高橋三千綱のレビュー一覧

  • 我ら九人の甲子園 (1)

    悲劇のヒロイン「神林陽子」

    このスポ根漫画、半世紀前に「漫画アクション」に連載されていましたね。主人公の「小林誠一郎」が「アパートの狭い部屋」で母と妹との3人暮らしをしているのに対して主人公のガールフレンドの「神林陽子」と言う女の子は「豪邸」で暮らしていましたし、二人のこの「格差」もこの漫画のキーポイントでしたね。それにしましてもこの漫画に登場しています「神林陽子」と言う女の子、まさに「悲劇のヒロイン」ですね。大好きな主人公には勿論ですが、大嫌いな「米沢」と言う家庭教師にもあの伊藤詩織さんみたいに目に合わされましたし、父も病気で帰らぬ人になり、彼女自身も「孤児」になってしまいましたね。「行きは大名、帰りは乞食」とはまさに

    #感動する #泣ける #カッコいい

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    2024年04月22日
  • がんを忘れたら、「余命」が延びました!

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    ガン患者である高橋氏の経験が背景にある対談なので説得力十分。むしろ生やQOLに対する態度の問題と考えた。

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    2018年09月30日
  • 作家がガンになって試みたこと

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    想像していた内容とは全然違っていた。
    生き方にも、体力にもあまりの凄さに唖然とさせられたが、それは根本に死に対してジタバタしても始まらない的な究極の楽天の心が奇跡的な生還をもたらしたのは間違いない。
    はい、「ガンもあきれて逃げていく」ということが実際、どういうことなのか、はっきりわからせていただきました。

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    2018年07月25日
  • オンザティ

    購入済み

    涙腺大崩壊

    小学生の頃、「父の耳」がジャンプの読み切りで掲載されており、当時10歳ながらもワンワン泣いた記憶がありました。
    感性が形成された作品、ずっと気になってました。
    現在二児の父になり、ちょうど夫婦喧嘩や育児に疲れていたときに心の浄化をしなければ、と
    「ジャンプ 読切 父親探し」でググって辿りました。

    掲載されてない他の話も、親子の切なくてグッとくる温かいというか熱い(本宮先生だからでしょうか)ストーリーでまた改めて感動し、家族というものを、考えさせられました。

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    2019年06月21日
  • 猫はときどき旅に出る

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    文章に才能を感じる。しかし作者はその才能のまま書いて読者からの視点がない。その分分かりにくいところがあり、つまらない。

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    2016年07月20日
  • 猫はときどき旅に出る

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    ネタバレ

    高橋氏の文章の魔力が煮えたぎっているかのような、不思議な味わいのある小説。実際にあったことなのかなんてもはやどうでも良く、この直喩表現の理解しがたい巧みさにやられてしまって呆然としたまま最後まで読まされた。快作である。

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    2013年04月12日
  • 天使を誘惑

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    山口百恵と三浦友和主演映画の原作。さわやかな青春ものかと思いきや、ドロッとした感じもところどころ。これが時代の空気感ってやつだろうか。
    健気な恵子に対して主人公の「ぼく」の不実でおこちゃまなこと。「ぼく」に限らず、地方から就職で東京に出てきた女性を二号さんみたいにしちゃったり、浮気はするし、浮気相手を妊娠させるし。かたや恵子は、帰ってきた「ぼく」が上着を脱ぐのを手伝いしまったり、結婚前にできた子を「ぼく」には言わず堕胎したり。1970年代後半の男と女って、しかも二十代にしてもこんなものだったのかとびっくりした。
    ストーリーも「ぼく」のひとりよがりの日々を綴った感じで、こんなのが文学としてまかり

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    2024年11月17日
  • こんな女と暮らしてみたい1

    購入済み

    半世紀近くも前の作品

    半世紀近くも前の作品である。絵柄もストーリー展開もずいぶんと時代を感じさせられる。うまく行っても不思議のない二人の関係が、何回やってもうまくゆかない、という話の連続。最初のうちはそれはそれで面白いと思えるが、よく似た話のが続くのでそのうち飽きてきてしまった。

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    2022年07月04日