一条ゆかりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「有閑倶楽部2」3
著者 一条ゆかり
出版 集英社
p318より引用
“おー クソのことならプロフェッショナルだがや”
金持ちの子供たちが主人公の、アクション少女漫画。
主人公たちの幼少の頃の話から殺人事件解決の話まで、胸のすく
ような活躍を見せてくれます。
上記の引用は、主人公の一人の父親の一言。作中で肥桶を肩に
担いでいる姿が出てきたりしていますが、80年代に入っていて、
それほど多く人糞堆肥を使っている地域が残っていたがどうか、
少し疑問に思います。まあ漫画の表現として、農家の姿を誇張し
て描かれているのでしょうから、疑問を持つ所では無いのかも知
れませんが。
人糞をキチン -
Posted by ブクログ
「有閑倶楽部1」3
著者 一条ゆかり
出版 集英社
p148より引用
“いやいや大変な発明だよ
ノーベル賞ものだ”
金持ちの子供たちが主人公のアクション少女漫画。
暇を持て余している高校生の主人公たちが、政治家やスパイたち
と渡り合ったりと、胸のすくような活躍を見せてくれます。
上記の引用は、とある話のオチに関する一言。有名で昔の漫画
なので、書いてしまってもいいのかも知れませんが、読んだこと
のない人のためにコレ以上は書かないようにしておきます。
この発明が実現すれば確かにすごいことですが、少々気持ち悪く
も思います。
2・3年前にドラマ化されていたように記憶していますが、なん -
Posted by ブクログ
ネタバレコーラス本誌で途中(萌が妊娠するあたり)まで読んでたけどグダグダだったのでその後は読んでない。天使のツラノカワ以降一条ゆかりの衰えが目立つなとは思っていて、プライドの途中で見限った感じ。
一巻はまだアシ絵もそれほど多くなく、展開に勢いがあって昼ドラ的に楽しめる。萌って最初はこんな地味キャラだったっけ。根性悪な時期が連載期間の大半だったので最初のイメージを忘れてしまっていた。史緒がお嬢さま生活から転落してクラブで歌手として働きはじめ、萌が史緒が底辺生活から成り上がりを図ってホステスやり始めるまで。主要人物は全員ここで出揃った感。 -
Posted by ブクログ
面白かったし、何度でも読みたいと思わせるのは流石だとは思うが、全体的に史緒に都合が良い終わりだったなと思った。
やはり人間生まれ持った美貌と育ちには勝てないということですかね。萌がああいう風にならざるを得なかったのがよくわかるし、多美子の少しずれた感覚もよく理解できる。不幸な親子がようやく仲直りしかけたというのに、あんまりだと思った。史緒の私が育ててあげる! というのも萌から子供を奪ったようにしか思えない。萌には子供と幸せに暮らして欲しかった。
萌の歌っている姿がとても好きだった。史緒のように歌が好きだから歌うのではなく、生きるために、苦痛を忘れるために自分というものを振り絞って歌う