あらすじ
論語を短い物語にするユニークな手法で、80年以上読み継がれてきた超ロングセラーが、大幅に読み易くなってよみがえる。全ての現代人にとって座右の書となる論語入門の最高峰。解説=齋藤孝。
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Posted by ブクログ
書店でピンと来て、手に取ってみたが、素晴らしい本だった。
論語をもとに下村湖人さんが、紡いだ小説。
次郎物語は知っていたが、論語物語は、その存在さえ知らなかった。
孔子は聖人で、私たちの理解など遥かに超えた存在だと思う。
今のようにスマホや、インターネットが存在する現代には生まれることのない人間だ。
私は、統合失調症で、病苦を重ねてきただけの人間だ。
病気故か、私の非才故か、不遇をかこっている。
けれど、私にも道を志すことは出来、成功は出来ずとも、成長は出来る。
迷い多き人生ではあるが、孔子の、「天を信じ、己を信じて、正しい道を歩いて入れば、道は必ず開ける」、という言葉を拠り所に、これからの人生を歩んでいきたいと思う。
Posted by ブクログ
論語の各編を編集して、物語仕立てにしている。
論語に造詣が深く無ければ、このような超編集はできないだろう。
青年教育に熱心だったという著者のエネルギーが、物語に乗って語りかけてくる。
論語を全編読みたいと思ってしまった。
Posted by ブクログ
オーディオブックで聴取。論語の内容がわかりやすく物語形式で語られており、オーディオブックで聞くことに適していた。苦もなく何度も聞けるので、論語に触れたいなと思ったときに車の移動時間などを利用してさっと聞けるので重宝する。