橋本五郎のレビュー一覧

  • 安倍晋三 回顧録
    2次にわたる安倍政権7年9ヶ月間の内政、外交、国会論戦について、その時々で安倍元首相がどう考え、決断したかが、意外なほど率直に語られている。

    聞き手も、タブーを設けることなく、答えにくい事柄についても適切に問うている。

    本文だけで約400ページだが、内容に惹かれ、ほぼ一気読みだった。

    本人の逝...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    私は単純で信じやすいので、安倍さんは本当にすごい人だと思ってしまいました。安倍さんの視点で書いているのでもちろん違う人の視点から見ると全然違うのかもしれない、プラスとマイナスが逆転するほど違うかもしれないが、でもこんなに考えてこんなにも行動力のある人はなかなかいないと思う。本当に皆好き勝手いうけど動...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    パーティー券のキックバックや、森友、加計、いろいろ叩かれてますが、、、
    新卒の内定率を劇的に上げたのは、安倍さん。
    世界における日本のプレゼンスを上げてくれたのも、安倍さん。
    増税一辺倒の財務省と戦ってくれたのも、安倍さん。
    デフレ脱却に向けた日銀とのアコードを結んでくれたのも、安倍さん。

    御用記...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    故安倍晋三元首相へのインタビューを中心とした回顧録。首相在任期間を追う形で、その時々の思い、決断の過程、自身を取り巻く環境などを存分に語られている。亡くなられたばかりで、政治家としての評価はこれからの歴史の中で定まっていくのだろうが、現時点では戦後最大級の政治家の一人として確実に名前を連ねる存在だっ...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    政治家ですので全てがクリーンとは思っていませんが、日本の為に戦った安倍さんに感謝しています。
    安倍さんが首相だった時代に生きたので回顧録であり、歴史書として読めました。
  • 安倍晋三 回顧録
    政治の裏側がこんなに複雑だったとは!
    財務省強すぎてやばいな!

    当時は思わなかったが
    安倍さん以上の総理はなかなか現れないだろう

    僕も
    叩かれて叩かれて強くなる鍛造品
    を目指します
  • 安倍晋三 回顧録
    超大作。刊行してくれて本当にありがとうという気持ちでいっぱいになりました。悔しくも凶弾に絶たれてしまった2022年。戦後最長の総理大臣を経験した人間の回顧録というのは本当に価値のあるものです。この本からでしか知り得ることのできなかったさまざまな背景など大変興味深かったとともに、国とは何かを考える良い...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    日本政治の裏側、ダイナミクスがよく分かる本だった。安倍首相の志をヒシヒシと感じ、失っては行けない人を失ったのだと、強く感じた。


    ・拉致問題について
     安倍首相は、個人的に拉致問題に力を入れており、他の国策もそれに合わせる場面があったのではないか。私から見ると、敢えて言うと、被害者の数が少ない拉致...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    大変日本のことを考えてくださっていた総理大臣だった。歴史的にも価値のある本だと思う。
    総理大臣は皆回顧録を公開したらより良い日本になっていくのではないか。
    海外のトップとのやり取りでメディアでは分からないところが多々あり大変面白かった。大変勉強になった。
  • 安倍晋三 回顧録
    安倍首相の話題を目にし耳にすると今でも涙がながれる。
    一度も会ったことがないのになぜなんだろう。
    この本も読んでいるあいだに幾度か涙が出た。
    これからもふとした時に小川榮太郎の『約束の日』を読み
    『安倍晋三 回顧録』を読みかえして涙を流すことになると思う。
    もう一度、首相として活躍する姿をみたかった...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録

    ただただ、涙・・・。

    2023年7月読了。

    出版されて直ぐに買ったのに、どうしても手が伸びなかった一冊。

    先日、「元番記者」を自称する元NHK解説委員の方の『実録…』とやらを読み、「それでは本人自身のお話を伺いましょう」と決意し、本を開いた。

    読み始めて直ぐに、あの懐かしい舌っ足らずで、幾分セカセカと話す口調の、故...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    じっくり時間を掛けて拝読。和やかな笑顔と人望ある、人たらしの方だったのだなぁと改めて感じた。

    菅元首相であり最大の右腕の国葬弔事に再び涙。

    一度だけ、イヴァンカ来日、登壇の際、国際女性会議の場で安倍さんを生拝聴したことがある。女性の社会進出を進めてくれたことに一番感謝しています。

    お疲れさまで...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    安倍さんが人生を懸けて「政治家」という仕事に必死に心血注いで臨んでいた事がわかりました。勿論政治的考えが相容れない方も大勢いらっしゃるのは間違いありませんが、直向きに国民のために取り組んでいた。野田佳彦元首相の追悼演説も全文掲載していますが、政治的に相容れないながらも初当選同期で切磋琢磨した野田さん...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    安倍元総理の辞任後に行われた36時間のインタビューを取りまとめた、400ページ近くの大作! 第1章はトピックが広くあまりまとまっていない感はあるが、第2章以降はおそらくインタビュアが年表をしっかり準備して臨んでおり、各年の各出来事について時系列で詳細に網羅されている。単に語り口が面白いだけでなく、安...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    安倍さんが同時多発的に党内、永田町内、国内、世界中から膨大な問題が飛んでくる中でハードな意思決定繰り返していたと思うと尊敬しかない。政治を批判する前に読んでおきたい一冊。
  • 総理の器量 政治記者が見たリーダー秘話
    ○政治の要諦は人事。人事が目的になってはいけないが、何をやろうと本気で考えるならば的確な人事に精一杯心を砕く。(中曽根首相ページ)
    ○日本のリーダーのタイプ
     縦軸・・・上・原則志向~下・状況志向
     横軸・・・左・和の志向~右・力の志向
     ※原則志向+力の志向→小泉首相、サッチャー首相
     ※状況思考...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    安倍晋三さんに対し、好き嫌いや支持不支持に捉われず、フラットな目線で読んだ。総理の決断というものは非常に重く、国の将来を背負った決断を日々行わなくてはいけないのはストレスの極致で、並の耐性ではできないのがよく解る。ただし書中では失敗談がほとんどなく、自画自賛とも言える肯定的な内容ばかりで読み手として...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    安倍氏については特に支持不支持はありませんが、オバマ、プーチン、トランプ、小池百合子氏とのやりとりの様子、興味深く読みました。
    長い間総理を務められた事、お疲れ様でした。
  • 安倍晋三 回顧録
    二度の政権によって憲政史上最長の首相在任期間を過ごし辞任した後の安倍くんへのインタビューをまとめたという。欧米では大統領などを務めた人が退任後に回顧録をまとめておくことが半ば当たり前のことだという。在任中に何を思い何をなしたか、下した政治の背景に何があったかを記録しておくことが務めだからといった趣旨...続きを読む
  • 安倍晋三 回顧録
    相変わらず敵味方をくっきり線引きし、敵に対してはある意味小ばかにしたような、しかし容赦ないばっさりとした物言い。これぞ安倍晋三である。彼は多数派の政治家だったので、その多数派に入れていた国民からすれば力強い不出のリーダーに映り、少数派に属していた人からすれば、最大公約数を探すことなく容赦なく切り捨て...続きを読む