【感想・ネタバレ】事故物件探偵 建築士・天木悟の執心のレビュー

あらすじ

憧れの建築士・天木悟に近づきたい。
そう思って横浜の大学の建築学科に入学した織家紗奈。
早速天木がゲストで参加する講義に参加したものの、
壇上にいたのは天木だけではなく……。
しかし講義終了後、織家は天木から「君は見える人だろう?」と声をかけられる。
そして幽霊が見える力で「事故物件調査」のバイトをしないかと誘われ……。
若手天才建築士の裏の顔はなんと、「心理的瑕疵」を取り除く建築士!?
天才とその助手の事故物件事件簿!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

建築士×助手の事故物件事件簿という設定を知り、面白そうだなと思ったのと、表紙の天木の顔がカッコよかったため読んでみた作品。

事故物件調査でまるで探偵のように事件を解決する建築士の天木×霊が見える助手の織家という最強のコンビが結成された。
これは、面白いシリーズが始まった。

次回は、「白い家」についての謎が明らかになると言うので、次回作も楽しみです。

事故物件に抵抗のある人は多いと思う。もちろん私も、いくら家賃が安くても、事故物件に住みたいとは思わないなぁと思う。
やっぱり、ホラー要素もあり、事故物件はコワイと改めて思いました。
そんなことを思いながら、読みはじめたが、実際の事故物件の間取り図も掲載されています◎
実際の物件を想像しながら読めるので、頭に入りやすかったです!!

スラスラ読めるので、是非おすすめです!

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

中学の修学旅行中に横浜で見た家と建築士・天木悟に憧れ、横浜の大学の建築学科に入学した織屋紗奈。紗奈は、入学後すぐの講義で憧れの天木との再会を果たす。だが、"見える体質"の紗奈は、天木から"事故物件調査"のバイトを依頼され、不可思議な現象が起こる"心理的瑕疵"があるさまざまな物件と関わることとなっていく…。


面白かった!
書店でたまたま手に取った本だったが、読んでいてぐいぐい引き込まれた。"事故物件""心理的瑕疵"、あまり馴染みのないジャンルだったが、建築とホラーと謎解きが上手く折り重なっていて良かった。1つ1つの話に登場する物件全ての間取り図も話のなかできちんと描かれているところも、"館ミステリー"が好きな身としては、楽しめた。
物件の謎や不可思議な現象が本当に怪異現象である点、どの怪異にもゾクッとした。また、怪異には人の手では解決しようもないものもある。そういうオチになっているところも面白かった。

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2025年01月04日

Posted by ブクログ

事故物件に建築士が挑むお話。何か特殊な能力を使って事故物件を解決する、みたいな話ではないです。建築の知識も使いながら原因を突き止め、可能であれば解決するし、ダメなものはダメとあきらめる。ただ、もう少し建築家らしい何かがあるとよかったかな。

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2024年11月13日

Posted by ブクログ

それほど濃いキャラでもないが引き込まれるのは現象が結構怖いせいかも。今まで読んだ事故物件ものとちょっとタイプが違って面白かった。

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2024年11月02日

Posted by ブクログ

『変な家』を購入したさいにこれも目に留まってなんとなく。軽いけれど、ほどよい怖さのホラーでした。

主人公は、中学生のときに修学旅行先の町で住宅地に迷い込み、目の前に現れた家に一目惚れ。その建築士に憧れて大学の建築学科に進みます。憧れの相手の特別講義を聴講する機会に恵まれたというのに、壇上の君にかぶさる幽霊。嬉しくもない「見える」能力のせいで、図らずも建築士の事務所でバイトをすることに。

またシリーズものに手を出してしまったわけですが、心理的瑕疵物件の話にもかかわらず、心理的負担はなく読めそうなのがありがたい。

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2024年03月19日

Posted by ブクログ

事故物件怖いですね。
修学旅行で出会った建物に魅せられ建築を志した主人公は実は霊が見えて、憧れの建築士はオカルトに執心という、設定が盛り盛りでした。

ラストは天木がなぜオカルトに向き合っているのか、理由がわかるのみで解決はまだだったので、シリーズ化して解決してほしいと思いました。

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2024年03月13日

Posted by ブクログ

怖い。。。事故物件。住めないわ。
ストーリーは面白かったけど、織家家の人間関係がしっくりこなくて、星少なめ。

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2024年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

事故物件の解決に携わっているし、オカルトに詳しいのに嫌いだと言い切る天木。
普段の言動も変人なので油断していたら、後半で明かされた件で、そりゃ嫌いにもなるわなと納得。
そして、事故物件に詳しくならざるを得なかった点にも納得。

そんな天木に巻き込まれてしまった織家ちゃんを気の毒に思いつつ、彼女の実家もまたオカルトに関わる謎が。
必然だったか。
彼女の実家に限らず、作中に出てくる事故物件は冗談抜きで怖い案件ばかり。
『木目の家』は命の危機があったという面でも怖かったし、『望まぬ同居人』はオカルトより怖いのは……な案件で別の意味で背筋が凍るという。
また、どの案件も予想外のオチ(二段構え)が来るので、そこも面白かった。

ただ一方で、毎回建物の見取り図が出てくるが、作品の読み解きにあまり必要なかったので(本文の説明で十分分かる)見取り図を絡めた展開が欲しかったなあと個人的には思った。
また今回では解決しない点、織家ちゃんの母親の件も最後の最後でご都合主義感もあったので、ちょっとモヤモヤしてしまって勿体無いと感じた。
次回ありきでしょうか。

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2023年12月28日

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