竹内純子のレビュー一覧

  • 誤解だらけの電力問題

    購入済み

    大変勉強になった

    もう10年前の本ではあるが、いまでもエネルギー環境政策を考えるうえで大変重要な示唆を与えてくれた。

    #共感する #タメになる

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    2025年10月13日
  • 電力崩壊 戦略なき国家のエネルギー敗戦

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    業界人には今読むべき一冊。可能な限り中立的な立場で電力システムの課題と可能性を論じ、具体的なアクションを促している。
    ただし、著者が自ら示しているアクションについては拍子抜け。何もやらないよりはマシと言えるが、語ってきた改革を興すには不十分。それを読書に考えて動けというメッセージと受け取った。

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    2023年05月28日
  • 誤解だらけの電力問題

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    基本書ながら電力・エネルギー問題を体系的に整理、秀逸!
    東京電力の勤務経験から「現場」「現実」を踏まえつつ、主張は極めて中立的で、説得的であり、好感が持てる。

    電力会社は変わるか? ポイント3点 1脱原発 2再生エネ 3独占・原価最高料金
    原発再稼働 電力各社の社長は本当に進めたいのか? 自分のリスクと認識してる?

    発電コスト(30) /KWH
    10円 原子力 石炭火力 LNG火力 一般水力  
    20円 風力陸上 地熱 小水力 太陽光
    30円 風力洋上 バイオマス

    シュタットヴェルケ 独インフラサービス会社 地域密着型
    電気 水道 ガス 交通 1000社以上

    ドイツ 再エネ大国 00

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    2020年08月24日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    エネルギー業界初心者でも、kWh価値, kW価値, ΔkW価値が何を意味するのか、再エネ増加が電力システム全体にどのような影響をもたらすのか、今後の電力サービスはどうなるのか、を概観できる良い本でした。電気自動車のTeslaがVPP事業を手掛ける現在、全貌を理解するのは大事だと思いました。

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    2020年03月09日
  • 誤解だらけの電力問題

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    産経新聞正論執筆者のお一人です。
    読みながら「上手いな・・・」と思いまして。
    昔の書籍を購入した次第です。


    美人さんですよね・・・・・。
    変なAVで熟女もん流行っておりますが(失礼)
    こちらさんは正真正銘の容姿端麗でございますよ!

    「じゅんこ」さんではありません「すみこ」
    さんなんですね・・・もはやどうでもいいが・・・
    学生時代幾度となく間違えられていたことでしょう。
    その度ごとに「す・み・こですぅ!」とやっておった
    のだろうか。
    私の場合、存在自体希薄だったので飛ばされる始末やがな

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    2018年07月11日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    内容としては少々物足りないものの、エネルギーにまつわる産業の現状及び将来図を描いた良書である。特に、kWh・kW・ΔkW価値(DER化に伴い、kWとΔkWh価値向上)や託送料金に関するデススパイラル問題、電気自動車の市場参入等は分かりやすくまとめられており、なるほどと感じた。需要家目線では普段気にすることはほとんどないが、日本における電力制度設計は複雑であり、これらの課題に対応すべく柔軟に変更していく必要があるのだろう。
    ただし、太陽光や風力発電等の再生可能エネルギーや蓄電池の指数関数的価格破壊が起こりうる、そうなった場合には冒頭のストーリーのように電気代という概念がなくなる、といった記載があ

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    2023年09月05日
  • 電力崩壊 戦略なき国家のエネルギー敗戦

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    【内容紹介】
    エネルギー逼迫を受けた緊急出版!!複雑に絡み合った原発問題はいかにして解きほぐせるのか?気鋭の論客がエネルギーを切り口に、日本を前向きに軌道修正する道を探る意欲作。
    原子力政策の不透明性や電力自由化、急速な脱炭素化政策など、国の根幹をなすべきエネルギー問題は「失策」の歴史にまみれている。平易な語り口で知られる著者が、電力政策の歴史、原発や再エネが抱える様々な課題をわかりやすく解説し、具体的な解決策を提示する。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    電力自由化により電力会社を選べるようになったことや、昨今の原油価格高騰による電気代値上げにより、エネルギーというものについて

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    2023年05月16日
  • 電力崩壊 戦略なき国家のエネルギー敗戦

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    ネタバレ

    太陽光発電は、日本は中国米国に次いで3位、国土面積当たりではダントツの世界一。
    電力自由化で、火力は急速に減少、再エネは増加。火力は再エネが発電しているときは休憩させられる=稼働率が悪くなる=メンテナンス費用が出ない=維持できない=休廃止が増える。
    発電設備の確保、燃料の確保、送配電ネットワークの強靭性確保、が必要。設備投資が不可欠=総括原価方式の料金設定だった。自由化で不可能になった。
    温暖化対策で、化石燃料への開発投資が減った=安定供給への危機。
    ドイツの天然ガスへの依存は、ウクライナ侵攻で失敗が露呈した。
    天然ガスの長期契約の禁止で、ロシアの開発資金が減った。急速にカーボンニュートラルに

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    2023年03月07日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    インフラ小売業の未来予測。総括原価だった1.0の時代、自由化の2.0の時代の先を占う。
    電気インフラは特に影響が大きい、人口減少、同時同量、分散電源化、kwh価値の減少とΔkw価値の増大、電気as a serviceのような流れ、電気自動車の普及。
    料金体系から見直すんだろうな。

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    2023年03月04日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    ネタバレ

    電力ビジネスの今と未来について書いた本。素人にも分かりやすい言葉で書かれている上に、内容がコンパクトにまとまっているので時間をかけずに読むことができた。

    原発事故でも感じたが、電気は私たちにとって当たり前にある一方で、電力ビジネスは想像以上に複雑である。電気を使うことイコール本書で言うところのKWh価値を買うと一般的には思われているが、KW価値、ΔKW価値というユニバーサルサービス的なものがあっての電力市場だということはほとんどの人は知らないのではないだろうか。そうでなければこんな無邪気にSDGsとか言っていられないだろう。

    現状KW価値、ΔKW価値をKWhに対する料金で賄っているというこ

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    2022年02月22日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    すでに自由化に関しては進みつつあるのですけど、人口減少については過疎化でインフラの持続性の問題が起こること、そして脱炭素化は世界的な潮流となっているため、日本にとっては国をあげて対策が必要になるなと。
    対策案として分散化の項目に該当する分散型電源の普及になります。日本の太陽光発電の現状も公平に書かれていてわかりやすかったです。
    インフラは生活で必要不可欠なものですし、そういう意味では日本でも合併で規模が現状よりもでかい会社ができたり、サービス提供会社への転換する可能性を頭の片隅に置いておきたいですね。

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    2021年05月09日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    ネタバレ

    本を読んだり聞いたりして地球温暖化はガチでやばいんだと理解したので、再エネ系の本ということで読んだは良いものの、内容が難しすぎて細かい所はわからなかった笑


    未来に向けて電気のあり方を変えていく必要があるのは分かった、
    このままいくとライフライン維持が難しくなったりもするし、改善した方が楽しい未来がありそう!

    とにかく今の火力発電や原子力発電以外のものでの発電(太陽光、洋上風力など)を増やす
    指数関数的に蓄電技術を伸ばす
    EVの普及
    など投資対象を探す、それに投資する明確な理由を見つける良い本だった

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    2021年03月16日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    エネルギー関連の本を読むのが初めてだったが、分かりやすかった。
    ただ初めて知ることが多すぎて理解しきれていない気がするから読み返す必要はありそう。

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    2020年05月07日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    娘が生きているであろう2050年、2100年へと思いを馳せながら読んだ。約6,000万人まで人口減少すると予測されている2100年の日本。人口減少を見据えたコンパクトシティの実現、妥当性を確保した発電設備のスリム化のために、これまでよかれとされてきたユニバーサルサービスを見直す必要があるという提言が興味深かった。

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    2020年05月06日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    ネタバレ

    【内容】
     エネルギー業界が直面している、あるいは今後直面するであろう変化について「5つのD」というキーワードでまとめられており、それぞれのDに対する問題点やそれに対する筆者の考え(現状の分析や解決策等)が記載されている。

    5つのD
     1. Depopulation(人口減少)
     2. Decarbonization(脱炭素化)
     3. Decentralization(分散化)
     4. Deregulation (自由化)
     5. Digitalization (デジタル化)

    【感想】
    「5つのD」というキャッチーなフレーズでエネルギー問題が簡潔に述べられており、今後、日本はどのように変

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    2020年01月22日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    noteにも書いたけど、今後のトレンドを5つのDとしてわかりやすくカテゴリー分けされている点が良い。
    またマネタイズ方法がモノから体験"サービス"に移ることをよく理解できる良書

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    2019年04月16日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    エネルギー問題の専門家達が書いた、2050年時点でのエネルギー産業の未来予測とそこに至るベストシナリオ、ホラーシナリオ。最も印象に残ったのは、良い方のシナリオでいけば、2050年までにはエネルギー(特に電力)は、太陽光等の新エネにより、無尽蔵の供給を得るようになる、というところ。これはブロードバンド時代直前に「これからはジャブジャブ・インターネットになる!」と村井先生を中心として提唱していたあの頃のインターネット業界と重なるものを感じたこと。

    ジャブジャブ電力が到来すれば、いまのあらゆる産業や社会は大変革を遂げると思う。機会が莫大に生じる。ベストシナリオだけを信じて今からいろいろ仕掛けたいな

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    2019年01月04日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    電力の2050年、特に原発が稼働せず人口も減少していく日本で、如何にインフラとしての電力供給を維持していくかを、東電在籍の著者等が若干電力業界寄りではありつつも極力フラットに書こうとしている良書。
    分散電源や蓄電池の技術進歩が無いと手詰まり感がいっぱいと。

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    2018年09月20日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    分散電源社会。
    どちらかというと、CO2削減のためにはどんな社会にすべきかということを論考したもの。
    電気自動車の存在が不可欠。
    BERも重要。電流の周波数を安定化する役目だったり、提供価値は存在している

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    2018年04月29日
  • エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ

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    原子力についての考察はとってつけたような印象が拭えないが、縮んで高機能化する受給システムに、電力インフラをどのように接合するかについて深くて広い論点が挙げられており、内容は豊かだ。

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    2018年10月14日