塩沼亮潤のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
とても優しい口調で読みやすく書いてあります。
1人で生きることは出来ない、周りの人や自然に感謝して生きることが大切だというのが自然に伝わってくる内容です。
この本を読んだおかげで、頭にくることがあったのですが、自然におこらずに済みました。
怒りを撒き散らすことは誰のためにもならないのでは?と改めて思いました。
全ての身の回りで起きることは自分を成長させてくれるものと思うようになりました。
筆者の塩沼 亮潤住職のお寺の秋保にある慈眼寺は、偶然この前旅行の時に前を通りました。
本を読む前だったので知らないお寺だったのですが、気になって覚えていました。
旅行から帰って1週間後に読 -
Posted by ブクログ
東日本大震災を境に「論理」や「理屈」の時代は終わった。
それでは我々はどのようにこれからの時代を生きていけばいいのか。
その答えのヒントは、「原点を見据えること」にある。
原点をしっかりと見据え、日々実践すべきことを実践することで、マイナスをプラスに転じることができるからだ。
そして、何よりも大切なことは忘れないことである。時が経つことで、大切なことの記憶は薄れてしまいがちだ。
しかし、それではいけない。
「教訓を胸に刻み込み、子孫に伝えていくことが、今を生きる私たちにとっても大切な責任」と著者は指摘する。
想定外と片付けるのではなく、「いつか」に備えて暮らしていくことが大切なのだ。
後半では -
Posted by ブクログ
・本来いらない「とらわれ」を捨てることにより、初めて大切な何かに気づくことができます。古来、手放すことが大切だといわれ続けてきたのは、私たちがさらにもう一つ成長するためなのでしょう。
・生涯誰にも迷惑をかけられずという人は、この世に一人もいません。誰もがいつかどこかで、誰かに不快な思いをさせてしまっているものです。迷惑をかけられて嫌だなと感じている人は、自己を省みる時間を作ってください。
・教える人と教わる人は、向き合うことにより、ときには大変なストレスを受けることがあるかもしれませんが、お互いに敬意の心を持ち、さらに高みを目指せばやがて見えてくるものがあります。
・病気を定めと思って受