をしない。本を読む。

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    2025年02月16日
  • 諦めないオーナー プロ野球改革挑戦記

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    熱いなー
    優れた経営者ということは
    何となくは把握していましたが、
    これだけ野球愛が強いとは
    知りませんでした。

    会社の宣伝のための球団でしょ?
    と思っていたが、
    それはあながち間違いではなかったようで、
    そういうのも赤裸々に書いてます。
    でも、それだけではなかったのですね。
    経営者としての視点でのプロ野球論。
    面白かったです!

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    2024年11月03日
  • 諦めないオーナー プロ野球改革挑戦記

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    ミスタープロ野球ビジネス

    ■概要
    オリックスの元オーナーである宮内氏による球団経営との関わりを自ら記した内容。
    ・阪急→オリックスへの買収、
    ・監督人事
    ・震災と神戸残留
    ・球界再編と大阪移転
    ・独立経営≒黒字化、vs成長&勝利の難しさ
    ・プロ野球全体への提言
    などがまとめられている

    長期間に渡りオーナーを務めただけではなく、オーナー会議へのコミットという点でも、オーナーの中では特筆すべき方。長嶋さんがミスタープロ野球なら、宮内さんはオーナー界・ビジネス面のミスタープロ野球と言えるだろう

    ■評価
    思っていることをより鮮明にしてもらえた、経営者として、球団オーナーとしての考え方が臨

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    2024年09月26日
  • 諦めないオーナー プロ野球改革挑戦記

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    34年間プロ野球の球団オーナーだった経営者視点からの野球ビジネス。
    阪急ブレーブスの衝撃の身売り。買収したのはリース会社のオリックス。あれから既に34年が過ぎたのは驚き。オリックスもブルーサンダー打線からイチロー、仰木マジックその後の低迷を経てパ・リーグ3連覇。
    独立採算を目指し試行錯誤する中からGM制選手の育成へとシフト。交流戦やパ・リーグ一括での放映権の譲渡など。オーナーの果たした役割は実に大きい。
    選手や監督からとはまた違った経営の視点からのプロ野球史。

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    2024年07月04日
  • 諦めないオーナー プロ野球改革挑戦記

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    オリックスのオーナーを30年以上勤めていた宮内義彦の自伝。

    オーナー会議は35年間皆勤だったらしく、球団経営への愛と情熱を感じた。
    何より、ここ数年成績で結果を出しているので、説得力があった。

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    2024年05月31日
  • 諦めないオーナー プロ野球改革挑戦記

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    オリックスバファローズのオーナーを長く務めていた宮内さんが、自身の球団運営を振り返る一冊。
    ブレーブス買収の経緯から、最近のオリックス3連覇まで、時代を追って当時の考えや出来事について記述されている。
    買収当初は広告宣伝の代わりに考えていた球団保有が、徐々に考え方を変えていった経緯を正直に書いているという印象。以前の自分を明確に間違えていた、と言っており、この年齢の社会的に成功した経営者がそのように言えるのは素直に凄いと思った。
    もう少しいろいろと踏み込んで書いて欲しかった気はするけれど、とても興味深く読むことができた。

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    2024年05月06日
  • グッドリスクをとりなさい!

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    オリックスのカルチャーを知りたくて、宮内さんの本を手に取った。

    今でこそ大企業で福利厚生も手厚い会社になってるけど、ベンチャースピリット溢れるチャレンジングな会社だと思った。

    宮内さんは現状のオリックスに不満がありそうだけど。

    大企業でベンチャーみたいに働く、をテーマに僕も頑張ってみようと思う。

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    2022年03月29日
  • グッドリスクをとりなさい!

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    ネタバレ

    オリックスの前会長兼CEOで、現シニア・チェアマンの経験を踏まえた若手ビジネスマンへのメッセージ。
    ミクロとマクロ、専門性と大局観、時代の流れに乗りながらも状況を疑う、仕事・会社を通じての貢献、世界に目を向けつつ歴史に学ぶ。
    ポイントは分かりやすく、熱意の大切さを感じる。
    ただ、エピソードや感情表現が少ないので、著者自身の熱さは直接的には感じにくかった。
    15-28

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    2015年02月07日
  • グッドリスクをとりなさい!

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    ●チャレンジするということは、とりもなおさず「リスクをとる」ということ。失敗を恐れていてはなにごとも始まりません。リスクをしっかりと受け止めつつ前に進むことで、新しい道が開けます。一歩前へと踏み出すことに不安を覚える人もいるでしょうが、何もしないでいることこそリスクと考えるべきです。なぜなら、動かないまま手をこまねいているうちに世の中の変化に対応できなくなる可能性があるからです。しかし、やみくもに突っ走ればいいかというとそうではなく、とるべきリスクをみきわめることが大切。自分にとって価値あるリターンが期待でき、仮に失敗したとしてもその経験が将来への糧になるようなリスク、すなわち「グッドリスク」

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    2015年01月02日
  • 私のリーダー論 時代を切り開く10ヵ条

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    オリックスの経営者を長年務めた筆者によるリーダーとしての条件。
    前向きに考え、いろいろな場所に顔を出す。
    即断することがリーダーシップではない。
    組織よりも人材を変える。

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    2019年01月03日
  • グッドリスクをとりなさい!

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    全編にわたって納得感が高い一冊。バブルに乗らないことは、ビジネスチャンスを逃すことになるというあたり、勝負師だな。ところどころにあった具体的な話が面白かったので、もうちょっとディテールが読みたい感じ。

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    2015年02月21日