新井洋行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
テレビで著者の方がこの本を紹介されていて読みました。最初は(絵はかわいいけど)あまりピンとこないかな、と思ったのですが、考えてみると「不安で仕方ない」「怖い」など、募らせると鬱に行ってしまう気持ちはまさに「ゾワゾワ」した不快感から始まるように思います。「ゾワゾワ」に対して嫌だ、やめてくれ、と怒りだけを向けていると次第に自分を追い詰めてしまうのは大人でも子どもでも同じかもしれません。無視するのではなく、敵視するのでもなく、「自分が安全に過ごせるように守ってくれる大切な感情」として上手につきあえるようになることは、たしかに大事なのかも、と思いました。特に、不安になりがちな繊細なタイプは往々にして周囲から「こわがるな」「心配しすぎ」「神経質」と責められがちで、それに答えようとすると、自分も「ゾワゾワ」を敵視したり無理に無視しようとしがち。子どもの頃から、あるいは気づいたときから、努力の方向を転換するのは、有効なのかも。そう思って読み直すと、「ゾワゾワ」をむしろ大切にして上手につきあえるように心がけてゆくことが、ほがらかな強さへつなげてくれたら素晴らしいな、と祈るような気持ちになりました。その、上手につきあう、が難題だとしても(最初今ひとつピンとこなかったのはそのせいかも)、それ以前のおおもとのところで。