芳沢光雄のレビュー一覧

  • 群論入門 対称性をはかる数学

    よい

    あみだなど身近なものを活用して、平易な言葉で説明してくれる貴重な本。群環体を一気に説明する本が多いが絞ってる点も逆にいい
  • 離散数学入門 整数の誕生から「無限」まで

    よき

    基本的なところを説明してくれていて、助かります。少し簡単すぎかなと最初は思いましたが徐々に上がっていくことであとから躓くこともなくなるよい本です
  • 数学的思考法 説明力を鍛えるヒント
    2022/07/23
    学生時代に数学から逃げてきたので、それを自戒する意味を込めてと、数学の考え方って大切だとは思うけどそれをどうやって活かしていったらいいのかいまいちよく分からないから何かのヒントがあればと思って読んでみました。
    数学の面白さや、数学的思考をするとは具体的にどういうことなのかがとて...続きを読む
  • 今度こそわかるガロア理論
    ページ数は索引を含めても181ページと薄い。その分、説明に冗長性や補足は少なく、表記法や論証の理解に難儀した。細かい部分でなぜそうなるのかは、それまでのページの論証から読者が推論することを求められる。その意味では、代数の教科書の一冊目として本書はお勧めできない。また、まえがきにあるような初心者用だと...続きを読む
  • 論理的に考え、書く力
    タイトルだけ見て、文書を書く教科書みたいなつもり(実際にそういうものを探していたので)で購入したら、中身はまったく違っていた。
    現在の大学における諸問題から、入試の変化、社会の変化、数学と国語力の関係等々、普段から漠然と考えていた、すべてのことは独立ではなく全て繋がっているということを、少し具体的...続きを読む
  • いかにして問題をとくか・実践活用編
    G・ポリア氏が書いた「いかにして問題をとくか」を実践活用編として、現代社会の情勢に合わせて焼き直したものだと思った。
    芳沢先生の名前は失礼ながら知らなかったのだが、ゆとり教育の弊害や、日常生活に数学の思考法が役に立つと言う著書を沢山出しておられる。
    最近、ポリア氏の著書を読み返して色々と考え直す所が...続きを読む
  • 新体系 高校数学の教科書 上
    甘くみていた。さらっと読めるような内容ではなく、それなりに本気で取り組まないと分からない。本書よりもさらに高度な数学を理解しようとすることを目的にしている人たちにとっては、本書は非常に有益である。軽く高校数学を理解したいだけの人たちには、内容が難しすぎる。
  • いかにして問題をとくか・実践活用編
    前作の続編の形をとっているが著者は別人だったんだ。
    内容としては前作よりボリューム感に欠ける感じがするが内容的にはどちらも興味をそそるものになっていて大変満足した。
  • 数学的思考法 説明力を鍛えるヒント
    試行錯誤、論理的な説明の説明があります。
    読んでも、まだ説明力が増えていないのは自分の能力不足なのかもしれない。
  • 算数・数学が得意になる本
    現在理系ばなれが進行しています。
    自分自身、小・中・高と数学がキライではありませんでした。
    国語の読解問題に比べて、数学は答えが一つしかないので公式さえ分かってれば
    解答できるので好きでした。
    この本のタイトルにあるように読んで得意になるかは疑問ですが、
    少なくとも読めば興味がわくと思います。
  • 数学の苦手が好きに変わるとき
    数学が苦手な人に対しても引きのある事柄を例に、数学と日常生活の繋がりを教えてくれる1冊でした。
    難しい証明は読み飛ばしてもいいと忠告をしていて、数学の苦手な人への配慮がとても手厚くされており、読んでいてストレスが無かったです。
    自分自身数学が苦手ですが、とても楽しく読めました。
  • 新体系 高校数学の教科書 上
    大学教員としては、こういう「変わらない高校数学教科書」は大変重宝する。高校数学からなくなってしまった内容を学生に教えるとき、参考となるからである。

    まえがきにある通り、著者が想定している読者は「ある程度高校数学を理解できるだけの数学力がある人」である。本書で取り上げられている諸々の概念そのものがわ...続きを読む
  • 新体系 中学数学の教科書 下
    親しみやすい題材を盛り込み、多くの箇所は読みやすい。ただし、相似の章は、著者が意図して曖昧さを排除してかなり本格的な証明を行っているため、証明を含めて内容を追うのは少々大変かも。ほかにも、一意に定まることを示すタイプの証明は、なぜこういうことが必要なのかわかりにくい読者も多いかもしれない。
  • 新体系 中学数学の教科書 上
    後半の証明オンパレードが本書のキモ。ここをちゃんと読み理解することが、下巻以降につながるのだろう。自分が中学生だった頃は、確かにこんな感じで証明をけっこうやった気がする。文体が硬めなので、本当に中学の数学を学び直したくても、内容以前に本書の日本語が読めずに投げ出すことはありそう。
  • AI時代に生きる数学力の鍛え方―思考力を高める学びとは
    これからの時代、数学はとにかく大事だよ、ということを只管訴え続ける本。
    2019年3月に文科省と経産省が発表したレポートに「第4次産業革命」が現在進行しており、そのために欠かせないのは科学が3つあり、『第1に数学、第2に数学、そして第3に数学である』と述べられているそうです。
    数学は将来役に立たない...続きを読む
  • AI時代に生きる数学力の鍛え方―思考力を高める学びとは
    数学教育に携わる者として読まねば、と。具体例も豊富で、わかりやすかった。根本理解の大切さ、理解したときの学習者の喜び、大事だよねー
  • 群論入門 対称性をはかる数学
    あみだくじやパズルゲームといった導入から群論を学べる。最初に離散数学の基本的な定義がまとめられているが、しっかり学んだ経験がないと読みにくいかも。
    とは言え、群論を気軽に入門するには分かりやすい。
  • 群論入門 対称性をはかる数学
    本書は群論について,主に具体例から導入している(例:偶置換と奇置換をあみだくじや15ゲームで説明)。厳密性は専門書に任せるところとして,導入という意味合いでは「離散数学入門」よりも方向性が分かりやすかった印象。
  • 数学的思考法 説明力を鍛えるヒント
    芳沢さんの本が好きで読んでみた。
    論理的に試行錯誤して考えることの大切さがわかる。
    例で出てくる登場人物みたいなことを、無意識に自分もやってしまっていたりする。そうした自分の癖を把握して、意識的に考え説明出来るようにしなければと思った。
    なぜその結論になるのか、
    その目的には何が分かればよいのか、
    ...続きを読む
  • 数学的思考法 説明力を鍛えるヒント
    結果論的思考から戦略的思考へ。論より証拠→証拠から論→論+証拠などなどヒントが満載でした。
    算数・数学が好きになります。様々な事象を事例を用いて解説されており、難解な式も出てこないので、サクサク読み進められます。
    算数・数学が苦手だと思っている方は、ぜひ手に取ってみてください。見方が変わると思います...続きを読む