【感想・ネタバレ】総理の覚悟 政治記者が見た短命政権の舞台裏のレビュー

あらすじ

足かけ6年に及んだ小泉純一郎長期政権以降、第一次安倍晋三内閣から民主党の野田佳彦にいたるまで一年程度で総理が交代することになった理由は何なのか。そして民主党はなぜわずか三年で政権を手放さざるをえなかったのか……。沖縄米軍基地移転、東日本大震災、消費税アップ等の外交・内政の重大問題への対応を中心に、日本記者クラブ賞受賞のベテラン記者が日本政治とリーダーのあり方の問題点を描き出し、国を背負って立つ政治家の責任を問う。

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Posted by ブクログ

忘れっぽい日本人のために、近年の総理列伝。
僕のような被災地出身者にとって、129ページ以降に記された、東日本大震災に際しての菅内閣の対応ぶりは永遠に記憶し、語り継がなくてはいけない。
「総理は誰がやっても同じ」ではない。ナルシルトで実行力のない総理大臣と政権党を担ぐと、こんなに酷い目にあう。菅内閣でなければ、助かる命もあった。初動の遅れは後世からも厳しく糾弾されるべき。

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2014年07月23日

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