長嶋修のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
4月に転勤するかも知れないので読んだ。
今住んでいるところは災害リスクが小さいようで、この4年間で災害が直撃したことは一度もなかった。のほほんと暮らしていたので、災害リスクが大きい土地に引っ越す可能性を考えると本当に憂鬱。
読んでみて、一にも二にも立地が大事ということがよく分かった。特に水災は立地で回避できるし、地震も地盤の固いところを選べば被害は軽減できそう。勤務先が決まったら取り敢えずハザードマップと国土地理院地図を確認しよう。
自分は今のところ一生賃貸で良いかと考えているが、もし買うとなると選ぶのは本当に難しいだろうなと思った。判断基準が多すぎる。
出来ることならもう一度北海道に住みたい -
Posted by ブクログ
オーソドックスでよくまとまっている一冊。
住宅購入が初めて、という人にもオススメ。
注目の街「大山」は激しく同意。あの巨大な商店街は
魅力的だ。そして、都心にも近い。
一方、人気の街だった、たまプラーザ、青葉台は
危ないんだとか。確かに高齢化率はハンパない。
「味よし!コスパよし!」の飲食店とか多いんだけどね。
今の若者には少し都心から離れすぎか。
あと、前よりましだが田園都市線が込みすぎる。。。
ただ、コロナ禍でリモートワークが一気に普及して、
これから郊外のあり方が変わる可能性が出てきた、
というのが本書刊行時点と異なるところ。
都会で狭い部屋にこもってると鬱々とするだろうしね。 -
Posted by ブクログ
1992年に生産緑地法が改正され、東京23区、首都圏などの政令指定都市において、固定資産税が農地並みに軽減される生産緑地制度が適用された。この適用期限が2022年に迎えて、全国で1万4000ha弱の住宅用地が放出される。
人間の平均寿命推計と同様の手法を用いると、木造住宅の平均寿命は65年、マンションは68〜150年。
ホームインスペクションの費用は、30坪の一戸建てで5〜7万円。3〜4時間でできる。
建築基準法は1981年6月に施行された。1983年以降に完成していれば、新耐震基準で建てられていると考えてよい。
水道の配管は30年経ったら交換時期。金属系の配管は錆びて赤水が出る。
-
Posted by ブクログ
懲りもせずマンション購入の電話による勧誘が頻繁にかかってくる。借金によりマンションを購入し誰かに貸せば節税も蓄財もできるというのが謳い文句。だが、新築マンションを貸し出す場合、ローンのほかに、管理費、修繕積立金、賃貸管理料といった諸経費がかかり、資産価値も10年もすれば3~4割は下落してしまうという。トータルで考えれば毎月、資産価値の目減り分にも満たない額しか受け取ることができないというのが実態。新築住宅を貸し出すというのは損得を抜きにして、それでも手放したくないケースにのみ当てはまる例外的措置と言い切る。このほか、経済成長を伴わないインフレ下では、むしろ不動産には下落圧力が働く。欧米ではマン
-
Posted by ブクログ
ネタバレ前半は不動産投資が必要な理由(というより、今後給与収入のみでは生活が難しいことなど)を書き連ねています。不動産投資は良い投資であるものの、万人には勧められないとのことです。これからの世界で求められるであろう物件(高齢化社会)であるとか、不動産購入・維持にかかる費用であるとか、物件選びから内覧のポイントなどが書かれていて、参考になりました。
特に具体的な内覧時の確認ポイントなどは「へぇ」と思うことが多くて勉強になります。クラックなんて単語知りませんでしたからね。どの程度のひび割れくらいだと危険なのか? など色々と判断基準・観点がわかって勉強になりました。契約後(購入後)の管理も大事とのことで手