【感想・ネタバレ】いでおろーぐ!のレビュー

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ネタバレ 購入済み

学生運動のノリで「リア充爆発しろ!」と反恋愛の活動をするお話。
そんな中普通に両想いのこいつらが活動を盾に進展しないのがもどかしいし、反恋愛との倒錯が面白い。

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2020年12月16日

購入済み

素晴らしい作品

ヒロインがチョロすぎるという見解があるが、そのチョロさ故に絶妙なラブコメディが織り成されている。むしろこの作品において丁度良いチョロさだ。ドタバタ学園ラブコメディと見せかけて地球外生命体及び神といったSF的キャラも登場するが、うまく物語に溶け込んでおり違和感はない。涼宮ハルヒの憂鬱を彷彿させる作品だ。デビュー作とは思えない程の出来栄えで、ラノベ好きなら間違いなく誰でも楽しめるだろう。

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2018年02月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 とても面白かったです。
 反恋愛至上主義と恋愛至上主義の衝突というテーマは、極端な世界を演出しつつも同時に物語をシンプルにしていて、勢いのよい展開で癖になりました。しかし魅せる部分は流さずしっかり魅せていて、おかげで続きが気になりぐんぐん読めました。もしかしたら、読んだ人の中には色々な落差に逆に冷めてしまう人もいるかもしれませんが、私は、それも含めて雰囲気を盛り上げる要素で良いと思います。
 作中では帯の宣伝通り恋愛という主題が扱われるのですが、扱われる思想は自分が普段考えないようなもので「なるほど、そんな考え方もあるのか」と勉強にもなりました。
 そして、キャラクターも魅力的でした。キャラが抱える鬱憤、葛藤、恋愛をテンポよく感じさせてくれて、キャラ同士のやりとりも面白かったです。私は特に領家さんが可愛いと感じました。続刊ではもっとキャラの深い精神部分に触れていくことになるのかなと思うと、今後の展開と共に、とても楽しみです。
 軽い気分で読みながらも、深いなぁと思える小説でおすすめだと思います。

【以下ネタバレあり感想】

 正直、二人がとてももどかしいです。
 領家さん言ってるのに!
 確かに、この作品のテーマからしたら二人が結ばれることは許されないけれど、自分としてはもっと領家さんのデレが、そして二人のイチャラブが見たいです。
 この先、二人の仲がどうなるのか気になります。安易に恋愛の道に外れてしまえば、ああまでして高砂が断った、反恋愛至上主義というキャラの信念、そして作品のテーマをひっくり返すことになります。正直、それはよっぽどじゃない限り納得できない気がします。しかし、外れなければ二人の想いは結ばれないし、二人のラブも見れなくてジレンマです。世界から恋愛がなくなってから愛し合うなんて、待ちきれない……。あぁ……。
 これからの反恋愛主義青年同盟部の活動と共に、二人の関係の先がとても気になります。
 出会えてよい本でした。続刊が読みたいです。

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2015年03月12日

Posted by ブクログ

極端な行動をとるヒロインと
それを自分だけが解ってあげるという視点主人公の
明確な定型に沿ったお話だが
ヒロインが作品のヒロインであるがゆえの絶対権力を
あえて別キャラクタに持たせたところが新しみか
全体の仕上がり無難さは『ひとつ海のパラスアテナ』より上だけど
あちらをより高く評価するのは(ヒロインの良さを自分だけがと同じく)解る

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2018年10月20日

U11

設定が面白いのに残念

人類よりも上位の存在の設定がおもしろい!!

いっぽうで残念なのが、下品さと大げさなセリフ…

モブやメインキャラクターたちが大げさな演説や説得に扇動されるのが、盛り下がるので残念です

2巻以降は読んでいませんが改善されていたらいいな~と少し期待しておきます

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2021年08月16日

Posted by ブクログ

恋愛反対運動しているんだけどラブコメしちゃうラノベ(正しくは恋愛反対ではないのだけど)

なので、ヒロインが運動に投じる動機が飛び過ぎてて、普通は引きます
主人公はこじらせ系、最近のラノベだと没個性レベルのこじらせだけど、個性だそうと個性的すぎるキャラ付けされてないのは良かった

協力者となる女性陣の動機もまぁまぁ納得できるけど、こんな過激運動に加わるほどかと言われると疑問

広く世間や世界に対して活動しようとしているのに、やっていることは文化祭レベルなのが何とも…

世界を相手どるのでなくクラス内、せめて、学内運動までだともう少し楽しく読めたかな(まずはそこまで、だったけど)


黒幕?のおかげで、物語のスケールが大きくなりそうだけど、期待半分

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2020年09月20日

Posted by ブクログ

恋愛を幻想としリア充爆発しろとアジ活動をするヒロインと、そんな彼女に惹かれて活動をすることになった主人公と、諸々の事情によりアジ活動に賛同し参加することになった人達の話。ヒロインが反恋愛主義を主張しているのに、主人公との恋愛に飲み込まれていく様が面白かった。アジ活動の大仰な言葉もごっこ遊びというか、演技しているみたいで口調などに面白味がある。ヒロインと恋愛をするため、主人公が恥ずかしいリア充的なこともさくっと言えちゃうので、ヒロインの照れと相まってニヤニヤした。恋愛主義がヒロインの妄言ではなく、事実だという世界観も面白かった。ただの妄言であれば頭のおかしいヒロインとの恋愛という感情移入できない、どう読めばいいのか分からないものになっていただろう。

タイトルで避けていたのだが、読んで良かった。タイトルは反恋愛主義青年同盟とかそれっぽい方が分かりやすくて良かったな。

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2015年08月26日

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