小林めぐみのレビュー一覧

  • まさかな
    久々に読み返す。
    やっぱり素敵だ。挿絵が似合いすぎだ。愕然とするほど大好きだ。文章が読みにくくても、やっぱりこのころの小林めぐみさんが好きだ。
  • 食卓にビールを
    物理が得意な女子高生人妻小説家が妙なところで宇宙人と接点を持ち、何時の間にか事件を解決している、コミカルな短編集です。
    …女子高生で16なのにビールを飲んでいるのはどうかと思いますが。
    別に女子高生で小説家という設定は不要な感じがしますけどね。
    ただの物理好きな幼な妻でいーんじゃないかと。
    すべての...続きを読む
  • ねこたま
    過去に読んだ本。

    この本は、高校の時に初めて読んでめちゃめちゃツボにハマった本。
    お腹を抱えて笑ったのは、この本と『小説家の作り方』ぐらいだ。

    大学生になってから再読。同じポイントでウケてしまった。
  • 食卓にビールを6
    毎度ながら唐突に終わった。いつもこの作品を読んでいると、少しだけ星新一を思い出す。宇宙人と地球人という関係性が、別のものに見えてきたり、その関係をずらして書くことで人間の汚さも顕わになるのに、それを堅苦しくさせない文体が、やはり私は好きなんだと思う。
  • 食卓にビールを
    宇宙人、未来人、超能力者は私の周りにいます。
    女子高生・16歳・作家・そして人妻。
    なぜか彼女の周りには超常現象が頻繁におこる。
    軽いノリで地球…否、銀河の機器を救う。そんな作品に脱帽
  • 食卓にビールを4
    近未来ファンタジー?
    異世界ファンタジー?
    現代のようで現代でない、ちょっとずれた世界でのありふれた(?)日常。
    宇宙モノなのかなんなのか。基本的にはノリの軽いギャグ短篇集です。

    主人公の飄々とした性格がとても好き。
    で、対する周囲のツッコミがさらに秀逸。
    もっとも毎回のゲストキャラはさらにボケて...続きを読む
  • 食卓にビールを
    1巻買ったら面白くて、翌日には一気に既刊全5巻(060218現在)速攻買いしまして、読んでしまいましたが・・バカですねぇ〜〜〜
    こういうどうしようもないくらい間抜けな笑えるSFって好きだわ〜〜。今もついつい読み直し中也
  • 食卓にビールを3
    物語が脱線していくさまを楽しむシリーズです。
    少しずつ軌道がずれていって最終的に元に戻る感じ。もう一本ベクトルを加えたら螺旋構造描きそうで怖いですが(不明)。
    中身・感想については1巻のレビューも参照してください。
    1・2巻と同様にオムニバス形式ですが、毎回微妙に展開を捻ってきているので、なかなか侮...続きを読む
  • 食卓にビールを

    軽妙な語り口で綴られるヘンテコなSFが病み付きになります。

    小説家で物理オタクの人妻女子高生
    がビールへの愛を語ったり、
    異星人と接触したり、量子物理学論を展開したりするお話です。多分。
    オムニバス形式なので、
    適当に本を開いてさらっと
    読むことができるような
    ある種スルメ的な楽しみ方が
    できま...続きを読む
  • ねこたま
    王女の卵の探索中に出逢った伝説の魔獣に育てられた少女。
    奇妙なキャラクターが繰り出す奇妙な物語が奇妙な文体で綴られる奇妙な本。
    こんな奇妙な読書こそが、豊かな読書体験なのだろう。そんな贅沢な本なのです。
  • ねこたま
    弱冠16歳にして書き上げたデビュー作だというのだから驚き!
    語彙も豊富・世界も出来上がっているから楽しく物語の世界に浸ることができた。
    ※プロローグにある、いきなり難解な用語の羅列はあまり気にしなくても世界に入っていくことができます。
  • 必殺 お捜し人6 勇者の聖戦
    必殺お捜し人シリーズ第六巻はボケ老人(元勇者)のお世話と教会の秘密について。五巻に続いて頭のおかしな人のお世話でドタバタ劇かと思いきや、物語は予想外にシリアス展開。サマドのジラの再登場も驚きの姿だし、最後に明かされる教会の秘密も凄い。
    物語終盤は鬱々とした雰囲気だが、最後の最後に大逆転の希望が降りて...続きを読む
  • 必殺 お捜し人 白蛇の迷宮
    必殺お捜し人シリーズ(全九巻)の第一巻。舞台は異世界ファンタジー、といっても剣と魔法でバトルをするわけではなく、内容はどちらかというと探偵物? 主人公のウィルと友人二人は若干十二歳の子供。この子供達がわいわい騒ぎながら、運と大人顔負けの洞察力で、大人たちを巻き込んで(あるいは巻き込まれて)事件の真相...続きを読む
  • 必殺 お捜し人9 世界の終末
    今となっては手に入らない「必殺お捜し人」シリーズ。賢すぎるウィルと、周囲を巻き込む台風娘マギーと、少年らしいバズの元気いっぱい幼なじみ3人組がおりなす、推理ありなアドベンチャー。わくわくしながら読めます★この爽快感が好きだな〜w楽しい!!  【全9冊】
  • 食卓にビールを
    女子高生で、人妻で、SF作家。そんなよくわからない設定の、好奇心旺盛な主人公はよくわからない宇宙と異星人を巻き込んだよくわからないあれやこれやに巻き込まれる。が、楽観的でマイペースで強運の持ち主である彼女の行く手をふさぐものはなかった。

    と、書いてみたもののこれではこの作品のニュアンスがきちんと伝...続きを読む
  • 食卓にビールを5
    女子高生にして人妻な彼女は、ビール好き。おさな妻な彼女の周囲には何故かよく宇宙人が通りすがり、世界の危機が勃発する。明るくお気楽に食卓のビールを楽しみに、テキトーに世界を救ったりもする短編連作集。さりげなく化学用語を取り混ぜたネタが頻発です。ファンタジーというよりはSFか?
  • 食卓にビールを
    ふんだんに盛り込まれたSFガジェットに能天気な物語。次の展開が全く読めないのが素晴らしい。次巻も期待大。
  • 食卓にビールを2

    読むとビールが飲みたくなります(本当)。
    中身・感想については1巻のレビューも参照してください。
    1巻と同様にオムニバス形式ですが、この巻では中編が1本書き下ろされています。でも実質的には前編後編に分かれているような気もしますね。
  • 食卓にビールを
    歳は16、花の女子高生。小説家で物理オタクで、さらに人妻なヒロインの日常を描いた短編集で、ジャンルはSFって言うのがなんって言うか・・・。
    ミステリーじゃないやろこれ、って言うか、富士見ミステリー文庫って、富士見の不可思議な文庫を集めたレーベルでしょ?

    なんて言うかね、奇妙奇天烈で、まか不思議な・...続きを読む
  • 必殺 お捜し人9 世界の終末
    必殺お捜し人ついに完結、の最終刊。結局最後までウィルはマギーやバズと合流せず、三人の掛け合いが見られなかったのが非常に残念。というか、ちょっと終わり方が淡泊すぎやしませんかね? あまりにあっさりとしすぎてて、ページめくってあとがきが始まったのを見たとき「え?これで終わり??」と思わず言ってしまいまし...続きを読む