憂姫はぐれのレビュー一覧
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購入済み
ダストにもいろいろあるけれど
ハウスダストにもならないゴミ人間、なんてのはいない!
スターダストだったダストがただのダストになって選んだ新しい人生に祝福を! -
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Posted by ブクログ
序盤から「スコップとは……」と思い悩むような描写が連発し、次第にスコップが為す奇跡を受け入れざるを得ないようになってしまい、最終的には「ああ、スコップならこのくらいできるだろうね」なんて思考崩壊してしまう。
そんな作品
いや、そもそもタイトルにもなっているスコップ波動砲ってなものからして本当に意味が判らないのだけどね!何でスコップから波動砲が出るんだ!?
そんな混乱は勿論読者だけでなく作中人物も巻き込んでいく。でも、混乱したままでスコップの為す奇跡に抗い続けるのは騎士のカチュアくらい。他の人物たちはスコップが起こす超常現象を受け入れるしかなくなる状況に陥り、それが可哀相なくらい笑えてしまう
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Posted by ブクログ
ネタバレ相変わらずヒドイ(褒め言葉)です。
主人公のアランも空気の読まなさとか含めてヒドイですが、もっとヒドイのは姫。教祖様っぷりが進化しています(信者も順調に増やしてるし)
氷の国と海の国の2箇所が舞台です。
どちらでも相変わらずスコップで蹂躙していくわけですが…。
氷の国では凍りついた全国民を10分で開放してくるし、死霊魔術師は撃退するわ、対空砲で空の魔物を撃退するわ、巫女が頑張って作った氷の道より遥に安全で立派な橋を一瞬でかけるわとやりたい放題。
海の国では記憶をスコップで掘り起こしたり、容疑者に墓穴をスコップで掘って自白させたりとこちらも当然のようにやりたい放題。魔封じではスコップが -
Posted by ブクログ
ネタバレとにかく、ヒドイ(褒め言葉)
クソ面白くて一気に読んでしまいました。大満足。
ココ最近CMでやたらと流れて、2巻も発売になりました。で、1巻のCMの時点で結構気になっていたのでとうとう購入してしまったという流れです。地味に異世界転生モノだと思っていたのは内緒。
…まぁ、そんなモノどうでも良くなるぐらいヒドイ内容ですが。
冒頭の「アランのスコップの先っちょから最初にビームが出たのは、鉱山を彫り始めてから100年目のことだった」というところからすでにヒドイ。
基本的にはハーレムモノではあるんですが、まぁ、棚の上に上げてそのままポイしてもいいぐらいに、そういった要素はどうでも良くなります。 -
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購入済み
素晴らしい作品
ヒロインがチョロすぎるという見解があるが、そのチョロさ故に絶妙なラブコメディが織り成されている。むしろこの作品において丁度良いチョロさだ。ドタバタ学園ラブコメディと見せかけて地球外生命体及び神といったSF的キャラも登場するが、うまく物語に溶け込んでおり違和感はない。涼宮ハルヒの憂鬱を彷彿させる作品だ。デビュー作とは思えない程の出来栄えで、ラノベ好きなら間違いなく誰でも楽しめるだろう。
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Posted by ブクログ
おそらく現時点で唯一のSF(Soba Fiction)であろう。
読んでいると頭が(そば湯でふやけて)ふにゃふにゃになったりもしたが、人類から麺類へのアプローチには不可欠だったであろう。
ざるそば(かわいい)は自称「麺類よりの魔法少女」なのだが、実際は父親に改造された少女である。なのでざるそば(料理)の擬人化ではない。ざるそば(人名)がどのように改造されたかと言えば、魔法のステッキ(わりばし)を持ってざるそば(動詞)することによりざるそば(料理)が出来るのである。ちなみに胸リボンが海苔になっている。
この小説にはざるそば(かわいい)の他にも様々な麺類が出てきてしまうのだが、そこはどうでも良い。 -
ネタバレ 購入済み
ざるそば(かわいい)について
ざるそば(かわいい)。
ネタバレになりますがざるそば(かわいい)です。
月見そば(かわいい)も可愛いです。
まず最初に言いたいことはレビューを見ている方々はこの作品を読んでどのような感想を得たかを知りたいと思われていると思いますがざるそば(かわいい)です。
この作品はざるそば(かわいい)で出来てありざるそば(かわいい)と思えない人にはあまり向かない作品と言えます。
なのでただ何もせずに読むのではなくざるそば(かわいい)に至るために下準備をしておくことを推奨します。
まず表紙のざるそば(かわいい)を見てください。
ひっそりとちゃぶ台に載っている所に気づきそこから足下を辿り、ふくよかな身体に目を奪 -
Posted by ブクログ
【自動販売機転生物語】
―ハッコンの魅力
自販機に転生するという出落ち気味な本だったんですが,私的にアニメで見ていたことですっと世界観に浸ることができました。アニメ同様にハッコンと呼ばれている主人公とのコミュニケーションが「ありがとうございました。」「あたりがでたらもう一本!」など自販機の挨拶しかないので難しい部分があるんですが…成り立っているのが面白い!何かしら問題が発生してハッコンに相談しても「いらっしゃいませ」「残念」などで返事するしかないのに少なからず周りの人間が前向きになっていく。それがハッコンの魅力なのかもしれません
―自販機としての能力
異世界ものなのに一切俺つえぇ~できない主 -
ネタバレ 購入済み
本家でして欲しかった
ダストが元勇者だってネタバレは、本家の作者にして欲しかったなあ、
ロリサキュバスも、本家の作者にキャラを拡げてもらいたかった。
※最終巻を読み終えて
この作者の結末も良かった、と思える内容でした。
本編に彩りと厚みを加えた、と今なら言えます。 -
購入済み
脇役たちの笑劇場!
本書は、カズマやアクアなどのメインキャラクター以外の脇役が活躍??するお話で、今回はダストにスポットライトが当たる回となっています。
あのダストですからやることなすこと人に迷惑をかけまくってる(※重要)わけですし、ストーリーも原作とは離れたお話ですから、読むのがつらくなる人もいるかもしれません。ただし本当の所は…?という内容です。
原作を一通り読み、それぞれのキャラクターがどのような考えで生きているかを読んでみたい方にはおすすめです。 -
購入済み
ダストの過去が明らかに
今のダストからは想像もつかない真面目で正統派な騎士時代と姫との事件の真相が明らかになります。
ダストが今のダストになるきっかけが分かったり、リーンとの関係が僅かに前進(?)したりと面白い巻だと思います。
続巻が気になります。私はダストとフェイトフォーが再び離れ離れにならなければいいなと思ってます。 -
Posted by ブクログ
一巻ではスコップを用いるアランの無茶苦茶っぷりが縦横無尽に描かれ、二巻ではスコップに汚染されたリティシアが広めるカオスが描かれた
なら、この三巻では何が描かれたのかといえばリティシアを通じて広まった汚染がどれだけの深刻さを人々に齎しているのかという点
アランのやっている事は一巻の頃から変わらないんだけど、リティシアは話が進むごとに「あっ、コイツもう駄目な奴だ」感が増していく
他者をスコップ汚染するに留まらず、スコップ使って深海まで潜ったり波動砲撃ったりと遂に人間辞めてしまった感が半端ない
そういったリティシアによるスコップ汚染によってこの巻でも数多の被害者が登場するのだが、その中でもカチュア -
Posted by ブクログ
1巻の時点でヒロインの多い作品だなと思っていたら、そもそも新しい街を訪れる度にヒロインが追加されていくタイプの作品だったのか
それと同じくらいのペースでスコップ信仰が広がっている点はちょっと恐ろしい物を見るような気分になってしまうけど
それにしてもスコップの暴走が止まらない……!それと同じくらいの規模でリティシアの暴走も止まらない(笑)
第一巻時点ではギリギリ「何でも出来るスコップ」の範疇を脱していなかったようにも思えるのだけど、早くも2巻にしてその傾向が崩れてしまったような
「何でも出来るスコップ」ではなく「スコップなら何でも出来る」になっている気がするよ!
まあ、物語の展開としては何 -
購入済み
本家には届かないが面白い
もちろん本家の面白さには届かないし、ところどころ安直に感じる展開や描写もあるけれど、名脇役ダストの良さがよく出ていて十分に楽しい作品。
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