【感想・ネタバレ】摘出のレビュー

あらすじ

腎移植後、順調に回復していた元新聞記者の容体が急変し死亡した。後輩記者・木村は、不審に思い調査を始める。その頃、劉邦大学の吉岡医師は、殺人の罪に問われるリスクを負いながら、脳死による肝臓移植を行なおうとしていた。二つの移植手術、その背後に隠された秘密に迫る二人! 衝撃の医療サスペンス。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

かつて、東京で起きた殺人事件について、致命的な誤報を書いてしまい、今は福島の支局に飛ばされてしまっている新聞記者、木村。
ある日、同じ誤報を書いた責任を取り、社を去った先輩記者の瀬河と偶然再開する。
瀬河は、腎臓を病んでおり、透析を受ける生活を送っていたが、運良く腎臓移植手術を受けて、術後の経過も良く、受賞に回復しているはずだったが、なぜか容態が急変し、帰らぬ人となってしまう。

不審に感じた木村は、移植手術を受けたものに多くの死者が出ていることを掴むー

臓器移植をテーマにした、医療ミステリー。
脳死判定と臓器移植について、圧倒的なリアリティを持って描くストーリー展開は圧巻ですが…

そこに殺人を持ってきちゃったことで、リアリティ月一気に霞んでしまいました。
殺人にしなくても、同じ話にはできたのではないかと、そこだけが残念です

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2025年02月24日

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