水谷緑のレビュー一覧
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私もヤングケアラーとは一体何か気になった事が切っ掛けでこの本を読み始めました。ゆいの入院先の精神科で作業療法を行うシーンでは、「農作業を行う事で作業療法を行う病院もあるのだな。」、「作業療法として育てた野菜を実際に調理して食べる事もあるのだな。」と感じられましたし、作業療法として育てた野菜を調理する...続きを読むPosted by ブクログ
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自傷、自殺はその人の何を意味するのか…患者さんを理解しようと奮闘する看護師さんやドクターの姿がよかった。鈴木さんの断固たる決意は本人が選んだものというのが、一番突き刺さった。Posted by ブクログ
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ここまで壮絶ではないとしても、自分や周りの人に重なるところが必ずあると思う。自分と向き合い、1歩踏み出す勇気を持てますように。勇気を持てるまで寄り添ってくれる人と出会えますように。Posted by ブクログ
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嫌なことがあったときとか、スカッとしたいとき、ただムラムラしたとき、開発したいときなどなど女にも風俗あったらいいのにと思っていた。その世界が垣間見れてよかった。
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ヤングケアラー 漫画 読みやすく色々なケースを知る事ができる。子供の生活環境SOSには大人の助けが必要。母親の死「itと呼ばれた子」を思い出しました。Posted by ブクログ
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親身になるということが医療の場面でも大事なのだと気づいた。1人で激務なのはとても大変。島の暮らしは楽しそう。Posted by ブクログ
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最後まで読んで、「ヤングケアラー再生日記」という副題の意味がわかりました。
統合失調症を発症した母親をもつ、娘さんの物語。
「家族の病気」という観点だけでなく、「性別に基づく役割の違い」という観点からも考えさせられるお話でした。
マンガなのですっと読めてしまうのですが、内容はとても密度が濃く、絶...続きを読むPosted by ブクログ -
よっぴーさんのファンです。コミックエッセイということで読みやすくて良かったです。これを参考にコミュニケーションを楽しめるようになりたい。以下、ポイントメモ↓
・コミュニケーションの目的はコミュニケーション、相手と協力しながら繋いでいくゲーム
・先入観をもって、気になったところに突っ込む(小さく具体的...続きを読むPosted by ブクログ -
ヤングケアラーの子ども達がどういう生活を送っているのか、ニュースの特集やドキュメンタリーでその表面的な部分はわかっていたつもりでしたが、その内面や成長するにつれて生じる歪みまではほとんど想像できていませんでした。
成長して経済的に自立して「はい、リスタート」となれるわけではない。
親になる事への葛藤...続きを読むPosted by ブクログ -
ヤングケアラーという言葉も、どういう人のことかも知っているつもりだったけれど、こんなふうに感じながら生活しているのか、とリアルに受け取められる作品でした。
ケアをする家族から離れられておしまい、ではなく、長く続いてきたヤングケアラーとしての生活の中で身についた思考の癖やフラッシュバックなど、外からで...続きを読むPosted by ブクログ -
ヤングケアラーの主人公を成人後も含めて描いた漫画。重い話も多く、しかもすべてが事実に基づいているとのことだが、絵は優しいタッチで読みやすい。ケアラーの感情が、プライドや強かさも含めて丁寧に表現されていて、作品にかける著者の強い思いが伝わってくる。Posted by ブクログ
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ハートネットTVやNHKスペシャルで精神科の入院病棟や患者さんの様子を断片的に目にすることはあっても、その中の看護師さんのことを気にすることは今までなかったなと読みながら思いました。
色んな看護師さんがいらっしゃるのでしょうが、こんな風に患者さんに寄り添うような方は珍しいのでは、と何も知らない者は思...続きを読むPosted by ブクログ -
読んだ。当方、親からの被虐待経験者で解離性障害で現在子持ち。
わたしはこの主人公"ゆい"と違って親は統合失調症ではなくケアラーではなかったが、暴力、暴言、妄想による難癖、ネグレクトによる虐待のくだりはとても似ていて、「優しい別の家庭で暮らす妄想」とか解離の様子や感情がなくなる変な感覚など、小学生時代...続きを読むPosted by ブクログ -
自分だけじゃない、と感じました。
漫画なので気負わずに読めるところがほんとにいいです^^
水谷緑さんの漫画のタッチも優しくて好きです。Posted by ブクログ -
ほっとする一冊です。
心の病気は誰にでもなりうるもの。
その時に周りがどう支えてあげられるか、、
漫画なので気軽に読めるのもいいなと思いました
(*´ `*)Posted by ブクログ -
地域医療について改めて色々な事を知れました。
大きな病院だけが治療をする場所ではない。在宅医療も大切な治療だと教えられました。Posted by ブクログ -
今はヤングケアラーとして知られる様になったが、子供時代に親が病気であったり、虐待を受けたりして、子供ながらに家族の世話をしてきた人が、大人になってもしんどい思いをする、昔はアダルトチルドレンとも言われていた。本書はフィクションでありながら、ノンフィクションで、著者が丁寧に主人公の幼い時から成人まで丁...続きを読むPosted by ブクログ
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ヤングケアラーがテーマのコミックエッセイ。
小学生の少女が、統合失調症の母親の面倒をみながら家族を支えていくが、大人へと成長するにつれて様々な障害にぶつかっていく。
作者が色々な人から話を聞いて編み上げているので、完全なフィクションではない物語です。Posted by ブクログ