金子智朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
教養としての、という部分も確かにあるが、実務に役立つ、という部分も多い。私自身は実務に携わらないのだが、会計については、定期的に関連本を読んで馴染ませておきたいと思って読んでいる。そういうモチベーションでの読書。
そのためか、会計ルールよりも、逸脱したニュース性のある話題や会計処理でやりがちな話の方に興味が向く。例えば。
ー 資本金が1億円以下だと税務上の中小企業になる。現行制度では、減資が柔軟にできるようになっているので、コロナ禍では業績が悪化した企業のいくつかが、減資によって資本金を1億円以下にして税負担を軽減させるということが行われた。
ー 一般的に企業は良いことを上のほうに計上し -
Posted by ブクログ
実務はしたことがなく、今後管理会計システムの開発に携わるので入門書を色々読んでいます。
この本は、堅苦しい表示と未経験者には取っつきづらいページ数ですが、中身は一つのテーマにたいして2-3ページずつの章立てで、新人とベテランの対話形式で進むので大変分かりやすいです。
ただし、以下の点がたまに気になります。
誤字がある。
新人が間違え、ベテランが正す形式が多いが、間違え方が会計の考え方以前の間違え(会計の考え方が間違っている+曲解)があり、正しい考え方を聞いても、その新人の間違いを完全に正したことになっておらず混乱する事がある。
例、100円の商品を10%値下げし利益額を保持するのに必要な個 -
Posted by ブクログ
ネタバレ会社の課題として読みました。
こちらは以前の「入社1年目の教科書」と違い実務本です。なので、変なギャップに苦しめられることはなく読み進むことができました。ビジネス系のハウツー本はありかもしれません。
ただし、数字が苦手な僕としては、苦戦はしましたが、こういう知識は将来的にも必ず必要な知識のなのでしっかり身につけたいと思うのです。
以下、本文の目次です。
1.はじめに
2.本書の構成
3.管理会計とは何か
4.分析手法
4-1.第3章 CVP分析
4-2.第4章 固変分解
4-3.第5章 投資の評価
4-4.第6章 コスト・マネジメント
4-5.第7章 業績評価指標
4-6.第8章 -
Posted by ブクログ
管理会計と財務会計。まさにMBAでいうアカウンティングとファイナンスにまたがるもの。BBTのアカウンティングの基本として、マネジメントが見るべき管理会計の基本を学べる。会話文であることや、こまかな公式は簡単に。見る側の立場で役立つものだ。
本書の特徴は、意思決定の為に役立つ会計という位置づけである点。バランススコアカードにおける4つの視点(財務の視点、顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点)に対して、パフォーマンスドライバを事前に設定し、結果を測定する。仮に、戦略的な目標を売上の増加とおいた場合、パフォーマンスドライバは何らかの行動を指し、それが結果として売上増加に結び付いたかど