Posted by ブクログ
2016年02月05日
おそらく現時点で唯一のSF(Soba Fiction)であろう。
読んでいると頭が(そば湯でふやけて)ふにゃふにゃになったりもしたが、人類から麺類へのアプローチには不可欠だったであろう。
ざるそば(かわいい)は自称「麺類よりの魔法少女」なのだが、実際は父親に改造された少女である。なのでざるそば(料理...続きを読む)の擬人化ではない。ざるそば(人名)がどのように改造されたかと言えば、魔法のステッキ(わりばし)を持ってざるそば(動詞)することによりざるそば(料理)が出来るのである。ちなみに胸リボンが海苔になっている。
この小説にはざるそば(かわいい)の他にも様々な麺類が出てきてしまうのだが、そこはどうでも良い。大事なのは、ざるそば(かわいい)がけなげで、さらにかわいいことである。580円でざるそば(かわいい)を出前してもらえるのなら俺だって注文したいぞ!!
…いかん、暴走してしまった。
一読推奨。