高杉啓子のレビュー一覧

  • 愛しくて憎い人【ハーレクイン・セレクト版】

    ネタバレ 購入済み

    葛藤

    ハーレクインのよくある展開には安易におちいることなく、それでも切実さと緊迫した状況で ヒロインが心を惹かれていく事に納得できます。
    甘いシーンは、目の見えない状況だけに通常より 敏感にお互いの感情と感覚が感じられて よかったです。ヒロインの反撃とそれに対するヒーローの苦悩も カタルシスを喚起するのに十分でした。

    #切ない #感動する

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    2021年07月29日
  • 愛に怯えて

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    ヒロインが、自分はいつか離婚されるんじゃないかという不安感と、夫が義妹の触手に陥落するんではという不穏な空気が終始漂っている 
    ヒロインの独白だけなので、夫の心情は文脈からしか分からないもどかしさが、よけいに先へ先へと読ませる
    精神衛生上最悪な、継母や義妹との “キツネとタヌキの化かしあい”にも果敢に立ち向かうヒロインのタフさは見事

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    2017年01月02日
  • 愛に怯えて

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    ネタバレ

    素敵な作品でした。
    お互いに政略(ビジネス)結婚で結ばれた夫婦だと思い込み、特にヒロインは自分たちの間にあるのは体の繋がりだけだと思っていた。
    でも、夫を愛している妻は魅力的な彼から愛されたい。
    〝愛している〟の一言を彼から聞きたくて、ギャビーは葛藤を続けます。一方、実は夫のベネディクトも妻と同じようなことを考えていました。
    互いに愛し合いっているのに、なかなか素直になれない二人のもどかしさがよく伝わってきます。
    最後にベネディクトが〝愛しているよ、君は僕の太陽だ〟、ギャビーに告げたところで物語りは終わります。
    身近にいるからこそ、素直に気持ちを伝えられない、〝愛している〟のただ一言が言えない

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    2015年02月12日
  • 白いベールは偽りの色

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    伯父夫婦に育てられたヒロイン。一生懸命働き牧場主となったヒーロー。ひじょうに人間関係に不器用なヒーローが望んだのがヒロインなのだ。そんな事知らない彼女は伯父の経営する銀行を救うために彼との結婚を強制させられて戸惑っている。最初こそヒロインの立場を考えると大変だなぁと思っていたが 2人とも親のいない人生をどうにか生きてきた状況や真面目な考え方や行動に好感がもてる。伯父がヒーローに対してしてきた事を考えると腹立たしいよなぁ。なんか精神的に強い男でとても素敵なヒーローだ。変なとこで焼きもちやいてる姿は可愛いのである。

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    2010年04月27日
  • 白いベールは偽りの色

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    牧場主ヒーローxボランティア活動家ヒロイン

    出てくる人がみんないい人でストレスないんだけど
    山場もあまりなくてふつうでした。

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    2015年06月15日
  • 愛に怯えて

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    富豪同士で周囲の勧めで結婚したギャビーとベネディクト。実は相思相愛でした…までの話。今回の色気女はアナリースでした。

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    2012年03月12日
  • 罪深き天使

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    母親に振り回され虐げられながら子供時代を過ごしてきたヒロインには同情するが 遺産を相続したあとの病んだ生活から抜け出すことをせずにウジウジしてる姿にはウンザリだ。牧場・石油会社経営ヒーローが なぜか彼女の項垂れた子犬のような姿に保護欲をかき立てられてるのが不思議だ。こういうほっとけない雰囲気の美人に弱いんだろな。ふーん。
    彼女の母親は子供を利用した詐欺師で自分の娘にそんな仕打ちをしたのかと読んでて気持ち悪くなった。そりゃ彼女が病んでたのも頷ける。

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    2012年02月02日
  • 白いベールは偽りの色

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    幼くして両親を亡くし、伯父夫婦に育てられたアリソンは、伯父の経営する銀行が経営難で存亡の危機にあると知らされた。ある日彼女は、牧場主のブルーを訪ねるよう伯父から命じられる。ブルーは貧しい生まれながら油田を当てて大富豪になった人物で、数回すれ違っただけだが、厳しい表情と青い瞳が印象的だった。その彼が、銀行を救う代償に彼女との結婚を申し入れたという。世間の信用を得たいからって、妻をお金で買おうとするなんて!そんな結婚は論外だが、伯父への恩を思うと簡単には断れない。なんとか話をつけようと、アリソンはブルーに会うことにした。

    ヒーローが捻くれてる。そして純真なヒロイン。ヒロインの叔父は最低だけどテン

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    2010年05月25日
  • 白いベールは偽りの色

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    面白いんだか面白くないんだかよく解らない本だった…。
    ヒーローもヒロインも『イイ人』で、
    最初はヒロインが反発するものの、強く憎み合っているわけでもなく。
    淡々と物語が進んでいき、大きな山場も無く、
    極悪人が登場するわけでもなく、
    最後に【しょぼい犯人】が捕まり、めでたしめでたし…。
    もっと…、ヒーローかヒロインに感情移入出来ればよかったんだけど…。
    色々、中途半端感が否めなかった…。
    個人的にはスーザン・フォックスのおしん的ヒロインが好きなので、それを期待したんですけどね。
    普通に幸せなヒロインでした☆

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    2010年05月19日