ようするに、怪異ではない。 ある夏の日のがらんどん

皆藤黒助

季節は夏、妖怪を求めて今日も元気なハル先輩と振り回される皆人。海で拾った小瓶から謎の恋文を見つけ、皆で推理を始めるが、手紙に秘められた意外な真実が明らかになり。前代未聞の妖怪不在証明ミステリ、第２弾！

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ミステリー
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川文庫
• シリーズ: <よう怪>シリーズ
• 電子版発売日: 2015年08月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★★☆]

皆人の小学生時代の話が良かった！いじめを受けている皆人と一緒に遊んでくれる友達がいないなか、偶然出会った隣の小学校の生徒と謎解きをしたのは現実だったのか、想像上のことだったのか。皆人は昔から変わらないのね。

[ブクログ · ★★★★☆]

妖怪オタク少女とアンチ妖怪少年とのバトル第二弾。今回は過去の因縁が明らかになります。といっても匂わされている程度なので、詳細は次の巻で、といったところでしょうか。続きが楽しみです！

[ブクログ · ★★★★☆]

よう怪シリーズ（？）の２作目
２冊目でもクオリティは落ちていない安定の面白さ

ってか、おじいちゃんて結局何でわかってたのかね？
ホントに不思議な力があったのかね？
ま、まだまだ続くようだし、そのうち明らかになるのかな？

[ブクログ · ★★★★☆]

少しだけ構成を浅く感じた。そういうキャラだと行ってしまえばそれまでだけど、妖怪へのこじつけがちょっとうっとうしくもある。ここを否定してしまうと作品のコンセプトが崩壊してしまうんですが、もうちょっと妖怪に結びつける根拠がほしいかな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

前巻の終わり方がアレだったので心配していたけれど、割と大丈夫でしたね。
「がらんどん」の話で明らかになる設定はちょっと蛇足感が。
うまいこと処理できればいいんだけど。
田舎の雰囲気が好み。

[ブクログ · ★★★★☆]

最後のお話で、"いつかわかることになる“と言ったおじいちゃんはもしかして本当に不思議な力があったのかなぁ…と思わされるお話でした(*´꒳`*)
怪異じゃなくて、しっかりとトリックがあるのが毎回読んでて面白いです！