志名坂高次のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
絵が超絶!
なのダ。
主人公のダメダメさ加減も、成長度も、読んでいて気になるところだけれども、むしろ、純粋に絵を楽しみたい!
ストーリーは船が沈没して無人島にたどりついたが、実はその島…と典型的な漂着ものか、と思わせといて、読んでいくと絵が尋常じゃなくなってくる。
生々しく迫ってくる感じがどうにもするのだ。
HDの映画をみるかんじ?
写生に近いイラストをフルバージョンで見る感じ?
どれも的確に言い表しているとは思えないけど、表す絵というよりも、絵で描かれたそのもののまわりを微妙に感じさせる絵。
全巻通して読んで、とても贅沢させていただきました。
-
Posted by ブクログ
戦国三大奇襲の一つ厳島合戦。毛利元就と陶晴賢の戦いは、毛利元就の勝利となったのですが、この戦いの決着を決めたのは突然海から現れた大怪獣でありました。
戦働きで一旗あげようと陶晴賢軍に参戦していた農民の十郎太。ともに参戦していた村の仲間を怪獣に殺された彼の復讐譚の趣で物語は始まります。
復讐と鍛錬のために諸国を巡っていたであろう十郎太と出会ったのは、織田信長。彼らの出会いと、襲来する大怪獣との戦いが、戦国乱世に何をもたらすのか。
2巻はこれも三大奇襲の一つ、桶狭間が描かれるようです。
さて、怪獣相手にどう立ち回るのか。日本刀は歯が立たないので、木製のハンマー装備していた十郎太。斬撃よりも打撃 -
Posted by ブクログ
ネタバレ全巻イッキ読み。
猿も怖いけど、猿より人が怖いやつ。前作もだけど、「これどうやっても死ぬやん」と、どうやったら生き残れるん?みたいな場面が次々訪れるし、とんでもなく腹立つキャラもいる。
ただ、前作を経てさらに強くなった善人主人公陣は最後まで真っ当に真っ直ぐに生きて生き抜くし、「なんだこいつ」と思ったけど意外と良い奴みたいなのもいて、上手いなって思います。死んで欲しくないキャラも簡単に死ぬけどね。あー、死んだー!って何回も心の中で叫ぶ。
面白くワクワクできる漫画でした。
でもあの猿バカ女だけは許せませんから。私、絶対許せませんからー! -
購入済み
なかなか面白かった
モンキーピークシリーズは全部読んでますが、短編としては面白かったです。
サバイバル要素はモンキーピークほどありませんでしたが。
ただ、一つ残念だったのがヒロインがイマイチだった事かな。
感情移入にあたり、やはりヒロインは美形で性格が良い方が事件が起きた時のショックがより大きかったんじゃないかなと思います。