黒川清のレビュー一覧
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日本人は寄らば大樹の陰で、エリートは大企業の中で集団として成果を上げてきました。しかし年功序列が崩壊した今、個人として世界に通用するプロフェッショナルにならなければなりません。
◆20代の過ごし方
失敗を恐れず、積極的に飛び込んでチャンスに挑戦する
一流の人の仕事ぶりを間近に見て、本物を知る
同じ場所に安住せずに、場を変える
◆30代の過ごし方
「群れ」から距離を置く
聴衆を意識して、短い時間で簡潔にアピールをする
小さくても1つの組織の長になる
挫折を通じて自分の武器に気づく
メンバーとしての責任をもつ
結婚などライフステージの変化に柔軟に対応する
◆30代以降の過ごし方
広い歴史 -
Posted by ブクログ
「国会事故調報告書」地震と津波による自然災害ではなく「規制の虜」に陥った「人災」であると明確に結論付けた。
「規制の虜」とは、規制する側(経済産業省原子力安全、保安院や原子力安全委員会など)が規制される側(東京電力等の電力会社)に取り込まれ、本来の役割を果たさなくなってしまう事を意味する。
その結果「過酷事故は起こらない」と言う虚構がまかり通る事になった。
「国会事故調」の調査中に感じた事の総まとめの本。「政治、行政、銀行、大企業、大学、どこにいる「リーダー」も同じである。日本人は全体としては優れているが、大局観をもって「身を賭しても」と言う真のリーダーがいない。
国民にとって、なんと不幸なこ -
Posted by ブクログ
今自分の進路や色々な選択で迷いの中にある僕にとっては背中を押してくれるような一冊になりました。
まず何にでもエイヤっで挑戦してみる価値はあるんだなと。
著者の二人は世界で活躍されてらっしゃる方のようで、その二人が世界でキャリアを作るには、国際的に通用するような人になるにはどうすればいいかという持論を述べているような内容になっています。
本自体は2006年出版なので、10年も前からグローバル化が叫ばれていたんだな、ということを感じます。
”世界で”と語ったりするときに、日本を下げて、外国を持ち上げるといったことがありがちだと思いますが、この本にもそんな一面を感じました。せっかく海外で活躍されて -
Posted by ブクログ
ネタバレ参考になった。備忘録のため、以下心に残ったフレーズ、ポイントを引用。
心に残ったフレーズは、
プロフェッショナルに不可欠な資質は、人生に対する基本的な姿勢であること。「プラス指向であり、まず行動ありき」という姿勢が必要。
仕方がないではなく、何とかなるから何とかするへの転換が出来る人。
No Action Talk Onlyでは駄目!まずアクション!
また、「この世には自分はひとりしかない、何か勝負できるもの、意味があるはず、それで勝負」という姿勢も大事。これは、同時に「すべての人にはそれぞれの意味・価値がある」という考え方に結びつくため、多様性への共感と理解につながる。
また国際派