天野ひかりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新しい家族を迎えることを前にして、色々不安に思う気持ちは尽きない。考えの押し付けになってはいないだろうか、成長の機会を知らず知らずに奪うことにはならないだろうか、そんな疑問に答えてくれる一冊である。
淡々とした文章だけでは、自身の考えと違う部分はなかなか理解できない(変えられない)ものだが、本書はNGとOKのパターンそれぞれを漫画で表現してくれているため、理解と記憶が進む作りとなっている。OKパターンもここまでうまくいくだろうか?という疑問もあるが、切り返し方などを一度知っておくのとそうでないのとでは心の持ち方も変わるだろうと思う。
実践はまだ先の話になるが、読んでいてなるほどと思える部 -
Posted by ブクログ
一貫して、子どもを「認める」ことの大切さを説いている本。認めるとは、あるがままを見留めるような様子をいうのかもしれない。
幼児の子育て向けの一冊のようでもあるが、思春期に入る前の小学生でも十分あてはまる部分は多いと思う。もっというと、大人にも当てはまるのかもしれない。。
ので、この本を手に取ることに「遅すぎる」なんてことはないのかもしれない!
「もっと早くこの本に出会いたかった」という中学生以上の子を持つ親もいるかもしれないが、最後の「子どもは、いろいろな人とかかわって認められて育っていくので大丈夫、と信じよう」に救われる部分も大きいように感じました。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ雨の週末。
子どもに怒っては落ち込む平日を過ごしている日々を変えたい!と思い、子育てひろばで手にしたこの本。
『親の役割は”自己肯定感を育てる(器を大きくする)こと”。
社会のルールを教える(水を注ぐこと)に一生懸命になっても、自己肯定感(器)が育たないと、子どもの心や知識からこぼれてしまう・・・』
ぐぐーっと響きました。
特に
〜レストランで走り回る子どもへの一言〜
一度、周囲に謝り、元気の良さを認めてから社会のルールを教える
(P114より)
親の立ち位置、子どもに対する気持ちの持ちよう、全てが凝縮されているような声がけです。
この他にも具体的な例もたくさん書いてあって、とても参考に -
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Posted by ブクログ
pivotの無料ポイントを活用し、オーディオブックで聴いた!
総じて、親の思い通りに誘導するのではなく、子どもと一緒に考えること、また、子どもが色んなことに迷ったり、親がやめて欲しいことがあったりしても、「〜なんだね」と一度肯定してあげることが大切。
上の子可愛くない症候群、とかあるんだね。。
上の子を優先してあげることが大事らしい。この場合の優先、は、わがままを聞くのではなく、その想いを受け止め、その子がいるから助かることを声に出してちゃんと伝えてあげること。
他の子と比較することは、いけないことではない。
ダメなのは、比較して現在地を知ったあと、できるようになるように固執すること。子 -
Posted by ブクログ
ネタバレ怒って落ちこむその前に
気もちが分かればラクになる最上のコミュニケーション
短時間でも質の高いコミュニケーションを図れる実践的内容です。
一方的な伝え方だけでなく親と子の相互のコミュニケーション方法が具体的にわかります。(紹介文より)
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分かりやすくて読みやすい。
理想論だったり知ってることも多かったけど、
「そうだった」と改めて心構えするのにちょうど良い本。
1.会話以前の大事な話
・大事なのは子ども自己肯定感を育てること
・「認める」言葉が子供の自己肯定感を大きくする
★子どもに正論を言っても意味がない
2.聴いてくれて話してくれるコツ
・子どもの良いところ悪いとこ -