矢口史靖のレビュー一覧

  • サバイバルファミリー
    同映画は、実際、2003年に起きた北米の大停電をヒントに作られたと聞く。
    映画よりさらに心情や状況が明瞭化され、話も追加され、引き込まれ、一気に読まされた。
    本来のサバイバルとはなにか、、、。
    面白かった。
    観てよかった、読んでよかった。
  • サバイバルファミリー
    極端な状況での脱文明、脱ITの強制執行。ただし、その理由は謎。
    デフォルメされた情けない空威張りの父親像が非常によく描けている。
    今、戦争になっているウクライナから脱出している国民の状況にも通ずるものがある。ロシア側でも食品を貯蔵していて、自給自足農園を持っている家庭が多い部分にも通じる。
    翻って日...続きを読む
  • サバイバルファミリー
    映画→小説。

    映像の中で「?」と思っていた箇所の意味が回収できてよかった。

    結衣がライン面倒くさそうに返信しているとこ、教室に入る前に軽く気合いれるとこ。
    めんどいグループに入ってしまっていたからね、なるほど。

    マンションのおばあさんがなくなったのは、おそらく透析?が出来なくて亡くなったのかな...続きを読む
  • サバイバルファミリー
    ある日突然、ありとあらゆる、電気というものが、完全に使えなくなったら!?という、架空の災害を描いた物語。
    中年夫婦と、大学生の息子、高校生の娘、それぞれが実在しそうな平凡なタイプの家族。電気が使えなくなった東京では、暮らしていけないと考えて、自転車で吸収を目指すことに。すったもんだの末、最終的にハッ...続きを読む
  • サバイバルファミリー
    映画『サバイバルファミリー』の原作小説です。
    突如として電気に関係するものが使用不能となった東京で暮らす普通の一家、鈴木義之、妻の光恵、息子の賢司、娘の結衣によるサバイバル物語です。
    電気の消失で日常を奪われた人々は今までの生活を維持しようと努めますが、このまま都会にいることが危険であると感じるよう...続きを読む
  • サバイバルファミリー
    サラッと読める娯楽作品。
    もう、お父さんの癇癪には呆れるし
    家族の困難の中、1番成長した2人の子供達と出会った人の優しさにウルッと来る場面もあり。

    何か、こんな困難に出会った時の為にサバイバル的な力をつけて起きたくなって調べてしまった(笑)
    妙にヤル気漲る一冊でした(^^;;
    面白かったです。
  • サバイバルファミリー
    停電ではなく、電気がなくなることを想像したことがなかった。そうか、そうだよな。の連続です。
    文明のほとんどが電気で活かされていることを知りました。

    でも、なんでだろうか。。
    電気のない世界はきっと幸せだろうな。っと思えてしまう。
  • 小説ロボジー
    三人の男を更生する姿が私の胸を強く打ちました。ニセの二足歩行ロボットを「超多機能ロボット」と偽っていたけれど、あることがきっかけで「本物をつくってやる」と決意したところが印象的です。
  • 小説ロボジー
    最初は苦し紛れだったロボット巡業も老人や学生と触れ合っていくうち、エンジニアもロボット作りに本気になり、ついに完成させるという姿に感動した! 話がよく出来ているなあ・・・
  • サバイバルファミリー
    リアリティはないが、実際に大規模停電を経験するような世の中になっているので、人ごとではないと思いながら読み進めた。
    一家の心の触れ合いについては予想通りな感じだが、やはり里山資本主義がこれからの社会に良いのではないかと思わせられるシーンも多かった。
    実際、停電になりそれだけでなく電気の使用ができなく...続きを読む
  • サバイバルファミリー
    かなりすらすら読めた。
    電気が止まった世界、とても不思議だった。
    この本を読んで、人間の生活がいかに電気に頼っているのかを実感した。
    この本の中で起きた停電が現実に起きたらどうなるのだろうと想像するだけで恐ろしくなった。

    この災害を通して家族の絆が深まっていき、心が温まった。
  • サバイバルファミリー
    おもしろい!

    ある日、突然世界中が停電したらー電気、ガス、水道、物流、すべてが滞り、サバイバル生活が始まる。

    どこにでもいるような両親に兄、妹の4人家族が訳の分からない停電の間を生き抜いていくお話です。
    イラッとするカツラ親父や生意気ざかりの娘、軽い息子がだんだんと生きるためにいろんなものを捨て...続きを読む
  • サバイバルファミリー
    まず、 好きな男性のタイプを聞かれたら、メンズノンノやスマートより、ビーパルやガルヴィを愛読している男性であると答えることにしようと決めました。

    釈然としない部分はあるけれど、サラッと読めるのにジーンとくる部分もあり、色々と考えさせられるテーマの本ではありました。

    災害の度に、大きな暴動が起きな...続きを読む
  • サバイバルファミリー
    停電なのになぜか電池も使えず、車、電車、飛行機などもアウトという設定。ま、この設定だからの物語なんだけどね。
    こんな状態で生き残れるのか!?
    今の田舎暮らしで物々交換できるものを持っていればなんとかってところかな。
    しかし、物々交換できるものなんて持ってないよ!!!
    暮らしってお金ではないってことな...続きを読む
  • サバイバルファミリー
    読後に自分だったらどうだろうと空想できるのがこの本のひとつの楽しみ方。
    矢口さんらしいすっきりした終わり具合。出来過ぎと言う人もいるだろうがこの本はこれで良いと感じた。
    人間死ぬ気になると変われるもんだ。
  • 小説ロボジー
    愉快な話しだった。
    ある電器メーカのロボット開発部に配置された3の若手社員。社長から二足歩行のロボットを製作しロボット博に出品を命ぜられる。ロボットに関するなんのノウハフを持ち合わせずロボット博に製作が間に合わない。そこで3人はロボットの外装の中に人を入れることに・・ところが中に入ることになった爺さ...続きを読む
  • 小説ロボジー
    読み終わって最初に思った事は映画が見たい!小説も面白いんだけれど、中身が爺さんのロボットの動きは映像を見た方が確実に面白い気がする(^^)「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」等々と並んで「ロボジー」も私のお気に入り映画になる事は間違いない!
  • 小説ロボジー
    おじいちゃん。

    老人の孤独を感じ取ってしまったよ。
    もっともっと、ロボット開発部が発展しますように。
    ニュー潮風はかわいすぎる!

    映画みてからのー小説だったから、台詞とかまでぜーんぶ映画と一緒なのはなんだか薄っぺらい。
    でも読みやすーい。
  • 小説ロボジー
    〈内容〉家電メーカーのダメ社員3人は社長の命令で二足歩行型ロボットの開発を命じられたが、博覧会直前に大破させてしまう。その場しのぎで体型の合う老人をだまして中に入れ披露すると、なんと意外な大絶賛。ところがこのジイさん、只者ではなくて…!?映画界の鬼才・矢口史靖書き下ろしハートフル・コメディ。
  • 小説ロボジー
    「ハッピーフライト」や「スウィングガールズ」の監督・矢口さんの最新映画、
    「ロボジー」の原作になります、サラっと読めました。

    「ハッピーフライト」や「スウィングガールズ」も非常に楽しめましたが、
    ラストシーンの余韻は、オーソドックスながらも個人的には好きな感じです。

    "嘘から出た実"、、になるや...続きを読む