松浪和夫のレビュー一覧

  • 非常線

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    刑事ドラマが好きな人間にとっては、何度読んでも最高の作品。人物が魅力的。スピード感やハラハラ感が楽しめる。。。読んだのだいぶ前なので詳細な感想は3回目読んでからにしようと思う。

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    2020年06月06日
  • 警視庁特捜官 魔弾

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    松浪和夫『魔弾 警視庁特捜官』徳間文庫。

    異色の警察小説。読み応えのある作品だった。まさかスティーヴン・ハンターのようなリアリティのあるスナイパー・アクションが描ける日本人作家がいるとは思わなかった。

    新宿都庁前の公園で都の職員が遠距離からの狙撃により射殺される。猟犬と呼ばれるベテラン刑事の梶原が形振り構わぬ捜査を続ける中、機動隊随一の若き狙撃手・清水が捜査に加わる……

    登場人物たちが抱える忌まわしき過去、二人の天才スナイパーの息をも尽かせぬ静かな闘い……

    福島県出身の作家であったか。それで羽鳥湖が登場するのか。

    本体価格800円
    ★★★★★

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    2019年06月08日
  • 警視庁特捜官 魔弾

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    前半は噛み合わないコンビと対立ばかりの身内に全く手がかりのない事件。話の流れがゆっくりなのかと思ったが、事件や現場の描写が細かく丁寧に書かれているおかげでドラマを見ている気分に。

    ハイレベルな狙撃手同士の戦いは読んでいてハラハラが止まらない。登場人物全員に自分の考えや意志があり、複雑な過去や関係が。
    本の続きを勝手に想像した時、清水のこれからが非常に楽しみになる。

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    2020年07月22日
  • 警視庁特捜官 魔弾

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    ネタバレ

    この作品でスナイパーを扱う狙撃手(遠距離射撃)の、とてつもない技術の高さを知った。
    知識がなくとも標的が遠ければ遠いほど、風や標的の動向などの障害が多く発生するため狙撃が困難になるのは分かるけど、地球の自転を考えるなんて…想像を絶する。

    とても凄惨な事件にあった被害者が復讐するため、非常に心が痛かった。
    犯人に出会うまでが長かったー。そして犯人が強敵過ぎて読むのしんどくなったけど、頑張った。

    最後の終わり方はとても切なくて痛くて泣きそうになった。(カフェで読んでたから泣かなかったけど、家だったら泣いてた。)

    築地市場がこれからどのように生まれ変わるのか気になる。私の地元なもんでw

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    2019年11月28日
  • 核の柩

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    この方の書く文章がスキです。はらはらドキドキ手に汗握るアクションシーン。そういうのが好きな方、読んでみてください。

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    2009年10月04日
  • 非常線

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    無実を証明するために刑事は逃亡者になった。
    同僚殺しの容疑をかけられた金谷は、真犯人を挙げ自らの潔白を証明するため、取調室から逃走した。同僚・鹿島が探っていたコカイン密売組織を追い、警察から逃れる金谷に次々と襲い掛かる危機。刑事魂を捨てず、フェアに戦い続ける金谷を待ち受ける真実とは?手に汗握るアクション警察小説の傑作。(Jbook参照)

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    2009年10月04日
  • 導火線

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    東京に水爆を打ち込もうとするかつての特殊作戦群員達。それを阻止するために招集されたかつての特殊作戦群員達。かつての友が敵となった今、東京を水爆から守ることができるのか。
    戦闘物作品。それほど難しくなく、読むことができる。それほど意外な局面があったりはしないが、普通に面白く読めると思う。

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    2025年05月07日
  • 摘出

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    ネタバレ

    かつて、東京で起きた殺人事件について、致命的な誤報を書いてしまい、今は福島の支局に飛ばされてしまっている新聞記者、木村。
    ある日、同じ誤報を書いた責任を取り、社を去った先輩記者の瀬河と偶然再開する。
    瀬河は、腎臓を病んでおり、透析を受ける生活を送っていたが、運良く腎臓移植手術を受けて、術後の経過も良く、受賞に回復しているはずだったが、なぜか容態が急変し、帰らぬ人となってしまう。

    不審に感じた木村は、移植手術を受けたものに多くの死者が出ていることを掴むー

    臓器移植をテーマにした、医療ミステリー。
    脳死判定と臓器移植について、圧倒的なリアリティを持って描くストーリー展開は圧巻ですが…

    そこに

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    2025年02月24日
  • 警視庁特捜官 魔弾

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    殺人事件を追う捜査一課のデカ・梶原。機動隊のナンバーワン狙撃手・清水。二人が組んで連続殺人事件を解決する。警察物の中ではやや異色か。スナイパーの凄さを感じた。

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    2021年12月26日
  • 警視庁特捜官 ワンショット ワンキル

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    どうもこの本の前にもう一冊あるようで、「魔弾」が前日譚になるのでしょうか。順番に読みたかったけれど致し方なし。
    かなり警察を美化した刑事ドラマですが、昔は警察の腐敗よりは燃えたぎる熱い血潮に任せて突き進む熱血刑事ものが多かったですよね。そちらの系譜という気がします。
    妻を犯罪者に殺された過去を持つ粘りの刑事と、犯罪を犯した少年と、造反した上司を射殺した過去に精神を痛めつけられている天才狙撃手。この2人が葛藤を抱えながら事件解決に奔走するドラマです。
    目新しい事は何もありませんが、なんだかんだ言ってこういう話好きです。

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    2021年09月22日
  • 警視庁特捜官 魔弾

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    白昼、新宿都庁前で男が射殺される。捜査本部へ派遣されてきた機動隊随一の若き狙撃手により、ようやく発射現場の特定に至るも犯人の足取りは全く見つからない。
    『猟犬』と呼ばれるベテラン刑事の『梶原』は狙撃手『清水』と組み、姿の見えない犯人を追う。

    狙撃の腕前や身を隠す術などを追っていくのかと思っていたのだけれど、そちらはそういうことが出来る奴ということで片付いた。いわゆる凸凹コンビなのだろうけど、どちらも過去に曰く持ち。途中梶原が清水に対し撃てるかどうか疑念を抱く描写の繰り返しがくどいかなと感じた。
    事件は豊洲移転の利権争いなど社会派テーマを絡めつつ、浮かび上がってきた動機は非常にやるせないもので

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    2018年02月06日
  • 警官魂 反撃篇

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    ネタバレ

    2013/11/5
    ちょい長いわ。
    犯人にやられ過ぎて最後飽きた。
    主人公の凄さが目減りした。
    物語内で誉めたたえられてるだけに興ざめしちゃう。
    誉めるのは程々に…

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    2013年11月09日
  • 核の柩

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    警察機関に所属する主人公が、全てが負となることをわかっていながら、公けを優先するというのがとても興味深かった。

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    2013年09月27日
  • 非常線

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    日本版「逃亡者」。ただし、逃げるのは現職だった刑事。

    ご都合主義がやや鼻につくが、600ページ弱を読ませてしまうのは。大したものです。

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    2013年08月04日
  • 警官魂 反撃篇

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    8月-4。3.0点。
    捜査禁止を命じられた主人公が、めげずに続行。
    力が入りすぎ。あと、捜査過程が冗長かな。
    あり得ない関係と命令。うーーーーん。。。
    ラストも、犯人、それで良いのかという感じだし。
    一気読みできたので3.0点だが、
    微妙です。

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    2012年08月16日
  • 警官魂 激震篇

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    8月-3。3.0点。
    造反警官の物語。誘拐事件が発生、しかも警察幹部の関係。
    いろんな事情があり、主人公は左遷先から捜査へ。
    うーーーん。力入りすぎ。。。気持ちはわかるが、そんな暴走って
    あり得るのかな。
    身代金運搬に、時間をかけすぎの気が。少しクドいと感じてしまった。

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    2012年08月10日
  • 警官魂 反撃篇

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    絶望的な状況に追い込まれながらも、捜査を続ける三島。最後の最後に明かされる真相とは・・・。

    ややご都合主義的な展開だったのが残念でした。
    ドラマは原作と結末が違うようです。

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    2012年07月08日
  • 警官魂 激震篇

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    続けて松浪氏の作品を読むことにした。単行本の刊行は昨年。タイトルは「刑事魂」。今年3月に高橋克典主演でスペシャルドラマ化されたので、1年弱で文庫化、「警官魂」に改題。
    上巻は「激震篇」。自らの正義を貫くために、いったんは左遷させられた三島が、県警本部長の娘誘拐という前代未聞の事件のために、捜査の最前線に復帰する。三島も、県警本部長の村井も、どこまでも自らの姿勢を崩さない。どうなる、後半?

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    2012年07月07日
  • 非常線

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    ネタバレ

    次から次へと絶体絶命な局面に襲われ、最後までスリリングな展開でノンストップで読めた。絶好のタイミングでお助けキャラが登場するのは、お約束な感じではあったけれど(苦笑)。それに、最後は尻切れトンボの感が拭えず。途中の女の子の約束はどうなったとか、恋人はどうなったとか、、、。事件の方も、同僚が殺されるまでどこまで核心に踏み込んでいたとか、何かうやむやのまま終わってしまった感が否めない。それなりに面白かったけど、最後は何だか消化不良、、、。

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    2011年08月21日
  • 非常線

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    ハードボイルド好きな母から。どうにもこうにも主人公のたらい回されっぷりに「またかよ!」とげんなりしてしまいました。もしやこれはジェットコースター小説世代のいけない部分なのでしょうか。いやでもそれにしたって。そして読者(ていうか私)に何の印象も残さず散ってしまった老年刑事さんが哀れです

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    2009年10月04日