大竹稽のレビュー一覧

  • 賢者の智慧の書
    さっと読める。
    突き刺さる。
    事あるごとに読み返したい。

    読んでも答えは見つからないけど、
    励ましと凛とした気持ちにさせてくれる。

    出会えてよかったと思える本
  • 超訳 モンテーニュ 中庸の教え
    「揺れる」という表現に目が留まる。偏らず、定まらず、自然に変化していく。タイトルの「中庸」がとてもしっくりくる。読み返した時にそのときの関心ごとによってひっかかる言葉が変わってくるが、最後は芯の部分である「中庸」に戻ってくるととも感じる。視点は多岐に渡るがどの言葉にも一貫性がある。原著である「エセー...続きを読む
  • つながる仏教
    簡単に読めました。
    最近時々見ている”ぶっちゃけ寺”に出ている井上僧侶
    をふくめた4人の若手の僧侶の対談という内容。
    浄土宗・浄土真宗・日蓮宗・臨済宗
    宗派を超えて、仏教・宗教について考え、広めていく
    活動が最近よくありますが、とても共感できることだと
    思います。30代から40代の若い僧侶たちが、自...続きを読む
  • 哲学者に学ぶ、問題解決のための視点のカタログ【BOW BOOKS 004】
     哲学の本を読む人が次のターゲットを探す時に読む本である。思いがけない出会いがある。
     整理、解体、探求、発展、再生、創造という6つの視点が章となっており、それぞれにいくつかの哲学概念や哲学人が並ぶという構成である。更に言うと自分事化しやすいように「今の時代で言うとこのキーワード」というのも提示して...続きを読む
  • マンガ&あらすじでつかむ! 60分でわかる カミュの「ペスト」
     「囚われないこと」=「自由であること」?
     日々を諦めることなく、デマに流されることなく、楽観的になり遊びに出かけることでもない。
     この不条理な緊急事態の中でも、それを受け入れ、自分の人生を全うし、他人に優しくすることで自由になれる。
     幸いにコロナウィルスはペストと違い、致死率は低い。それでも...続きを読む
  • 超訳 モンテーニュ 中庸の教え
    自信のない自分、弱い自分、うまくいかない自分。人生はそんなもんだと、人間はそんなもんだと教えてくれる。20代の自分が読むと、そんな気張らずに生きていけばいいよって言われているみたい。傲るな、謙虚に生きろみたいなメッセージも多かったかな。常に競争社会に晒される環境で、経験も少ないから失敗すること、うま...続きを読む