下村湖人のレビュー一覧

  • 論語物語

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    日本人の潜在意識に無意識のうちに浸透している儒教の精神性、そのエッセンスがつまった論語を使い、論語で養われた筆者の思想を物語にした本書。孔子と門人達のやり取りがリアルに浮かび上がり、その思想・教えがナチュラルに入ってくる。論語を身近に感じる一冊。

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    2019年11月30日
  • 論語物語

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    論語の一部を一般に読みやすい物語形式にしている。心が打たれる話が多く、生き方を省みる良い機会となった。今後もたまに読み返したい。

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    2016年11月30日
  • 論語物語

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    面白い。ここに描かれている孔先生はちょっとめんどくさい。論語から入らず、こういう方から入った方が馴染みやすそうだと思えた。
    それにしても、彼らはどうやってお金を稼いでいたのだろう?孔子はともかく、その弟子やさらに下の弟子たちは?

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    2014年04月13日
  • 論語物語

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    論語とは、孔子の教えをまとめた書であるとの知識はあったが、高尚かつ難解な文章で、とうてい理解不能と思っていました。
    本書は、その論語を下村湖人が膨らませ、ストーリー仕立てにしたものです。
    孔子とその弟子達、またその時代に生きた人々の息が、著者によって、ありありと吹き返し、そのぶれない教えの本筋を、現代に生きる人々に教えてくれます。
    この本によって、論語を学んだことになるのかどうか、分からない所ではありますが、入り口としては優れた良書だと思います。

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    2013年03月31日
  • 論語物語

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    論語512章のなかから130章を解説している。解説の仕方はタイトルのごとく物語となっていて、その言葉がでた背景や歴史、門人の性格なども良くわかるようになっている。

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    2012年05月23日
  • 論語物語

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    読んだのは会社のトップが読みやすく、面白いと社内報で言ってたからだ。近々会う機会もあったし、会ったときに話のネタ程度にはなるかなと考えていたからだ。 (こういう、早速買って読みました!というフィードバックは、紹介した人にとってはけっこううれしいんだよね、と心の底で打算的に考えながら)論語はいずれ読んでみたいと思っており、物語形式で書いてあるならわかりやすいであろうし、いずれ論語を手に取る日が来るかもしれない、ということを考えると、とっつきやすい本ならば良いか、という印象をもち、購入した。

    著者の下村湖人という人は、論語を読むことによって生きた人で、この本は昭和10年代と大変古い時代に書かれて

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    2011年11月26日
  • 論語物語

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    『論語』をアレンジして小説化したもの。
    内容も分かりやすく、論語初心者でも楽しんで読めます。
    孔子とその弟子の生々しい会話が描かれています。

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    2011年07月25日
  • 論語物語

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    論語は、きっちり読んではないが、そこそこ知ってるつもりだったし、世の中には論語の解説書やビジネスに生かす論語の本なんかもたくさんある。
    下村湖人は生涯かけて論語を読み解き、教育者として、作家としてその思想を追い続けたという。
    論語のあちこちの場面を繋ぎ合わせて物語に仕立ててあり、短いので読みやすい。
    心にのこるエピソードもあった。
    道を求めるのは処世術ではない。「道は道なるがゆえに楽しみ、礼は礼なるがゆえに好む」のだ。切磋琢磨は苦労だけを言っているのではない。切磋琢磨することそのものを楽しむ心も含まれているのだ、と。
    「君子は憂えず、懼れず」というのは、簡単なことではない。「自ら省みて疚しくな

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    2025年02月02日
  • 論語物語

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    道というのは、有って無いような物なのですね。
    基本的にどのお話も、謙譲の徳が根本にある。
    先生に認められるような生き方をするのは非常に難しそうです。認められた門人は、顔回と子路のみ。
    いつでもなにか自己決定をするときに、丁寧に考えることが必要。そして、それを楽しむこと。

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    2023年08月26日
  • 論語物語

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    ネタバレ

    論語を物語形式ででわかりやすくしてくれてありがたい。
    でも、そうなるとどうしても原文を読み飛ばしてしまうから次はもっと原文よりのを読みたい。



    学んで思わずばすなわちくらし
    深く考える方法がわからない

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    2023年04月29日
  • 論語物語

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    古典を少しづつ読んでいる。少しうんうん私も心がけなくてはと思う所があるが、まだ実力不足でピンとこないモノが多く、進まない。要再読。

    【学】
    何が悪かと言っても、まだ試してもみない自分の力を否定するほどの悪はない

    強いと言うのは、人に勝つことでは無くてくれ己に勝つことだ。すなおに天理に従って、どんな難儀な目にあっても、安らかな心を持ち続けることだ

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    2016年11月24日
  • 論語物語

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    人生の教科書。わかりやすく書いてくれてる内容なのだろうけど、現代の本ばかり読んでいる私には難しいところがありました。

    もっと論語の世界を知りたくなりました。

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    2015年11月04日