榛名しおりのレビュー一覧

  • ロクサリーヌ夜話~夜の王女と輝ける海~【イラスト付】

    購入済み

    まさにラブロマンス!

    高級娼婦のお話ですが、自分的にはいやらしい描写もなく逆に甘酸っぱいといいますか‥なんとも切ない純愛物語でした。
    ストーリーも感情も丁寧に描かれていて、その時代、背景も自然と思い浮かべることができ、さすがとしか言いようがありません。
    脇を固める方々一人一人も魅力的で、一つ言わせて頂けるならおやじさまのイラストがみたかったなぁという思いです。

    アレクサンドロス伝奇の登場人物にも沢山出会えて懐かしい気持ちにもなりましたし、そういえばそんなこともあったなと、記憶が掘り起こされ、またハミルたちの物語を読み返したくなりました。
    今は絶版のようですが、電子で復活されることを期待しています!

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    2020年06月15日
  • ロクサリーヌ夜話~夜の王女と輝ける海~【イラスト付】

    不器用で一途で切ない恋。大好き

    中学生のころから大好きな作家さんの、泣くほど嬉しかった待ちに待った復帰後一作目。

    戦争によって娼婦にされた女と、拾われて海軍士官になった男。

    設定だけ見るとどんなドロドロした話だろうと思うかもしれませんが、じれったいほど純愛です。
    文庫本発売時、絶対ハッピーエンド宣言!というアオリがつけられていたことを補足しておきます。

    往年のファンにも嬉しい懐かしのキャラも出てきますが、この本単体で問題なく読めます。
    でもこの本を気に入ったらぜひ古本ででも「アレクサンドロス伝奇」を読んで頂きたい…!(シリーズ絶版)
    というかアレ伝も速く電子書籍にしてほしい!

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    2019年08月21日
  • 王女ベリータ~カスティーリアの薔薇~(下)

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    ネタバレ

    上下巻まとめての感想でございます
    発売から1ヶ月以上経っていますので、ネタバレも気にせず書いておりますので、未読の方はご注意をば

    ロクサリーヌ以来の、久々の新刊! 新作っ!!
    お待ちしておりました!

    今回の舞台は今で言うスペインの辺りですね
    榛名しおりさんの作品らしく、かなり史実の人物が出てきております。ベリータとフェルディナンドは後世に名を残す王になりました
    作中での二人の初会話は酷いものではありますがw
    周りというか、アロンソが主に心労的な意味での被害が酷そうですがwww

    実の兄弟姉妹に幽閉されてからの、女王という流れは、榛名さんの過去の作品王女リーズと境遇も似ているかな、と

    出て

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    2013年12月20日
  • マリア ブランデンブルクの真珠

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    荒削りだからこそ伝わってくる作者の思いと、作品の力強さ、キャラクターの魅力が存分に読み手をストーリーへと引き込ませる。
    文体は素人臭さが十分に残るが、終盤に向かうにつれ、気にならなくなった。

    ジェットコースターのような展開に、キャラクターへの感情移入は少し難しいが、一人ひとりが際立った迫力とストーリーを牽引する役割を与えられ、十分に全うしていた。
    ラストの穏やかで優しいひと時を迎え、ようやく安堵する。
    とにかくマリアが健気で可愛くて、彼女の幸せだけを願わずにはいられなかった。

    個人的にはオーラが好きすぎて、もうどうしていいか分からない。
    全キャラクターで一番オトコマエ(男前?漢前?)だと思

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    2010年03月14日
  • マリア ブランデンブルクの真珠

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    主君の姫君の身代わりとして侵攻してきた敵である
    フリードリヒの夜伽相手として寝室に送られたマリア
    そんな敵である筈の相手の子供を身籠る。

    ベタな展開といえばそうなんですが、複雑な心境と
    絶望に陥りながらも前向きに生きるヒロインが可愛いです。
    挿絵も素敵。


    この人の小説はどれも歴史に実在した人物が出て来たり
    主人公が素敵で周りもいい男がいいのではずれは無いと思います。
    勿論フィクションですが歴史好きな人には更に楽しめると思います。

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    2009年11月11日
  • マゼンタ色の黄昏 マリア外伝

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    「マリア」の外伝。おもに親世代のお話。「マリア」よりエンターテイメント性が強め。でも悲劇的結末。
    ミステリ風な短編漫画が巻末に1編収録されてます(この話は個人的に好き)。
    個人的に、キャラではユリアが好き。

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    2012年07月23日
  • マゼンタ色の黄昏 マリア外伝

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    「このかわいそうな人には、他の男の子どもを何人も産むことはできても若様のお子を宿すことは、永遠にできないのだ」

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    2009年10月04日
  • マリア ブランデンブルクの真珠

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    榛名氏も大好きな作家さんの一人です。実はこの本表紙買いだったのですが、予想以上に私のツボを刺激してくれました。
    主人公の凛々しさと、ときめきの要素を心得た一冊。

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    2009年10月04日
  • 王女ベリータ~カスティーリアの薔薇~(上)

    購入済み

    購入して良かった

    物語がどんどん進んでいき、あっという間に読み終わってしまい、下巻も買ってしまいました。
    ヒロインも、兄弟も皆個性があり魅力的。
    史実も調べてみたくなるような内容です。

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    2020年06月25日
  • 女伯爵マティルダ カノッサの愛しい人

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    (15-46) ヨーロッパ史で有名な「カノッサの屈辱」事件。名前は知っていても、なんか教皇に破門されてそれを解いてもらうためにひたすら謝った皇帝がいたという程度しか知らなかった。でもその程度しか知らない方がきっとこの小説を楽しめると思う。そうだったのかあの事件にはそんな秘話があったのね!と私はつい思ってしまった。何でその場所がカノッサだったのか納得した。面白かったよ。

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    2015年05月29日
  • 王女ベリータ~カスティーリアの薔薇~(下)

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    (No.14-9) ヨーロッパ歴史ロマン。舞台は15世紀のイベリア半島。上・下巻をまとめて書きます。

    内容紹介を、表紙裏から転載します。
    『カスティーリア王だった父の死後、幼い弟と別れ、母と二人、修道院に幽閉された王女ベリータ。その後母とも引き裂かれ、孤独のなか誰も信じられずにいた。
    16歳になったある日、ベリータは王宮からの使いだという男たちに外の世界の連れ出される。訪れた館で彼女が再会したのは、死の床にある弟だった。
    その日からベリータの運命は一変する。王位継承をめぐる策謀・・・。

    ベリータは、現国王妃ファナに拉致されそうになった。自分の娘にカスティーリアの王位を継がせるため、無理やり

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    2014年04月02日
  • マゼンタ色の黄昏 マリア外伝

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    六十過ぎの老公爵に嫁いだエルザは、宰相の息子と恋に落ちる。だが、エルザにはハプスブルグ家の姫君としての責務に、固く自分を戒め、許されざる恋に煩悶する。

    これ以上切ない恋愛小説はないかもしれない……。
    ここまでの悲恋を書ききった作者さんに脱帽です。
    賢く、美しいエルザは悲恋をより美しくさせる登場人物ですし、騎士道を貫くフランツは潔かったです。

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    2013年10月12日
  • 王女ベリータ~カスティーリアの薔薇~(上)

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    うわああ!最近は電子書籍ばかり買ってましたが、ふらっと本屋に足を運んでよかった。久々に榛名作品の新作が。イラストもいつも通り美麗。このタッグは何もためらわず買いです。

    序盤はヒーローよりラモンが可愛くて仕方なかったです。下巻でガラッと雰囲気が変わるのかなあ。
    上巻では名前だけのアラゴンの王子はメインキャラで登場するのだろうか…?どんな人物なのか楽しみです。しかし早くも主従を超えられない悲恋の予感。
    下巻が待ち遠しすぎて同時発売でも良かったのにとワガママもこぼしてみたり。

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    2015年04月30日
  • ブロア物語

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    ネタバレ

    久々目に付いたので再読。天真爛漫すぎる天使レイチェルの好き嫌いが非常に分かれそうですがこの著者さんで問答無用でハッピーエンドなのはこれ位なので一番好きかも。わがままで甘えん坊の彼女が、恋を知って、自分一人で生き残る位なら相手と一緒に死のうと歌を歌いながら戦場に出ていくシーンは何度読んでも泣けます。

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    2013年09月03日
  • マリア ブランデンブルクの真珠

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    ネタバレ

    キラキラ少女漫画なイラストにライトノベル分類なんで多少少女漫画ちっくですが、著者さんがヨーロッパの歴史が好きなのが、さらりと歴史的にも触れられておりなかなか楽しめる作家さんです。この話は最初戦争の敗軍ということで●●されるというなかなか非道な展開なんですが、そこから始まる恋もあるということで…。もっと歴史に詳しかったらより楽しめるのかも。続編もあるよー。

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    2013年09月03日
  • ブロア物語

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    12世紀フランスの歴史ものフィクション
    歴史フィクションですが恋愛モノ(?)の色が濃いです
    歴史キライーという方でも楽しめる小説です
    私は現実逃避したい時によく読んでいます

    強国に挾まれ悩むブロア領主アスラン、政略結婚から逃げ出すその妹レイチェル、領主に恋するがゆえに別の男に体を許してしまう待女ジェシカ、騎士になれない体に苦悩する若きフランス王フィリップ、身分を捨て自由に生きる吟遊詩人ブラン。強い者が正義であった時代、若者たちは、運命に逆らい、本当の愛を模索していた。十二世紀のフランス、豊かなブロアの大地に、熱い青春の伝説が語り継がれる。 (紹介より)

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    2010年08月30日
  • マリア ブランデンブルクの真珠

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    再読。
    当時、ヨハンのマリアへの行いがかなり衝撃的でショックでしたが、綺麗なお話だとも感じました。久しぶりに読んでみると、人を愛する姿勢が綺麗だな、と。

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    2009年10月04日
  • マリア ブランデンブルクの真珠

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    17世紀後半のドイツが舞台で、フランデンブルク選帝侯フリードリヒとクレプト家の娘の話。

    私的にソニアがちょっと可哀想と思いました。ネフード・ミクエルが好き。

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    2012年07月23日
  • マリア ブランデンブルクの真珠

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    榛名しおりさんのデビュー作品。やっぱりこの人の作品をいくつ読んでもこれが一番面白いと思う。私の好きな時代ということもあるけれど。
    モノ的にはハーレクイン・ヒストリカル。

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    2009年10月04日
  • 王女ベリータ~カスティーリアの薔薇~(上)

    購入済み

    つづきが気になる。

    この著者の、歴史物は期待を裏切らないですが、
    今回は上だけなので、不完全燃焼です。早く下巻が読みたい!

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    2013年11月18日