【感想・ネタバレ】同じモノを売っているのに、儲かっている会社、儲かっていない会社のレビュー

あらすじ

違うモノを売っていれば、儲かっている会社と儲かっていない会社があるのは当然です。しかし、同じモノを売っているのに、儲かっている会社と儲かっていない会社があるのはなぜでしょうか。考えられることは、売っているモノは同じだけれども、やっているコトが違うからです。つまり、マネジメント、経営の仕方が違うということです。平たく言えば、仕事のやり方、考え方が違うということです。本書は、その仕事のやり方、考え方に焦点を当てて解説していきます。

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Posted by ブクログ

メモ

LUIS VITONの原価率35%.

アドボカシーマーケティング

顧客との信頼関係を築くためには、目先の利益にとらわれずに自社の利益にならなくても顧客の都合を優先させよ、という考え方のこと。時に他社製品を紹介することも。
本文では、伊集院光が髙島屋で買い物の際、在庫がなかったため伊勢丹で取り置きをしてもらったという話。

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2012年11月08日

Posted by ブクログ

コンサルらしく、明確なストーリー化がされていて、わかりやすい。
・値下げは先に楽して、後で苦労をする方法。値上げは先に頭で汗をかき、後で楽をする方法。
・製品別の分析ではなく、顧客別の分析を行うこと。なぜなら、決定者および本当に意識するべきは自社製品ではなく、顧客なのだから
・顧客維持型マーケティングの意味。買い替え、クロスセリング、アップセリング、価格感度の低下 様々なことにつなげることができる。
・固定費マネジメントはキャパシティマネジメントと等しい。すなわち、いかに稼働をあげていくかということ。
・資本金が大きいほど、一人当たり売上が大きいというのがデータから明らかになっている。ただし、その一方で一人当たり営業コストも大きくなっている。
・一人当たり税引き利益は年収上昇余力にひとしい。
・チャージャブルタイム 顧客に請求可能な時間がどれくらいあるか、これを意識することが重要。いかにこの時間を増やすことが大事。
・人件費前利益という考え方。本当に稼いでいる金額はどの程度なのか、年収などの参考になる部分。

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2013年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コンサルタントの金子氏が実際の現場で感じたことや、差別化などのコツを書いた著書。内容はかなりしっかりしている。
損益計算書の読み解き方などが書かれており、じっくり勉強したい人には面白い内容。

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2012年05月08日

Posted by ブクログ

利益のが生まれるメカニズムからコントロールの仕方を考え、儲かるとは何かを説く本。

正直前半第3章くらいまではよくある話だなーと思いつつ呼んでたんだけど、4章の「コストは削減すればいいってもんじゃない」5章の「稼働率を上げれば利益が増える」は、今までよく考えた事がない視点で参考になった。

費用を固定費と変動費でわけるというのはフツーだけど、この本では固定費をさらにコミッティッドコスト(減価償却等、過去の決定でもう出ちゃってるコスト等)とマネジドコスト、裁量で決定するコストに分けている。
まあ、ここまでもフツーなんだけど、コミッティドコストはキャパシティ=経営資源の容量だ、と説明しているところが、うーん、なるほど!だった。

固定費を削減したければ、発生源であるキャパシティそのものを削減するか、縮小するしかない。が、キャパシティは売り上げを生み出すその企業の容量であって、キャパシティが減れば売り上げが減るケースもある。
むしろ、キャパシティの稼働率を上げて、売り上げを増やし率としてコストを削減するという視点もある、と。

んー、なるほど。。。コスト削減って、削減すりゃーいいってわけじゃないと思ってたけど、それってこういうことだよね。

PLはよく扱うけれどBSは普段あまり意識しなかったりするので、ROAという言葉は知っているけれど、資産を用いる稼働率系の指標は今ひとつ実感がなかった。
BSで現される資産がその企業の体格で、その体格から売上が生み出される。で、その体格を絞ればいいってわけじゃなくて(無駄なとこは絞ればいいけど)、体格を上手く使うことも考えろ、と。
なるほどねー、ダイエット!って体重落とす事だけ考えてしょぼくなっちゃったらしょうがないでしょ、って事ですね。

文中でパーク24の出てきたんだけどそれも面白かった。月極め駐車場ならばキャパシティそのものを増やすのが戦略になるけれど、時間貸しの駐車場はむしろキャパシティの回転率が重要という話。
同じ敷地に6台止めれるところをわざとゆったりスペースをとって5台にする。すると女性ドライバーとかがここは停めやすいとまた使って回転率があがるという話。
常に満車で空いてないという状態ではなく、ここはいつも数台は空いてるから寄ってみようというとするために敢えて数台空いている状態を目指してコントロールするなど。
んー、なるほど。。。稼働率には時間の概念もあるからなあ。。。

どうも支出の絶対額にとらわれがちだけれども稼働率に注目すること、これがこの本から得た事。
早速、自分の事業で稼働率を挙げられるところはどこか考えてみようと思う。

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2011年06月22日

Posted by ブクログ

利益の源泉は、商品ではなく顧客であるということには納得。ただし、商品別利益は管理していても、顧客別利益の管理は出来ていない会社がほとんどというのも事実だろう。固定費はコストダウンというよりも、稼働率を上げることを意図すべきで、それらも含めて生産性を高めるということ。同じ稼働率でも高い生産量を得られるかどうか。ただ、いずれにしても計画が出来ても実行につながらなければ意味はない。全体的に漠然とした内容だが、理解はしやすい書籍だった。

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2011年10月15日

Posted by ブクログ

読みやすいし為になる。エッセンスが散りばめられている感じ。
ただ会計の本と比べると扱っている領域が広いので一つ一つの表記が少ない。
「管理会計がうまくいかない本当の理由」を読んでいなければもっと為になったと思うけれど、あちらと取り上げる事例も共通していたりするので管理会計の本ほどのインパクトはなかった。
本としてはとてもいい本だと思う。

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2011年10月01日

Posted by ブクログ

製造業:日本で作るとCNの5倍のコスト⇒nikeのようにbrand価値で勝負しろ。
稼働率・回転率を上げろ!
保管部門はskillを上げろ!
平等がもらたす影響。⇒経済的発展はない。

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2011年07月04日

Posted by ブクログ

著者は公認会計士。

ドラッカーの「顧客価値」と管理会計における「ROA」という2つの概念を用いて、
様々な企業行動を解説。

オーソドックスです。

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2011年06月13日

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