加藤嘉一のレビュー一覧

  • われ日本海の橋とならん

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    自分と同い年でこのような生き方をしている人がいるということがショック。中国に関して色眼鏡で見ることの多い自分だが、見方が変わった。やはり生で行かないとわからないことがたくさんある。

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    2012年01月04日
  • 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか

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    大変、参考になった。
    普段、中国人と会話をしているが、彼のようには未だ入り込めていないことを実感した。刺激になった。

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    2011年12月11日
  • 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか

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    筆者は高校を卒業してすぐに中国へ渡り、北京大学に在籍しながら中国メディアでコメンテーターとして活躍している。本書では日中の歴史観の捉え方や政治の違いについても言及されている。本書で1番気になった問題提起は「日本は本当に自由なのか、中国は本当に不自由なのか」である。改めて考えてみると、日本には言論の自由が確保されていながらも閉塞感が漂っている。筆者はこれは日本独特の暗黙の了解、つまりは空気を読むという文化に起因していると説いている。
    今後日中の関係はますます重要になってくるため相互理解は欠かせない。しかしながら、両国民同士のお互いの信頼関係はまだまだ紆余曲折している。そんな中、年も1つしか変わら

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    2011年11月02日
  • われ日本海の橋とならん

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    中国を知る手始めには偉い人が書いた小難しい本よりコレ。

    「暇人」の国家が望む社会的な位置づけ。個人主義の裏には「無関心」。彼じゃなくては書けないことが多々ある。

    読みやすく伝わりやすい一冊。

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    2013年01月08日
  • 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか

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    日中両方を詳しく、現地の視線で見てきた著者が語る、両国と、その国民性の違い。

    合理性や歴史に何を求めているか、政治的経済的に本当に自由なのはどちらか、といった議論はなかなか面白かった。

    公私の考え方、身の振り方等は根本的な価値観自体が違うんだな。
    歴史問題に白黒、舐められないように武力行使を、といった、いわゆる「右」な考えは、両者とも疲弊するだけで、建設的な解決ができないというのも一理あると思う。
    結局、外交や政治はいかに妥協点を探るかなので、いたずらにナショナリズムを煽ったり、他責的な論調は無駄かなと感じた。

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    2011年05月12日
  • 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか

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    【ポイント】
    28/公共の秩序というものが存在しないというより、人々がそれを重んじていない。
     だから秩序が生まれない。(遠慮のない中国人)
    31/公共の場での道徳教育は、子供に対して、ことの是非をわからせる最も  効果的な方法(日本)
    32/日本人は、公共の場で礼儀正しい自分を演じ、周囲の人に対して細かく 気を払う。
     公共の利益と良好な秩序を何よりも優先している。

     敗戦後は特に、周りに遠慮する、気を遣う、空気を読むという習慣の形  成に力を注いできた。
     それは、国民一人ひとりが個人の自由と引き換えに形作ってきた妥協の産 物かもしれない。

    37/公共の場は、社会のメン

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    2019年01月06日
  • 中国「軍事強国」への夢

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    著者は中国国防大学教授(上級大佐)で、中国軍人の中でもタカ派として知られている劉明福

    内容よりもこの人物に関心。ただの覇権主義者かと思いきや、非常に魅力的らしい

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    2024年08月21日
  • 頼れない国でどう生きようか

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    対談集です。加藤さんという人は、知らないけど、古市さんは、こういう対談をもっとやって欲しいなー、というのが読後感でした。
    出版されて9年経ったけど、古市さんのスタンスは変わっていない感じを受けました。
    それと詩を書いていたのは、知らなかったです。
    この詩がまた凄い。

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    2021年08月24日
  • リバランス―――米中衝突に日本はどう対するか

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    エズラヴォーゲルに加藤嘉一が聞いたロングトークをまとめたもの。
    ヴォーゲルは流石にリベラルでベトナム以来の米国の戦争に反対、目下習近平の人民中国が向かいつつある米中対立にも反対、日本にも人民中国にも厳しいことはあまり言わないのは研究活動に差し障るからか。パンダハガーというよりは全方位にリベラルであるように見えた。
    日本の政治家評を見るとかなり急所を突いているように思うので、米中の政治家評も同じレベルで信頼できるなら面白い。
    次は鄧小平評伝を読んでみよう。

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    2021年01月09日
  • 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか

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    中国の人達の国民性がよくわかった。外では戦って(席取り、並ばないで割りこめたことに喜びを持つ)家では、穏やかにすごしている。日本人は外で我慢、内弁慶ということになるほどーと思った。

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    2020年02月28日
  • 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか

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    中国論というと、想像か抽象論がほとんどで、正直よくわからん、という気がするが、本書は若い著者の等身大の体験で描かれているので、イメージがしやすいし、わかりやすかった。
    本著者のような人が多く現れて、日中関係が前向きに、建設的に進むことを切に願う。

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    2021年08月08日
  • 「不器用」を武器にする41の方法

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    著作を読む限りでは作者は不器用だとはあまり思えない。実際本当に不器用なら、それを武器にするのはかなり難しい。

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    2016年02月20日
  • 頼れない国でどう生きようか

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    日々の生き方のノウハウ交換。語学をどう身につけるか、使える情報をどう集めるか、どうすれば読まれる文章が書けるか、自分をどう管理するか、人間関係をどうマネジメントするか、日本と中国どう見据えるべきか、若さという武器、これからどう生きていくか

    若者というより中堅、がんばってるなぁ。親にもなってもらいたい。

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    2015年08月29日
  • 北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言

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    150410
    北と中国は近くて遠い
    国境で法律など紙切れに等しい。本当に追い詰められた人たちの必死な人生がある。
    日本人としての自由や幸福が何の努力もなく継続されるなどとは考えてはいけない。

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    2015年04月10日
  • われ日本海の橋とならん

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    とにかく熱い本で、加藤嘉一さんのすごさがよく分かりました。短期間で中国語をマスターした勉強法はもちろん、あれだけ日中のことを中国語で論じられるのは見事としか言いようがない。北京に留学経験のある私には、加藤さんの視点から見た中国や北京大学の実情など、とても興味深かったです。

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    2014年10月11日
  • 脱・中国論 日本人が中国とうまく付き合うための56のテーゼ

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    自分にとって中国は唯一海外での駐在生活をしたことがある国で、そういう意味でも特別な国のひとつです。

    不幸な出来事もあり、必ずしも満足できる日々ではありませんでしたが、あれから数年経って中国ビジネスから離れた今でも未だに自分を魅了し続け、気になって仕方ない存在です。

    そんなわけで、中国関連の情報収集は訪問や書籍を通じて続けているのですが、現在中国で最も有名な日本人と言われる加藤嘉一氏による著作に勝るものはそうありません。

    自分の広報経験から言っても、マスコミの報道は初めに結論ありきの裏付け取材が基本だと思いますし、物事のある一面は言い当てているかもしれないですが、それ以上ではない。

    その

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    2014年09月14日
  • これからの中国の話をしよう

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    ネタバレ

    博報堂で若者研究を専門に行っている原田氏と中国で日本人オピニオンリーダー的存在の加藤氏の対談本。

    80後と90後での考え方・ファッション・人生観・ブランドに対する考え方の違いについては詳しく書かれています。

    また、421構造(80後の前半の世代の多くが夫婦二人が一人の子供を育てながら、それぞれの両親の面倒を見ないといけない状況)や、2010年に起きた李剛事件(結局懲役6年)、入試における少数民族に対する優遇(加分)制度、映画「狙った恋の落とし方」に見られる海草族など、通訳の大切さ(できればハーフを採用すべき等)、中堅大学卒業者採用のメリット、薬を買うためのローンがあること、メンツを重ん

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    2014年06月01日
  • 北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言

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    タイトルの内容は一部分のみ。
    北京留学時に知り合った留学生との会話が紹介されているが、後半のほとんどは北朝鮮と中国の国境に行った時の話。
    北朝鮮の学生から見ると、日本は言論の自由はあっても行使しない、情報を得られるのに得ようとしないと見えている。

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    2014年03月29日
  • 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか

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    さすが第一人者という活躍っぷり。ただ、スゴイ人の文章がスゴイかどうかは全く別問題という典型的な例かも。

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    2014年02月27日
  • 頼れない国でどう生きようか

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    同年代、同い年ですでに社会で活躍されてるお二方の対談本。

    日本や中国の現在や未来をもっと熱っぽく語ってるかと思いきや、意外とドライだし、語学の学び方なんかについての話題もあって思ったより柔らかめの感触だった。

    ただ加藤さんの熱さと古市さんのクールさというかドライさは極端すぎて、どっちに寄ってもしんどそうな気がする。それくらいお二人ともキャラが立ってるからこそのご活躍なんだろうけど。

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    2013年11月30日