【感想・ネタバレ】かいじゅうたちは こうやってピンチをのりきった-かいじゅうとドクターと取り組む1  不安・こわい気持ち -のレビュー

あらすじ

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こわがりやさんへの、ユーモアあふれる処方箋

絵本作家とドクターでつくる、
これからを生きる子どもたちのための絵本。

注射、くらやみ、仲間はずれ。みんなの前で話すこと。
この世は、こわいことだらけ。不安や恐怖と共存する方法を、
こわがりかいじゅうたちと一緒に考えます。
ドキドキ、ざわざわを味方につける、とっておきの方法とは?

著者:新井洋行
著者プロフィール:絵本作家。デザイナー。
東京造形大学デザイン科卒業。2人の娘と遊ぶ中でヒントを得て作った、あけて・あけてえほんシリーズ『れいぞうこ』他(偕成社)で人気を博す。同シリーズは、海外でも出版され、国内外の子ども達にも愛されている。絵本の作品に、『れいぞうこ』『といれ』『はこ』(偕成社)、『いろいろ ばあ』(えほんの杜)、『おやすみなさい』(童心社)、『ちゅうちゅうたこかいな』(講談社)、『しろとくろ』(岩崎書店)、『いっせーの ばあ』(KADOKAWA)、『おばけとホットケーキ』(くもん出版)、『つんっ!』(ほるぷ出版)他多数。挿絵の仕事に、「モーキー・ジョー」シリーズ(フレーベル館)、 「パーシー・ジャクソン」シリーズ(ほるぷ出版)などがある。性格は、心配性であがり症。

監修:森野百合子
監修者プロフィール:医師。精神科専門医。英国児童・思春期精神科専門医。家族療法士。
日本医科大学を卒業後、国立精神神経医療研究センター、日大板橋病院精神科などを経て、渡英。ロンドン大学付属精神医学研究所とモーズレイ病院にて、家族療法及び児童・思春期精神科臨床を学ぶ。ロンドン大学キングスカレッジにて家族療法修士修了。家族療法士、児童・思春期精神科レジデントとしてモーズレイ病院に勤務。帰国後は、東京都立梅ヶ丘病院医長、東京都立小児医療総合センター児童・思春期精神科部長を経て、現在は、なります子どもの心ケアセンター準備室室長。感情障害や発達障害、摂食障害など心の問題に悩む子どもと親たちに向き合い、家族療法を用いながら日々治療を重ねている。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

精神科医の先生が監修してるだけある
けど肝心の発達障害がある上の子には響かないのはなんでなんだろう
なかなか難しいな

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2024年07月15日

Posted by ブクログ

6歳の何でも怖らがり息子のために買ってみた。
この本の中に書いてある、注射、人前、高いところ、嫌いところぜーんぶ苦手な彼。
その気持ちがあっていいんだよと子どもにも分かりやすく伝えてくれている。注射の前大泣き大暴れして、この本の事を伝えて怖くていいんだよ!と伝えようとしたら「怖い気持ち消えてないじゃん!だから怖いんだよ!」と言って確かに。消えるもんじゃないけど、悪いもんじゃない。分かる時がくるかな。

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2024年04月18日

Posted by ブクログ

話の切り返しや話のオチがいい塩梅。子供の記憶に残りやすいとおもいます。人それぞれの価値観、別々のピンチ。不安な気持ちはみんなにあるんです。

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2024年02月27日

Posted by ブクログ

みんなゾワゾワ怖いことはあるけど、それを逃げるんじゃなくて乗り切ろうねって絵本
ゾワゾワするのは悪いことじゃないんだよー
でも大人も逃げたいことあるから子供にはなにも言えない
逃げたい時は逃げてもいいと思います
全部が全部立ち向かわなきゃいけないわけではないし

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2024年07月19日

Posted by ブクログ

かいじゅうたちのイラストがかわいい(今の子どもたちに受け入れられそうなかわいさ)。
子どもが小さかったころ、これと似たような創作話を子どもと話していたのを思い出した。
自分の中の感情を自覚するために役立つ絵本として、「どんなきもち?」(ミース・ファン・ハウト 作)もおすすめ。

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2023年05月06日

Posted by ブクログ

テレビで著者の方がこの本を紹介されていて読みました。最初は(絵はかわいいけど)あまりピンとこないかな、と思ったのですが、考えてみると「不安で仕方ない」「怖い」など、募らせると鬱に行ってしまう気持ちはまさに「ゾワゾワ」した不快感から始まるように思います。「ゾワゾワ」に対して嫌だ、やめてくれ、と怒りだけを向けていると次第に自分を追い詰めてしまうのは大人でも子どもでも同じかもしれません。無視するのではなく、敵視するのでもなく、「自分が安全に過ごせるように守ってくれる大切な感情」として上手につきあえるようになることは、たしかに大事なのかも、と思いました。特に、不安になりがちな繊細なタイプは往々にして周囲から「こわがるな」「心配しすぎ」「神経質」と責められがちで、それに答えようとすると、自分も「ゾワゾワ」を敵視したり無理に無視しようとしがち。子どもの頃から、あるいは気づいたときから、努力の方向を転換するのは、有効なのかも。そう思って読み直すと、「ゾワゾワ」をむしろ大切にして上手につきあえるように心がけてゆくことが、ほがらかな強さへつなげてくれたら素晴らしいな、と祈るような気持ちになりました。その、上手につきあう、が難題だとしても(最初今ひとつピンとこなかったのはそのせいかも)、それ以前のおおもとのところで。

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2022年05月21日

Posted by ブクログ

こわがりやさんのところにやってくる「ゾワゾワちゃん」
こんなやっかいは「ゾワゾワちゃん」を、追い出すだけではなく、仲良くする方法を教えてくれる。

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2021年12月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「不安・こわい気持ち」をゾワゾワちゃんと表現して、

「こわい気持ち」はみんなあるよー
「こわい気持ち」も大切な気持ちなんだよー
だからこわい気持ちを悪者にしないで、何にこわがってるのかこわい気持ちの話を聞いてあげてね

「こわい気持ち」が大きくなりすぎると大変だから、小さいゾワゾワちゃんのうちに、どうすればゾワゾワちゃんとうまく付き合えるか考えようね

という内容。

対処法は
メタ認知だったり、
気分転換だったり、
話をすることだったりが
書いてあります。

ラスト、ゾワゾワちゃんの親玉「ゾワゾワキング」も怖がりだった、というオチもありますが…少し難解。
結局、「逃げるが勝ち」、ということ…?

どうなんでしょう。
みなさんどう思われましたか•́ω•̀)?

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2025年02月01日

Posted by ブクログ

高いところ 注射 人前で話す 
子供の頃苦手だったなあ、と思い出しました。
正直に言うと子供の頃だけじゃなくて、今でも苦手です。
こわいという気持ちは、危険を避けるために必要な本能。上手に付き合っていきたいと思います。

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2024年02月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高い所が苦手、注射が大嫌い、大勢の前で話すのが苦手、暗いの怖い…それぞれのピンチを4匹のかいじゅうたちがあっと驚く方法で乗り切る。
ピンチの乗り越え方が具体的に説明されているわけではないので6歳の息子にはまだ理解が難しかったかな。羽根が生えたり、みんなを吹き飛ばしちゃう方法には「えぇーっ!」と叫びながら笑顔。ガラーブのピンチには「ぜったいトイレ行った方がいいって~!」と力説w
不安や怖い気持ちの時にやって来るゾワゾワのポジティブな捉え方、息子がぶち当たるいくつもの壁を乗り越え潜っていくヒントになるといいな。

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2022年06月27日

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