霜島義明のレビュー一覧

  • 樽

    Posted by ブクログ

    ヴィクトリア朝の香り残る、1910年代のロンドン。
    波止場に荷揚げされた樽が、たまたまぶつかって、ちょっと破損してしまった。
    係員が気にして調べると、破損の隙間から、金貨がじゃらじゃらと...そして、謎の美女の死体が入っていた...

    捜査が始まった途端に、謎の男が樽を持ち去る。
    追跡。樽を運搬した荷車が、ペンキを塗り直されていた。
    ロンドン警視庁の執念の捜査でたどり着いた荷受人は、何も事情を知らなかった。その上、問題の樽がまたしても奪われて行方不明...

    七転八倒の末、確保した樽。とうとう、開封される樽。中の死体は、やはり妙齢の女性。
    樽の発送元は、パリ。
    舞台は花の都パリへ...。
    死体

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    2016年06月16日