永守重信のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一代で時価総額5兆円企業群を作り上げた永守氏の言葉は迫力と説得力が違う。京都「学園」大学をM&Aして京都先端科学大学へと変貌させた教育論の持論は「学ぶとは何か?」を考えされられる。これからの教育に必要なものとして「専門性」「英語力」「雑談力」「ディベート力」の4つとし、自分を卑下しない大切さを説く。述べる内容はただただ賛同するのみ。
だが昨今の後継者問題を踏まえ辛辣なコメントを。これまで選出した「後継者」は高学歴かつ大企業で実績を残した人ばかり。言行不一致の感は否めない。本書の主張がコンプレックスからの強がりのようにさえ感じてしまう。「採用する人は声がでかくて飯を食うのが早い奴」、そう -
Posted by ブクログ
日本電産(Nidec)の後継者選びは4人目の関氏が2022年9月に辞任したことで、またもや振り出しに戻った。永守氏のお眼鏡にかなわなかったからである。漏れ聞く科白は威勢の良いものが多く、一体どんな人なのだろうと、一冊読んでみることにした。
予想に反して(?)、至極まとも且つ情熱にあふれた、昭和の時代に一代で会社を築いた人が書きそうなビジネス書であった。奇をてらわず、基本に忠実に、諦めずに努力すること。現代においても十分に通用する考えだと思う。ただ、少しだけ自慢げないし自己陶酔の匂いがしたり、現代では通用しないモーレツ行動(洪水で避難命令が出たのにも関わらず現場死守を命じる等)も記述されて -
Posted by ブクログ
日本電産の創業者であり、半世紀の経営者人生を送ってこられた永守重信氏の経営論が詰まった一冊。自伝のようにも感じられた。
半世紀の経営者人生ということは、昭和、平成、令和と日本の経済、企業を引っ張り続けてきた人だということ。
もちろん中には、現在の価値観にそぐわないものがあると思われる部分が何箇所かあったが、未来を見据えてこれからの社会人に必要な力とそれを育てようと私財を投じているところは、素直にカッコいいと思った。
《個人的に心に残ったこと・これから身につけたい力》
これからの人材に必要な能力
・雑談力
・ディベート力
・自ら課題を見つけ、それに向けてひたすら前進する力(主体性、粘り強さ)