豊田正義のレビュー一覧

  • DV(ドメスティック・バイオレンス)――殴らずにはいられない男たち
    [ 内容 ]
    なぜ男たちはDVに走るのか。
    職業・年齢・生い立ちなど、加害者たちに共通点はあるのか。
    男たちに暴力をとめさせる手だては。
    加害者、被害者双方の生の声を多く集め、様々なケースからDV問題の本質を浮かび上がらせる。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆...続きを読む
  • DV(ドメスティック・バイオレンス)――殴らずにはいられない男たち
    酷なお話。こういうのに弱い人は
    かなりしんどい部分があります。
    私も、読むのがしんどかったです。
  • 消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―
    『完全ドキュメント北九州連続監禁殺人事件』(著:小野一光)を読んだ後に本書を読みました。
    比較すると、こちらは小説のような文体で書かれているので読みやすいですが、松永・緒方両名の生い立ちや″ワールド″時代の蛮行については掻い摘んで書いてあり、どちらかというと事件の異常性や残虐さを全面に押し出している...続きを読む
  • 消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―
    これ小説じゃないの?ってくらいひどい内容。

    小説の殺人事件でもここまでひどくない。

    大の大人がこんなに簡単に
    洗脳されてしまうのかと
    衝撃的だった1冊。

    ある意味洗脳の要素が詰まってて
    洗脳の教科書。

    人間って環境や行動制限で
    ここまで思考がおかしくなるのかと学んだ。
  • 消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―
    きつかった。読み切るの。しかしこんな事件起きていたなんて全く知らなかった。洗脳。どうしたらこんなに心が操られるのだろう。そういう状況になった時自分はどんな行動を取るべきだろう。何でこんなに簡単に人が殺せるんだろう。通電、寝かせない、ピラミッド、元警察官までこんなに騙されてしまうなんて。恐ろしかった。
  • 消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―
    読んでいて気持ち悪くなった。
    虐待や暴力、殺人の様子を想像して気持ち悪いというのもあるけど、松永の飄々とした態度や平気で人の人生を弄べる異常な精神性に特に気持ち悪くなった。
    ただ興味深いのは、もともと正常だった人たちが松永の支配によって虐待や殺人に加担したり、松永に従属するようになったりしたこと。
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  • 消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―
    元々はうしじまくんで取り上げられていたもの?から事件を知った。書かれてあるように報道があまりされて無いのか全くしらない事件だった。サイコパスっぽい人は周りにもいる。たぶんサイコパス。
    にしても胸糞悪い内容。
  • 消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―
    なんでこんな本買ったんだろうと思うけれど、新潮45の文庫シリーズを意外と読破しているので、好きなのかもしれない。

    タイトルの通り、北九州であった事件をテーマにしたもの。
    とにかく酷い。グロい。えげつない。
    世の中で一番怖いのは、やっぱり人間。
  • DV(ドメスティック・バイオレンス)――殴らずにはいられない男たち
    DVに関する、夫(加害者)視点の話と妻(被害者)視点の話。
    夫視点のパートを読んで「?」と引っかかった部分が、妻視点のパートでスッキリ判明する。

    とても興味深い本だった。
  • DV(ドメスティック・バイオレンス)――殴らずにはいられない男たち
    少し出版年が古いので、
    今それなりに増加傾向にある女性によるDVは
    掲載されてはいません。
    (一応終盤に少し触れる程度)

    かなり胸糞の悪い内容となっています。
    大体のケースは男性側の根底に
    トラウマといったものがあるケースが多いです。
    無理強いという事がどれだけ人を傷つけるか…

    ほとんどのケース...続きを読む
  • DV(ドメスティック・バイオレンス)――殴らずにはいられない男たち
    DVの加害者と被害者双方からの聞き取りをもとに、DVはなぜ起こるのか、背景は何か、暴力をやめさせる事はできるのかなどを考える。
  • DV(ドメスティック・バイオレンス)――殴らずにはいられない男たち
    DVの実態に実例から迫る。DVされて黙ってる女の人の気持ちが分からなかったけど、これ読んでちょっぴり納得できたかも。
  • DV(ドメスティック・バイオレンス)――殴らずにはいられない男たち
    DV防止法の施行は必要だと思うし、防止法作成段階から、フェミニストは、法案をあくまで男性加害者の問題として捉える傾向にあっただろう。現実、ここでインタビューされ、ルポされた4例のカップルも、殴る加害者男性/殴られる被害者女性(バタードウィーメン)という公式にある。ただし、ルポから浮上するのは、殴る男...続きを読む