橋本五郎のレビュー一覧

  • 安倍晋三 回顧録
    安倍元総理は理念先行型の政治家だと思っていたが、徹底的なリアリストであったことが伺えたし、その姿勢を貫いたことが長期政権の維持につながっていることが理解できた。清濁併せ呑むような感じは見習いたい。
  • 安倍晋三 回顧録
    マスコミが発信する情報からは知ることができない事情が垣間見える一冊でした。
    安倍総理大臣は、いつも何事にも本当によく考えていたということを認識できました。
  • 安倍晋三 回顧録
    回顧録というより回顧インタビュー記録という形で一つ一つのトピックに関する内容は少し薄めかもしれないけどそれが逆に気軽に読みやすくはなっている。
    総理大臣という立場の人がこんなようなことを考えて行動しているのか、というなんとなくのイメージが少しは感じられる。そして政治家の選挙に関する勝敗の感覚が1番の...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    親安倍のみならずアンチ安倍でも読むべき一冊。
    憲政史上最長の政権は数々の事件や国際問題に直面したわけだが、それらにどう考えてどう対処していったのかが率直に語られる。自己正当化の弁説とけなすこともできるがまずは読んでみることをお勧めする。
    役所の無謬性に関する意見は役所にとどまらず日本社会の傾向として...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    憲政史上最長の通算8年9か月にわたった安倍晋三政権を、退任後間もない安倍元総理がインタビュー形式で振り返る回顧録。
    安倍元総理が銃撃に斃れてしまった今となっては、非常に貴重な現代政治史の史料である。この企画を進めていただいた関係者の方々に敬意を表したい。
    評判どおり、人物評、省庁評を含め、とても率直...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    彼の政治思想への賛否はともかくとして、日本の首相経験者の思考を辿れる超一級のドキュメントであるのは間違いがない。私は数時間に渡って一気に読んでしまい、目が冴えてしまった。

    右翼だろうが左翼だろうが、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、車掌さん、お嫁さんなど、万人が読むべきではないか。
  • 安倍晋三 回顧録
    彼が総理大臣であった頃は、かなり批判的に見ていたのです。政権の後期に発現した多くの問題については、メディアを通して知り、憤りを感じたり、逆に冷笑したりとね。

    でも、世界的に著名な人だし、その最期があまりにも衝撃的だったから、この本が出た時点でこれは読まなくては!と思ったんですね。

    自分が小市民的...続きを読む
  • 総理の覚悟 政治記者が見た短命政権の舞台裏
    忘れっぽい日本人のために、近年の総理列伝。
    僕のような被災地出身者にとって、129ページ以降に記された、東日本大震災に際しての菅内閣の対応ぶりは永遠に記憶し、語り継がなくてはいけない。
    「総理は誰がやっても同じ」ではない。ナルシルトで実行力のない総理大臣と政権党を担ぐと、こんなに酷い目にあう。菅内閣...続きを読む
  • 総理の器量 政治記者が見たリーダー秘話
    総理としては、吉田茂、中曽根がよくやったという印象。民主党の歴代総理は総理としての器ではなかったのだとつくづく思う。
  • 総理の器量 政治記者が見たリーダー秘話
    読みやすい本です。中曽根康弘、小泉純一郎などの歴代総理を記者の見方で書いています。まえがきにリチャード・ニクソンの『指導者とは』の「テレビの前にすわってぼんやりしている若者は、あすの指導者にはなり得ないだろう」という一説を紹介しています。大平正芳の章では、「権力は必要な限度でゆるされる」と紹介し、民...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    コロナになり病気が再発して首相を退任した後、本書の著者らによるインタビューを受けて在任中を振り返った内容を、死後に回顧録としてまとめた1冊。インタビューに答えている形式なので、普段の安倍元首相がざっくばらんに軽く話している雰囲気が感じられた。
    よく言われていたように、味方と敵に分けて自分の意見に反対...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    思ったより面白かったと言うのが正直な感想。
    登場人物がトランプさんをはじめ超VIPばかりだから面白くないわけないか。
    安倍さんの場合、どうしても光と影があっていろんな意味で賛否両論分かれるけど歴史に残る政治家と言う事実は否定しようがないな。
  • 安倍晋三 回顧録

    貴重な記録

    一国の首相経験者にあんなことが起きなければ出版もされなかったし、読むこともなかった本。
    まだ読み終えていないが、少なくとも安倍さんは財務省のいいなりではなかったことが分かる。
    小泉政権時の好青年的な表情からどんどん政治家らしいお顔に変わっていったのが印象深い。
  • 安倍晋三 回顧録
     「安倍晋三回顧録」、2023.2発行、472頁。橋本五郎氏、尾山宏氏が2020年10月から2021年10月まで、2hx18回、合計36hのインタビューをまとめたものです。2006.9~2007.9、90代内閣総理大臣。2012.12~2020.9、96代内閣総理大臣。2022.7.8没。
  • 安倍晋三 回顧録
    回顧録には自己正当化がつきまとい、時を経るとその度合いが強まるから早いうちに回顧録を。
    という著者の意図は納得したが、すでに自己正当化と美化は始まっていました、笑
    生前のロングインタビューによる回顧録。
    割と赤裸々に語っていて読み物としては面白かった。民主党政権への批判、数の論理の正当化、恩に報いる...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    政治家なので常に良くも悪くもという枕詞はつけてしまうが、類稀な偉大な政治家であったということには異論はない。
    これだけの胆力を持つリーダーの登場を切に期待する。
    おもしろかったか?とてもおもしろかったよ!
  • 総理の器量 政治記者が見たリーダー秘話
    三木さんから小泉さんまでの、全員ではないが総理につて五郎さんが書く。
    読み終わって誰がどうだったか全く覚えていないが、書かれた当時は民主党政権だったのだけど、その違いに驚く。
    リーダー論としてもいいのではないか。
  • 総理の器量 政治記者が見たリーダー秘話
    賛否両論はあるけれど、安部首相に至るまでの各首相のことがよく分かる。そして、菅、鳩山各氏の無能さが浮き彫りになる。