矢口史靖のレビュー一覧
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面白い。そして、怖い。
不慮の事故で娘を亡くしてしまった母親が、骨董市で売られていた日本人形を購入し、子供のように可愛がる。
その後、2人目の娘を授かり、人形への愛情が希薄になり、徐々に奇妙な現象が起き始める、という割とありがちなストーリー。
映像化向き、の作品だと思う。
まあ、映像化、映画からのノベライズなのだから、当たり前と言えば当たり前なのだけど。
ホラーはこれくらい単純の方が恐怖感を与えるという意味では良いのかもしれない、と感じた。
ただ、好みかと訊かれると「うーむ。。。」と唸ってしまうところがあり、なんでだろうと自問自答したら、鈴木光司さんの「リング」や貴志祐介さんの「十三番目 -
Posted by ブクログ
映画の予告で気になって手に取った1冊。
人形を迎えた経緯には共感できるし
悲しい別れから立ち直るきっかけになったのは
良かったんじゃないと思うけど
にしても人形は不気味過ぎて
なぜその人形だったの?とも思った。
娘と人形が会話してたり
何度処分しようとしても何故か戻ってきたら
私だったら恐怖でどうかなりそうかも。
人形の過去というか
作られた歴史とか材料になったものとか
ひとつずつ明らかになる度に
背筋がゾッとするし
これ以上は知るのが怖いと思った。
なのに
ページを捲る手は止まらなくて
「やばい!これ以上は無理!」とか呟きながら
気がついたら結末までいってた。
結末もAnother -
Posted by ブクログ
まず、 好きな男性のタイプを聞かれたら、メンズノンノやスマートより、ビーパルやガルヴィを愛読している男性であると答えることにしようと決めました。
釈然としない部分はあるけれど、サラッと読めるのにジーンとくる部分もあり、色々と考えさせられるテーマの本ではありました。
災害の度に、大きな暴動が起きない日本人は賞賛されていますが、どのレベルまでその冷静さは保たれるのか気になりますね。人間としての本質に礼節が根付いているのか、それとも危機感のアンテナが外国人よりも鈍いだけなのか。
物の価値観についても考えさせられました。
ブランド物や高級車、今の先進国の社会で価値が高いとされているものほど、生き -
Posted by ブクログ
愉快な話しだった。
ある電器メーカのロボット開発部に配置された3の若手社員。社長から二足歩行のロボットを製作しロボット博に出品を命ぜられる。ロボットに関するなんのノウハフを持ち合わせずロボット博に製作が間に合わない。そこで3人はロボットの外装の中に人を入れることに・・ところが中に入ることになった爺さんが暴走の連続で偽ロボット疑惑が勃発。3人はバレないように奔走するが・・最後は爺さんの機転により疑惑の危機を脱する。しかし再び爺さんはロボットの中に入るんだろうなと思わせる余韻を残した。映画ではロボットの動きそして誰が演じているんだろうかって楽しみ。