加藤嘉一のレビュー一覧

  • われ日本海の橋とならん
    中国を知る手始めには偉い人が書いた小難しい本よりコレ。

    「暇人」の国家が望む社会的な位置づけ。個人主義の裏には「無関心」。彼じゃなくては書けないことが多々ある。

    読みやすく伝わりやすい一冊。
  • 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか
    【ポイント】
    28/公共の秩序というものが存在しないというより、人々がそれを重んじていない。
     だから秩序が生まれない。(遠慮のない中国人)
    31/公共の場での道徳教育は、子供に対して、ことの是非をわからせる最も  効果的な方法(日本)
    32/日本人は、公共の場で礼儀正しい自分を演じ、周囲の...続きを読む
  • 頼れない国でどう生きようか
    対談集です。加藤さんという人は、知らないけど、古市さんは、こういう対談をもっとやって欲しいなー、というのが読後感でした。
    出版されて9年経ったけど、古市さんのスタンスは変わっていない感じを受けました。
    それと詩を書いていたのは、知らなかったです。
    この詩がまた凄い。
  • リバランス―――米中衝突に日本はどう対するか
    エズラヴォーゲルに加藤嘉一が聞いたロングトークをまとめたもの。
    ヴォーゲルは流石にリベラルでベトナム以来の米国の戦争に反対、目下習近平の人民中国が向かいつつある米中対立にも反対、日本にも人民中国にも厳しいことはあまり言わないのは研究活動に差し障るからか。パンダハガーというよりは全方位にリベラルである...続きを読む
  • 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか
    中国の人達の国民性がよくわかった。外では戦って(席取り、並ばないで割りこめたことに喜びを持つ)家では、穏やかにすごしている。日本人は外で我慢、内弁慶ということになるほどーと思った。
  • 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか
    中国論というと、想像か抽象論がほとんどで、正直よくわからん、という気がするが、本書は若い著者の等身大の体験で描かれているので、イメージがしやすいし、わかりやすかった。
    本著者のような人が多く現れて、日中関係が前向きに、建設的に進むことを切に願う。
  • 「不器用」を武器にする41の方法
    著作を読む限りでは作者は不器用だとはあまり思えない。実際本当に不器用なら、それを武器にするのはかなり難しい。
  • 頼れない国でどう生きようか
    日々の生き方のノウハウ交換。語学をどう身につけるか、使える情報をどう集めるか、どうすれば読まれる文章が書けるか、自分をどう管理するか、人間関係をどうマネジメントするか、日本と中国どう見据えるべきか、若さという武器、これからどう生きていくか

    若者というより中堅、がんばってるなぁ。親にもなってもらいた...続きを読む
  • 北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言
    150410
    北と中国は近くて遠い
    国境で法律など紙切れに等しい。本当に追い詰められた人たちの必死な人生がある。
    日本人としての自由や幸福が何の努力もなく継続されるなどとは考えてはいけない。
  • われ日本海の橋とならん
    とにかく熱い本で、加藤嘉一さんのすごさがよく分かりました。短期間で中国語をマスターした勉強法はもちろん、あれだけ日中のことを中国語で論じられるのは見事としか言いようがない。北京に留学経験のある私には、加藤さんの視点から見た中国や北京大学の実情など、とても興味深かったです。
  • 脱・中国論 日本人が中国とうまく付き合うための56のテーゼ
    自分にとって中国は唯一海外での駐在生活をしたことがある国で、そういう意味でも特別な国のひとつです。

    不幸な出来事もあり、必ずしも満足できる日々ではありませんでしたが、あれから数年経って中国ビジネスから離れた今でも未だに自分を魅了し続け、気になって仕方ない存在です。

    そんなわけで、中国関連の情報収...続きを読む
  • これからの中国の話をしよう
    博報堂で若者研究を専門に行っている原田氏と中国で日本人オピニオンリーダー的存在の加藤氏の対談本。

    80後と90後での考え方・ファッション・人生観・ブランドに対する考え方の違いについては詳しく書かれています。

    また、421構造(80後の前半の世代の多くが夫婦二人が一人の子供を育てながら、それぞ...続きを読む
  • 北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言
    タイトルの内容は一部分のみ。
    北京留学時に知り合った留学生との会話が紹介されているが、後半のほとんどは北朝鮮と中国の国境に行った時の話。
    北朝鮮の学生から見ると、日本は言論の自由はあっても行使しない、情報を得られるのに得ようとしないと見えている。
  • 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか
    さすが第一人者という活躍っぷり。ただ、スゴイ人の文章がスゴイかどうかは全く別問題という典型的な例かも。
  • 頼れない国でどう生きようか
    同年代、同い年ですでに社会で活躍されてるお二方の対談本。

    日本や中国の現在や未来をもっと熱っぽく語ってるかと思いきや、意外とドライだし、語学の学び方なんかについての話題もあって思ったより柔らかめの感触だった。

    ただ加藤さんの熱さと古市さんのクールさというかドライさは極端すぎて、どっちに寄ってもし...続きを読む
  • 北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言
    よくわからない北朝鮮を知ろうと手にとったが、読み終わった後もよくわからない。。。
    中国の北朝鮮に対する姿勢は納得できる説明があったのでこれを収穫としよう。
    著者のモチベーションの高さには違和感があるなあ。
  • 頼れない国でどう生きようか
    古市さんを読み進めていく中で、タイトルが気になり選んだ本。加藤さんとの対談まとめ。少子高齢化の日本、発展しているけど先が見えない中国…今後生きていくには、”自分の市場価値を上げる必要がある”というよくある結論。
    語学や人脈という苦手分野に関して、活躍している2人の考え方は1つの方法として参考になる。...続きを読む
  • 北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言
    リアリティが刺激的だった。
    日本人はぬるい。北朝鮮の優秀な人材が世界経済で活躍する日を願う。政治が変わると人も変わってしまうか。
  • 北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言
    中国で一番有名な日本人が聞いた北朝鮮主導層の肉声。という触れ込みですが、内容のほとんどは中国と北朝鮮との間の国境を旅したときの記録に終始しております。タイトルだけ見ていると違うものを想像するでしょう。

    本書は題名こそ『北朝鮮スーパーエリート達から~』となってはおりますが、彼らとの交流が描かれてい...続きを読む
  • 頼れない国でどう生きようか
    新進の文筆家・加藤嘉一、古市憲寿両氏の対談本。

    印象に残ったところを箇条書きで。
    ・日米中の言語構造
    ・日本の「新書」
    ・所有というリスク(家も賃貸)
    ・パーティや会食でのピンポイントなパフォーマンス(自己PR戦略)
    ・孤独という状態がデフォルト過ぎて
    ・部分最適は得意なのに、グランドデザインが描...続きを読む