矢口史靖のレビュー一覧
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映画原作本~田舎で一人暮らしの鈴木は老人会の演劇イベントで娘一家を呼んだが,腰を強く撲ってしまった。何か仕事をした方が良いと言い残して帰るが,一枚のチラシを見て,着ぐるみ1日3万円の魅力に惹かれて出掛ける。ロボットの格好をさせられ,ライバルの出演者が会津磐梯山を踊るのに刺激されて鈴木も踊り,安普請のイベント用の円柱が倒れ掛けて怪我をしそうな女子大生を救って,木村電器の話題となっているニュー潮風というロボットに入っているのが自分だと理解した。市販のキットとソフトとスクラップで作ったロボットは偶然にも歩き始めたが,暴走して窓を突き破って転落し,大破していたが,ロボット博に間に合わせないと首が飛ぶと
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Posted by ブクログ
幼い娘を失った母が骨董市で出会った娘人形を可愛がったが故に、夫婦と新たに授かった娘へ人形の狂気が襲いかかるホラーミステリー。
たまたま観た映画の予告映像で気になり、ノベライズ版があるとのことで映画に先駆けて読んでみた。
作中の画像や2次元コードから観られる映像により、作品に入り込みやすく、娘人形が実在しそうな設定でゾクゾクとする展開が楽しめた。
急展開するラストスパートや母が知っていた歌について少々気になる点はあるけれど、映像化したら見応えはあるかと思う。
個人的には、アナザーストーリーがゾクゾク感が増すのであってよかった。
映画を観た人には読んでみてもらいたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ突然、街全体が停電したうえに電池を使用する機器も使えなくなって、家族4人で生きるために自転車に乗って九州の実家を目指す話。
読みやすくスピードに乗ってページをめくることができた。まったく難しくないので時間つぶしにはいい。
しかし、細かいところが雑。「仕事人間で家族に思いやりがない父」「料理が下手だけで家族思いの母」など一人ひとりの登場人物がなんでこうするのか、の表現が直球過ぎる。また、どうして停電したのかも分からず終い。マンガのような作り込み。
最初から「映画ありき」で書いたから、文字で情景を想像させることは考えてないのかも。 -
Posted by ブクログ
2017年2月11日公開の話題の映画「サバイバルファミリー」原作本。
ある日突然、電気がこの世界から消滅! 東京に暮らす4人家族(鈴木家)が直面する、超絶不自由生活!
次第に食料や水が乏しくなっていく中で、父は決断を下す。東京を脱出する!
何が起きているのか分からない状況下、果たして、鈴木一家は生き残れるのか。
笑いあり涙あり、平凡な家族の感動の物語。
停電で電気が使えないのは当たり前だけど
時計も止まって、車も動かない、電話もダメ、
など、電池系のものやガソリンまでもが
全くストップという状況には少し無理があるようで
違和感だったかな。
だんだんとバッテリーが切れて、とか
電