古我知史のレビュー一覧

  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    去年読んだ本だが改めて再読。

    コンサルタント出身の方だけに、議論のまとめ方が非常に丁寧で読みやすい。また、タイトル以上に中身も歯に衣着せぬ物言いをされている方なので、非常に楽しんで読める。言うなれば、古美門先生をもう少しマイルドにさせた感じ?

    「もう終わっている会社」の症例として挙げられる幾つかの具体例は、それなりに大きな企業で働いている人であれば、誰しもが「そうそう」と納得してしまうものばかり。会社の来し方に不安を感じる人は、ぜひリトマス試験紙変わりに使ってみるとよいと思う。

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    2014年01月12日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    「選択と集中」「中期経営計画」「顧客至上主義」をやめましょう、というメッセージ。僕は、特に顧客至上主義について、同調できた。

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    2013年05月06日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    本能の経営。
    理論の型に頼りたくなる経営の現場にあって、いい意味で型を破る。自分の意思を論拠に判断を積み上げて前に進み続ける。
    モヤモヤしていたものが、すごくスッキリした本でした。

    内容
    リストラクチャリング、集中、中期経営計画、顧客市場主義のデメリットの説明

    いい言
    販売は顧客を思い通りにする礼儀正しい技術である。

    ここに陸終わり、海始まる。

    アメリカは過去をリストラし、日本は未来をリストラした。

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    2013年04月22日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    事業会社、戦略コンサルタントを経てベンチャーキャピタリストとして世の中のカイシャを数多くみた著者は、「終わっている会社」として以下を挙げる。

    1)未来志向でなく、過去に成功して現在利益を出している事業をコアとして経営資源を投入
    2)”優秀な”経営スタッフが作成した中期経営計画を金科玉条に掲げる
    3)「お客様の声を聞け!」と必死
    4)曖昧さを許容しない内部統制とコンプライアンスに一生懸命

    どれも「現代の経営」の王道だが、形式主義、教科書的におおまじめに実践され、イノベーションを育むカケラも残ってないことが「終わってるんだよ(笑)」と指摘する。

    筆致は偽悪者風なのだが、指摘するポイントは鋭い

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    2013年01月26日
  • いずれ起業したいな、と思っているきみに17歳からのスタートアップの授業【BOW BOOKS019】

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    アントレプレナーシップ。
    同時に選択できるものは両方選ぶ。
    簡単なものと困難なものは、困難なものを選ぶ。
    世の中を動かすのは、1割のうざい奴ら。
    資本主義が支配的=完全ではないが多くの人が幸せになれる可能性が高い。
    起業はかんたん、創業は難しい。

    アイデアからスタートアップに至るのは1/5.
    競合は必ず出現する。しなければ市場はない。
    仲間割れが起きる。
    上場前に、GAFAに売るほうが高い。IPOしてもすぐに現金が入るわけではない。

    鳥の目で見る、アリの目で見る
    ヒット商品番付の未来を創造する
    三つの“間”に事業機会がある。人、空、時。その間をつなぐ。
    現状から未来を考える、未来から現状を

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    2023年10月20日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    中期経営計画などやめちまえ。は腑に落ちた。
    3年後の未来はわからない。
    確かに三年前には東日本大震災も新型コロナも予期していなかった。

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    2021年07月25日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    大事なことは3つ!というその喝破具合がとても面白く読めました。その3つもとても納得いきましたし、用語にとらわれて瞑想してしまうという内容も納得です。
    「踊らされちゃいかん」ということを学びました。

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    2015年06月03日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    ベンチャーキャピタリストの方の本。未来への集中、過去のリストラ。未来のどうあるかの経営戦略、未来への魂胆。未来の顧客を見る。

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    2013年06月09日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    「選択と集中」「中期経営計画」「顧客至上主義」の3つが、日本企業をダメにした、という強烈なメッセージ。本気での会社改革のために何が必要か、改めて考えさせられる。

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    2013年03月20日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    著者の主張の骨子は、「変化が3年先が見えない昨今、3年計画を立てて進める方式に意味はない。」ということ。
    また、言葉として、「CRM」は「顧客のいうがままをとりこむことではなく、(あくまでも)顧客に自社にとって有意義な振る舞い(購買行動)をしてもらうこと」ということだった。
    「選択と集中」という言葉を取り違え、企業のトップマネジメントが計画作りに会社のリソースを長期間投入するのは無駄、と言い切る点はとても愉快。
    トップマネジメントが全社に伝えるべきは、あくまでも方向性を示す、「経営理念や未来への魂胆」という発言には、つくづく同意。
    ぶれた発言をするトップへの信頼なんて、存在するわけないね。

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    2013年02月20日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    ネタバレ

    企業の参謀は優秀なのが一人で良い、あとの参謀まがいの人間を作ると官僚が仕事を生み出すように、仕事のための仕事を生み出す、(パーキンソンの法則)という話が紹介されていて、ちょっと共感した。だからといって処方箋はこの本には書いていないのだが。。。。。

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    2013年02月03日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    「選択と集中の戦略」「中期経営計画の信奉」「顧客至上主義」
    といった経営の三種の神器をバッサバッサと斬ります(笑)

    筆者に言わせると
    ・コア事業に全ての経営資源を投下している会社
    ・中期経営計画をしっかり作る会社
    ・お客様の声を聞け!と必死の会社
    ・新規事業などのプロジェクトを常に真面目に検討する会社
    ・あいまいさを許さない内部統制とコンプライアンスに一所懸命の会社
    は終わってるそうです。
    これらの項目に一つでも心当たりがあればこの本をどうぞ!

    決してアンチを唱えて話題を集めるような本ではなく、
    なぜ三種の神器が使えないのか、どうすれば使えるようになるのか
    という道筋を示してくれます。

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    2013年01月30日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    現状の閉塞感を打破するために、現代経営に3種の神器である「選択と集中」「中計」「顧客主義」をかなぐり捨てることを推奨した本。現状の当たり前に違った角度からすうどく切り込んでいて面白い。こういう考え方もあるんだなぁーと、参考になる。辛辣で汚ならしい言葉が多数出てくるのだが、軽快なモノの言い様についつい引き込まれてしまいました。

    ●選択と集中なんて止めちまえ!
     ・選択と集中という名のもとに、自分が得意とする分野に資源を投下する。これはすなわち過去の栄光に自らしがみつくことと同義。顧客は常に変わる、変わる顧客を新たに捕まえる為には、新しいことにチャレンジしなければならない。選択と集中の号令のもと

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    2013年01月26日
  • アリストテレスの言葉 経営の天啓

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    いくつかのアリストテレスの言葉を紹介しながら、その解釈を「経営への示唆」としてコンパクトにまとめています。野中郁次郎氏も、近年の論文でアリストテレス哲学のコンセプトを経営学に敷衍していますが、本書の内容もなかなか興味深いものがありました。

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    2011年08月09日
  • いずれ起業したいな、と思っているきみに17歳からのスタートアップの授業【BOW BOOKS019】

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    17歳をターゲットにした本書、内容の粒度や範囲は妥当かな、と思った。コレを読んでその世界を知ってくれる人が増えればとても良いことです。

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    2023年12月02日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    「選択と集中」の意味を履き違えている会社が多いのか?
    (逆に当社は「選択と集中」を全くやってこなかったと思う)
    リストラは単に利益が出ている事業かどうかで判断してはいけない。
    ●たとえ今利益が出ていなくても、成長要因があるのか?
    ●イノベーションを起こせる社員がそこにいるか?
    で判断しなくてはいけないらしい。
    アメリカは日本と比較してGDPが大きく成長した。
    アメリカは「過去」を上手にリストラ出来たからだ。
    反対に日本は「未来」をリストラしてしまった。
    せっかくのイノベーションの種を大きな会社組織が摘んでしまう。
    そもそも会社を変革しようと頑張る社員の絶対数が少ない。
    改めて我々はもっと本気で

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    2020年12月12日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    ネタバレ

    書いてあることには100%同意。小気味よく戦略コンサルとそれにへつらう会社員をバサバサ切ってくれるので、連載モノで読む分には面白かろう。が、単行本で見せられてもうーん、ってなっちゃう。要するにストーリーにならない。
    大枠、異端のものを放し飼いにしろ、って話になるんだろうけど、、、経営者にとっても、さらには現場にとっても参考にならないのではないだろうか?

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    2019年02月02日
  • ベンチャーキャピタリストが語る 着眼の技法

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    ネタバレ

    ・大きな疑いを持った時なかなか常識が捨てられないときは一次的に忘れてみる、放り投げてみる、目を瞑ってみる。
    ・大きな疑いを持つにはSF作家のように振る舞う。場合によっては大きな嘘は優れた仮説になりうる。
    ・ジョブズやゲイツも大嘘つきの未来人。
     未来人は現世の常識には惑わされない。未来の常識でブレークスルーする。未来人の着眼は現代の世の中の当たり前をコロッと変える。
    ・健常なパラノイアとはめちゃくちゃ夢中になれる人。
    ・健常なメガロマニア系の人はでかい夢を熱く語る。
    ・イノベーティブな仕事をしたいのなら、技術革新やビジネスモデル革命を夢想する誇大妄想癖の変人を見つけたい。
    ・偉業を成し遂げたチ

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    2018年04月23日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    「選択と集中」「中期計画」「顧客至上主義」の常識を捨て、会社はもっと自分らしく前向きに突っ込んでいく動きをせよ、と説きます。確かに、お上品で、きちんと戦略を立てて進むばかりでは、どこも一緒になってしまいますもんね。

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    2015年04月14日
  • もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ

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    会社改革には何を変えるか?

    →将来のコア事業になり得る可能性のあるものに集中して注力する
    世の中が不連続ならばミクロレベルでは、連続していると仮定した選択的行為だけではなく未来志向の選択を非連続的に意志をもってそれぞれが行うべき
    自らを行動ある実践者に変身させる必要がある
    現状とゴールには大いなる断層があっていいが、最終的な目的地、つまりどういう会社になりたいかはこだわらなければならない
    会社の未来戦略に必要なのは、飽くことのない夢と地に足が着いた行動
    好きなようにシナリオを描いて顧客を巻き込む
    顧客に迎合しないで、顧客を導く信念を持つ

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    2014年12月29日