コリンP.A.ジョーンズのレビュー一覧

  • 子どもの連れ去り問題

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    ハーグ条約が取り沙汰されている中で、非常に興味深い内容である。日本の司法の在り方の根本にメスを入れる内容である。離婚が3組に1組の中、家庭裁判所がこんな有様では、不幸な離婚が増えるばかりだけではなく、その一番の被害者である子どもたちの、親と会う権利を司法が削り取っているのかいまの日本の家事裁判の実情である。
    DV報告を調査官や裁判官が、さしたる証拠もなく、反証証拠は無視して審判するさまは、国家権力を傘にした独裁者そのもの。家裁はひとりの裁判官が好きなように判断できる構造であることこそが問題。

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    2019年10月18日
  • 手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法―

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    アメリカは法律というより法的思考力を教える
    陪審は法を無視することもできる
    弁護士は、事実の調査と法廷における事実の表現の仕方非常に慎重でないといけない
    言葉の定義を攻撃することが、よくある。
    言葉の定義を、要するに、よかつまりという表現で正すことも戦術として良い
    女性には中絶の権利があるというなら、夫とんる男性にもあると言わないといけない。同性愛いいなら、近親婚だってよくなってしまう
    法の目的はなんか、法はそれをどのように果たそうとしているかを見極めるのが究極の法的思考
    ロウ対ウェイド事件で中絶の権利を争ったロウさんは、実際には子供を産んで反中絶活動家になったのはれきしのひにく
    アメリカの弁

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    2016年01月12日
  • 子どもの連れ去り問題

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    本書は子どもの連れ去り問題について司法の問題を問うものだが、日本の司法の理不尽さに憤りを通り越して涙が出てきた。善良であるはずの裁判官が役所の論理で判決を出してしまう。裁判所の利益が子どもの利益を優越してしまうなど信じられないような問題が提起されている。最後には筆者の提案もありなっとくのできる内容だった。特に親権を親の権利として捉え直そう主張にははっとさせられた。ただ履行の確保が問題としてあげられているのにそれをどう確保するかの解決案が書かれていなかったのが少し残念に思った。日本の現状を知るための良書である。

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    2011年12月20日
  • 手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法―

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    90点。そもそも法的思考とは何か、法を解釈し、運用するとはどういうことなのかを教えてくれる。
    アメリカはふざけた風なものも含め訴訟が多い国という印象だけど、こんな裏があったのね。
    マックのコーヒーが熱すぎる訴訟だとか実例は興味深いし、アメリカの法律家の思考形式を窺い知ることができる。

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    2011年11月29日
  • 手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法―

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    ふぉぉ弁護士こわ!><

    視点の柔軟性に圧倒されました。

    ここに書かれている考え方を脳内の片隅におきつつ、いざというときに使えると良いと思います。しかし普通の人間と仲良くなるために使ってしまうと、単なる揚げ足取りになります。

    アメリカン弁護士の考え方を知る参考になったと同時に、アメリカの司法制度を(理由つきで)俯瞰できて良かったです。

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    2010年10月31日
  • 手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法―

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    米国の弁護士資格を持ち、日本の法科大学院教授をしている(執筆当時)著者の、アメリカの法曹の思考方法を解説した本。日本のように依拠する法律が全国で統一されているわけではない米国では、法律の条文を覚えるよりも、相手に負けないための思考法の習得が重要になる。
    英文の契約書の解釈にはその思考法が当然ながら重要となるので、英文契約書の作成や締結に関わるビジネスマンは必読の書であると感じた。

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    2017年09月03日
  • アメリカが劣化した本当の理由

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    アメリカ合(州)国の生誕から引きずる根源的な問題、いまだに引きずっていることがよく理解できました。
    要は、寄り合い所帯で、本国のイギリス法を借用しながら、利害が絡み合いながら打算で出来た憲法、そして、奴隷制度を持っているゆえの、打算。
    ピューリタンの独善的な考え方が根幹にあり、また、たまたま、第一次世界大戦で経済大国になってしまったが、歴史と伝統がない国、アメリカの限界性がよく解りました。
    そんなアメリカから押し付けられたGHQ史観に騙され続けるエセ日本政府、マスゴミ、許せないと思います(怒)。

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    2017年01月12日
  • 手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法―

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    ネタバレ

    アメリカン弁護士の思考法というか、日米法廷を巡る考え方の違いが主題。アメリカの裁判といえば、本書の中にある熱すぎるコーヒーの例程度のイメージでしか捉えてなかったけど、そもそも性悪説に則った、誰しも公平に訴えを起こす場があるという意味では実にアメリカ的だなぁと思った。

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    2015年03月16日
  • 手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法―

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     弁護士について、誤解のあるところをしっかり説明してくれている。

     もっとも、この本を一般の人が読むことはあまりないのだろうが…。

     タイトルにあるような感じの本ではないので、期待していた人はさぞがっかりだろうな…と思う。

     私にとってはタイトルのような内容だけでなかったのが良かったので、評価が高いのですが、がっかりする人の方が多いかも…。と、私の評価に対する注意を喚起しておきます(^。^;)

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    2014年02月14日
  • アメリカが劣化した本当の理由

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    アメリカの成り立ちを憲法などの観点から見ている。漠然としか理解していなかった彼の国について理解を深めるにはよい本。現状起こっている様々な事柄の背景も憲法や国の成り立ちに依存しているというのも興味深い。

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    2013年04月07日
  • アメリカが劣化した本当の理由

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    米国憲法は奴隷制度を巡る各州の妥協の産物であり、米国は実質的には国家主義であり、本質的には非民主主義である。

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    2013年02月03日
  • アメリカが劣化した本当の理由

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    ネタバレ

    「アメリカに押しつけられた」憲法の改正が叫ばれる昨今、一読の価値がある。合衆国憲法は日本国憲法が模範とするようなものではまったく無く、不完全で不平等で問題だらけの憲法であった。もともと各州がそれぞれ独立した国家の性質を持っていた彼の国では、合衆国政府というものに対する各州の不信感が大きく、その権力を制限するのが憲法であった。したがって基本的人権などの国民の権利、選挙制度の1票の平等などにはまったく配慮されていない。最高裁の判例によってその不備を補いながら今日まで生き存えているような存在である。先進国と呼んでいいのか疑問になるほどの不平等と不公平が一部ではまかり通っているのがこの超大国の現実なの

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    2013年01月30日
  • 手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法―

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    「アメリカの弁護士の思考法」について議論が尽くされたわけでもなく、全然関係ないと思われる記述が多い。しかしながら、制定法主義が採られる日本と、判例法主義が採られる米国では、司法試験の内容も、法律家として求められる資質も、更には裁判の進め方から判決に至るまでの過程や法廷闘争術もまるっきり異なる、といった視座が非常に面白く、参考になった。

     

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    2011年11月10日
  • 手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法―

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    [ 内容 ]
    絶対不利な状況でも諦めない。
    白を黒と言いくるめ、絶妙の切り返しで逆転する。
    大企業から莫大な賠償金を勝ち取り、国家相手にも一歩も引かない。
    訴訟先進国アメリカで活動する弁護士たちは、「手ごわい頭脳」をいかにして手に入れているのか。
    イシュー・スポッティング、ファクト・ファインディング、アナロジー等々、彼らの思考法とリーガル・マインドを、現役アメリカン・ローヤーが解説する。

    [ 目次 ]
    第1章 法律を知らなくても弁護士はできる
    第2章 ルールを見つけよ
    第3章 陪審員だけは敵に回すな
    第4章 解釈という名のテクニック
    第5章 政府を信頼するな
    第6章 倫理と報酬の狭間で
    終章

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    2011年05月22日
  • 手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法―

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    法廷における民主主義の国「アメリカ」

    アメリカにおける弁護士とは?司法とは?をテーマにした新書。訴訟大国の実情がよくわかります。「訴訟が多い、そんなどう仕様も無い国」と思いきや、訴訟が多いのにも意味がある!

    中絶を巡る訴訟やマックのコーヒーが熱すぎたという理由で起こされた訴訟などなど具体的な話も盛りだくさんで面白く読めた。

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    2010年05月17日
  • 手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法―

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    アメリカの弁護士が生きる法曹界の世界と弁護士的世界観を知ることを中心に、彼らがどのように考え、ものごと見るのかなどを客観的に見ていきながら、それらと僕ら日本の一般人との違いから学んだり考えたりしていけるつくりになっています。200ページほどの紙幅なのに、単純にかいつまんで中身を紹介できないような濃密さがありました。

    今回は、箇条書きで感想を。



    *アメリカには連邦としての法律と州法とがあります(複雑なのです)。そんなアメリカ西部の判例集は、百科事典並みのサイズで、ファーストシリーズは300巻、セカンドシリーズは999巻、さらにサードシリーズが100巻を超えている、とありました。網羅的に、

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    2025年11月29日
  • 子どもの連れ去り問題

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    米国弁護士で在日日本の法科大学院教授による、拉致司法とも言われる子供の連れ去り問題、特に日本の司法の不備に関して強く言及。
    2011年の著作だが、無駄な感情論を廃して国際的な問題から、事実、司法行政上の問題、今後への提案してまで新書ながら良くまとまっている。
    最後の2つの欠点についても問題の根は似たような所にありそうだ。

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    2021年09月23日
  • 手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法―

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    ネタバレ

    米国弁護士と日本弁護士の違いがよく分かる本だった。期待していた米国弁護士の思考法が三割程度で、それよりも米国の法制度や実際の弁護士の仕事等に関する記述が多かったが、それもまた面白かった。

    「アメリカのロースクールの重要な目的は、学生が『なぜこの判例はあの判例と違う結論になっているのだろうか』と考えて、その論理の筋道を合理的に説明できるようにすることなのだ。その場合に必要とされるのは判例の暗記ではなく、論理の筋道を作る思考パターンである。『正解』はない。むしろ、『正解』として提供されるものを攻撃することがまたスキルの一つなのだ。」
    ・ルールを覚えるのではなく、思考法を学ぶ。本書を通じた考え方と

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    2015年11月03日
  • アメリカが劣化した本当の理由

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    書名に正面から向き合う内容ではなかったが、アメリカという国を知る上でこれはこれで一つの参考になった。

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    2015年02月01日
  • 手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法―

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    アメリカの弁護士の思考法を紹介したもの。
    日本とアメリカの法制度・慣習などの違いから、アメリカの弁護士が日常の業務で物事をどのように考えているかまとめられている。
    アメリカでは「法は作っていくもの」という観念の下、法解釈が変えられる土壌があるために、アメリカの弁護士は、法解釈を自分サイドに有利な方向に読み替えて、それを論理的に主張していくスタイルをとる。そのため、法が事実にどのように適用されるかではなくて、事実に照らして、法の解釈を自ら作り上げていくとのこと。なので過去の判例を否定するなんてことも結構ある。
    大事なのは「事実の見極め」と「自分の方の解釈を説得させるための論理構築」。日常のコミュ

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    2014年09月08日