ふゆの仁子のレビュー一覧
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攻め:大澤健吾
受け:野城高久
副操縦士の野城は新しく引き抜かれてきた操縦士:大澤の歓迎会でお酒を飲みすぎて。実は野城は酒癖が悪いと同期からたしなめられていたがその中山はそばに居なくて、そのまま大澤の家で飲み直すことになり、自覚がないまま誘ってしまい…。
身体の関係が出来ているのに、それ以外での野城に対する大澤の態度の冷たさが分かりにくい。野城の父が亡くなった時の操縦士が大澤の父だったからとか、大澤の性格が不器用だからとか説明はあったものの、それにしては冷たすぎのような…。
操縦についての描写はなるほど〜という感じ。
飛行機物だとどうしても事故とかトラブルとかを書かないと緊張感が出ない -
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ネタバレ銀行に勤める澤純耶は暴力団の跡目である、小早川卯月と恋人関係にある。
純耶の卯月を想う気持ちは、日々強くなるけれど、二人の立場上、外で自由に会うこともままならず、二人の関係については、ひたかくしにしなければならない。
そんな状況に、純耶は立場の違いを感じ、苦悩する。
そんな中、卯月の組内部で揉め事が起き、卯月の考えに反対する人物が出てくる。
そして、卯月の弱みとして純耶が標的になり、攫われてしまう――。
という話でした。
「愛しかいらねぇよ。」の第二段の話。
前作で無事に結ばれて、ハッピーエンドを迎えた二人でしたが、今作では、付き合い始めたらやっぱり問題がいっぱい出てきた……と -
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ネタバレ里美はある晩、行きつけの店で知り合った行きずりの男と関係を持つ。
今まで女に限らず、何人かとの男とも関係を持った里美だったが、その男とした行為は、今までの誰よりも里美を夢中にさせた。
鍛えた身体をスーツに包み、「痛がる表情も俺を煽るためなんだろ?」と里美を翻弄するその男。
遊びのはずが、快楽に囚われたのは里美の方だった。
いつ意識を失ったかも覚えていないくらい、その彼との行為に溺れた里美が翌日、目を覚ますと彼はもうすでにいなくなってしまっていた。
そのことにショックを受ける里美だったが、それから二週間後、もう二度と会うことがないと考えていた彼から連絡が入る。
そして、今まで知ら -
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ネタバレ澤純耶は8年前の恋をいまだに引きずっていた。
純耶の恋の相手は、高校3年生の純耶のクラスに転入してきた暴力団の跡取り息子・小早川卯月。
卯月は、その生い立ちからクラスメイトから遠巻きにされていたが、純耶はそんな卯月と親しくなる。
しだいに二人は惹かれあい、関係を持つようになるが、卯月の教育係、岩槻から住む世界が違うと諭され、最悪の別れ方をしてしまう。
しかし、8年後、思いもよらない偶然から二人は再会する。
再会した二人は再び関係を持つが、純耶は過去の出来事から素直になれずにいるところを、無理やり抱かれてしまう。
それ以後も、その時の写真をネタに脅されるように抱かれるが、純耶は、む -
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ネタバレアンリが恋人だったリシャールと別れてから10年が経った。
アンリは未だにリシャールを忘れられず、想いを引きずっているもののリシャールからの「会いたい」という連絡を拒み続けていた。
なぜなら、絶対的な白人至上主義者であるリシャールに、自分が日系の血を引いていることを言い出せないためであった。
しかし、そんなアンリの前に、10年の時を経てリシャールが姿を現す。
再会を拒み続けるアンリに対して、交差点で止まっている車の前に飛び出すなど、おおよそリシャールらしからぬ行為に、そして、「アンリが来るまでそこをどかない」と言い張るリシャールにアンリは渋々、連れ去られることを了承するが、リシャールに -
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