一人ぼっちで暮らす、心をなくしたかいじゅうオルーガに届いた手紙の地図。
かいじゅうたちが様々な理由で笑っているケラケラ村、怒っているイライラ村、泣いているエーンエーン村、目をキラキラさせているワクワク村の四つの村で喜怒哀楽の感情に触れながら旅するオルーガが目的地で手にするお宝と、「いいこともあれば 悪いこともある心があった頃と 何もない今と どっちが幸せなんだろう?」の哲学的な問いかけに考えさせられる。
イライラ村のかいじゅうたちの怒っている理由に共感が多かった自分は少し複雑。
裏表紙にグッと心を掴まれた。