佐光紀子のレビュー一覧
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重層、酢を利用して生活したいと何度も挑戦しつつ、いまだにうまくいっていない。が、またこの本を読んで挑戦し始めた。やはり安全に綺麗で快適な生活がしたいから。夫も私も肌が弱いからという理由も大きい。
汚れたらすぐ掃除ができる環境づくりが肝。これも思い立って行動しつつ維持継続できていない。早速、まとめてボロ布を大量に用意し、キッチンとトイレに掃除セット配置。後は浴室近くに配置したいがまだやっていない。
トイレの掃除セットに酢水スプレーを加え、これまでのバケツと雑巾から、ボロ布、スプレーで簡単にした。
ふきんを晒にかえ、食器用ふきんと台ふきんを毎日取り換えたいと思いつつ、まだうまくいってない。
カビの -
Posted by ブクログ
ネタバレ多くの日本人が、丁寧な暮らしや、家事をきちんとこなすこと、
配慮の行き届いた子育てをすることを理想としている。
しかし他方では、日本人の「完璧家事」や「手づくり」礼賛の傾向、
さらに昨今のシンプルな暮らし(「断捨離」「ミニマリズム」など)の流行は、
母親への目に見えない圧力となると同時に、家族との分業を阻んだり、葛藤の原因ともなっている。
日本の家事の「あたりまえ」は海外の人の目にはどう映るのか。
なぜ日本では男性の家事参加が進まないのか。
国や学校により「よい母、よい家庭」であるよう仕向けられてきた歴史とは。
翻訳家として他国の友人も多く、家事や掃除術の専門家でもある著者が、
多くの聞き取 -
Posted by ブクログ
女性が主体と思われていた家事。その考えから1歩抜け出して家族それぞれが責任をもって行う家事へのシフトを促す一冊。
専業主婦が多くいた時代とは違うので、働き方も家事も変える必要がある。その具体的やり方に言及している。
「料理は愛情」たしかに母親をしばりつける言葉である。その言葉に悩み苦悩する人は大勢いるのではなかろうか。今どき外食も冷食も栄えているのだから肩肘はって母親が作る必要もない。母親だけに負担がいくシステムは犠牲なくしてありえないのだ。
作中の「パブリックスペース」については自分も取り入れたいと思った概念。自分のものは自分で片付けなければならないし、みんなで使うものは大切に、そしてわか -
Posted by ブクログ
大学1年生が一般教養のレポートで出すレベル。本人の主観的な推測と偏った意見(主に主婦側に立ったもの)が中心で説得性に欠ける。ソースも企業のプレスリリースやWeb記事、自分の子どもや知人外国人の話が中心で、参考文献も少なすぎる。
ミニマリストや伝統和食の朝ごはんに異を唱えながらも、本人はほうきや重曹などの「自然素材」を使った掃除を提唱していたり、「誰もが簡単に作れる食事」と結局手作りじゃないとダメという強迫観念を与えている印象。フルタイムで働いていたら朝ごはん(てか3食)作るのも無理なんですけど?食べたかったらそこらへんにあるパン適当に食べるか、昨日炊いたご飯勝手にあっためて、と言うレベルなの -
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読後のこのモヤモヤっとした違和感はなんだろう、、、
書いてあることに間違いはないのだろうが、何かが違う。
家事=できればやりたくないものと決めつけていることだろうか。
心と時間に余裕さえあれば家事は楽しいものでもあるはず。
掃除をすれば家の居心地が良くなり、義務感で強制されなければ料理だって楽しい。
男性が女性に家事を押し付けるのは言語道断だし、時間がない人や家事が苦手な人は堂々と外食したり家事を外注すれば良い。
ただ、家族に心地よい空間を提供してあげたい、子どもに美味しものを作ってあげたいと思う気持ちは、著者の言うような義務感や世間の目の圧力とはまた別次元の思いのような気がするのだけれど。 -
Posted by ブクログ
SNSで片付いた部屋に住み、素敵な食卓やお弁当などの写真が、日々アップされている。
そんな私もミニマリスト に憧れて、インスタグラムをフォローしたり、書籍を読んだりして断捨離に勤しんでいる。
この著者が言っている事は分かる。欧米や北欧などと比較して、どれだけ日本が遅れているかをひたすら説明している。
そんな事は、今の主要なポストにいる大臣たちを見ればよく分かる。相変わらず女性軽視の失言も無くならないし。
家事代行のサービスも増えてきてはいるが、利用する側の肩身の狭さは拭えない。
ベビーシッターも海外の様には定着していないし、頼んだとしても祖父母の目は気になるところだろう。
いつまで経って