皆藤黒助のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ事故物件の解決に携わっているし、オカルトに詳しいのに嫌いだと言い切る天木。
普段の言動も変人なので油断していたら、後半で明かされた件で、そりゃ嫌いにもなるわなと納得。
そして、事故物件に詳しくならざるを得なかった点にも納得。
そんな天木に巻き込まれてしまった織家ちゃんを気の毒に思いつつ、彼女の実家もまたオカルトに関わる謎が。
必然だったか。
彼女の実家に限らず、作中に出てくる事故物件は冗談抜きで怖い案件ばかり。
『木目の家』は命の危機があったという面でも怖かったし、『望まぬ同居人』はオカルトより怖いのは……な案件で別の意味で背筋が凍るという。
また、どの案件も予想外のオチ(二段構え)が来るの -
Posted by ブクログ
ネタバレ佐々木や田中などの見慣れた名字が出てくるのに、凄い漢字が充てられているので登場するたびに驚くという。
それでいて先生は名字呼びしないので、凄い漢字の名字と下の名前も覚えなきゃなので、キャラ把握がちょっと大変だった。
固有名詞がこてこてなんよ。
漢字の声が聞こえて漢和辞典の目的のページを一発で開ける特殊能力(?)もちの現国教師と過去のトラウマからSNS嫌いの女子高生が校内や自分に降りかかった謎を解決していく学園ミステリもの。
先生と女子高生チカの距離が最初から割と近いので(二人きりで過ごすことが多い)条例的に大丈夫なのかと心配になったが、なるほどなるほど。
特に先生がチカの方に寄りがちだったの -
Posted by ブクログ
期待していたものからは逸れていた。けども最後は心に響くものがあった。
表紙の雰囲気からして「海外から転校してきた美少女と言葉を通じて心を交わしていく」青春モノに違いない、って事で買ってみたんだけど、いやそれは全然間違っちゃいないんだけど、初っ端からいきなり謎解きが始まって「あ、ロジックってそういう……」というマイナスな印象から出会いがスタートしてしまった。あと、全体を通してそれなりに重い話が多かったのも気になるところ。
あくまで好みの話です、っていう卑怯な前置きをするんですけど、自分は多分こういう「学生が謎解いてく」系があまり好きではなくて、なんでかっつーと多分そこで自分の理想としているリアリ -
購入済み
これで評価が高いのか?
よくある青春ストーリーで気分は悪くないのだが、正直「先が見えすぎる」感が読むスピードを鈍らせる。
漫画かと思われる展開ばかりで、ご都合主義まんさいだ。小学生か中学生向き。二巻目が出てるが買う気はない。