【感想・ネタバレ】なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのかのレビュー

あらすじ

異論を唱えるのは、ビジネスパーソンの義務である。民間・官僚機構、大小の別なく、組織というものには、責任回避 先送り 不作為 前例踏襲 改善の否定 組織の利益優先という組織を腐敗させ、停滞させる元凶である「巨大生物」が潜んでいる。そして、その巨大生物の多くは、組織の上層部にいる「オジサン」たちに巣くい、不祥事が生じたときに、「私は聞いていなかった。速やかに原因を究明し、再発防止に努める」と、まるで当事者意識のないコメントを口にさせることになる。本書は、マッキンゼーを経て、郵政改革、国会事故調に関わった著者が、改革の足を引っ張る巨大生物の姿を明らかにしつつ、抵抗勢力を駆逐し、異論を唱える義務を負う組織へと変革させる手法を説いた一冊。

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Posted by ブクログ

私は聞いていないと言って責任回避=無能の証。
組織がマインドセットに陥らないよう、異論を唱える義務を課す。そういうことができる組織であらねばならない。

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2016年06月30日

Posted by ブクログ

コンサル系の人なんで、ちょっとうざい。
それでも「異論の出ない組織」の分析は面白かったな。要は、官僚組織。
確かになあと思った。それが、じゃあ「異論」を出すのが義務である組織に変えるには、辺りがもう受け付けない。なんだろうなあ。それしかない感じだからかな。一つの可能性なのに。

「異論」が義務である組織が成り立つには。

ファクトに基づくこと。
多様性はあるが価値観、目的が一致していること。
謙虚であること。

異論ばかりの日本の野党が、どれ一つも当てはまってないのが、萎える。

0
2025年03月14日

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