高杉啓子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ素敵な作品でした。
お互いに政略(ビジネス)結婚で結ばれた夫婦だと思い込み、特にヒロインは自分たちの間にあるのは体の繋がりだけだと思っていた。
でも、夫を愛している妻は魅力的な彼から愛されたい。
〝愛している〟の一言を彼から聞きたくて、ギャビーは葛藤を続けます。一方、実は夫のベネディクトも妻と同じようなことを考えていました。
互いに愛し合いっているのに、なかなか素直になれない二人のもどかしさがよく伝わってきます。
最後にベネディクトが〝愛しているよ、君は僕の太陽だ〟、ギャビーに告げたところで物語りは終わります。
身近にいるからこそ、素直に気持ちを伝えられない、〝愛している〟のただ一言が言えない -
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Posted by ブクログ
幼くして両親を亡くし、伯父夫婦に育てられたアリソンは、伯父の経営する銀行が経営難で存亡の危機にあると知らされた。ある日彼女は、牧場主のブルーを訪ねるよう伯父から命じられる。ブルーは貧しい生まれながら油田を当てて大富豪になった人物で、数回すれ違っただけだが、厳しい表情と青い瞳が印象的だった。その彼が、銀行を救う代償に彼女との結婚を申し入れたという。世間の信用を得たいからって、妻をお金で買おうとするなんて!そんな結婚は論外だが、伯父への恩を思うと簡単には断れない。なんとか話をつけようと、アリソンはブルーに会うことにした。
ヒーローが捻くれてる。そして純真なヒロイン。ヒロインの叔父は最低だけどテン -