日丸屋秀和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
好きなことに真面目に向き合おうとするほど、身動きの取れなくなってしまうことがある。
好きであることだけは、間違いなく自信があるのだけれど――自分が好きだと思うものを、違う方向で好きなひとがいることはあって、そういう人から「お前は違う」と言われてしまうと……自分とその人が違うのだからしかたない、と理解していても――自分の好きをどんなふうに表現してわかってもらえばいいのか……わからなくなってしまうことがある。
そうするうちに、自分になにが出来るのかもわからなくなってしまうことがある。
きっと、「これが好きなんだ」「これが自分にとって正しいことなんだ」なんて、自分の心が自然に感じ取っていられればいいことで――他人に主張して、正当性を認めさせる必要はないんでしょうね。
それでも、やっぱり……一方的に、「間違ってる」って言われちゃったり、自分とは違う「好き」が正しいかのように、声高に言われちゃうと――辛く感じちゃうのだけれど。自分と違う相手を、言い負かさなきゃならないようなひとは、自分を信じ切れていないから、他人の「あなたが正しい」って評価がないと自分を保っていられないのかもしれないですね。
「そういうのもあっていいんじゃないかな」って、互いにそう思えれば――それで、きっと充分で……それで、いいんじゃないかな。
自分の好きなものを認めさせるために、がむしゃらに戦うのも、ひとつの生き様だろうけど――他者を認めながら、自分は自分でいいのだと、ニュートラルに生きることも、けっして否定されるような生き様ではないと思いたい。