小松和彦のレビュー一覧

  • 日本妖怪異聞録

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    1992年に小学館から出版された同名ハードカバー本の文庫版。「酒呑童子」・「玉藻前」・「是害坊天狗」など、日本の妖怪伝説における著名な妖怪をを紹介し、その背景にあるものを考察する。文庫化に当たっては、ハードカバー版にあった語句の解説がカットされているほか、掲載されている図版が一部差し替えられている。
    元々中・高校生向け雑誌の連載であった為、文章は平易で読みやすい。内容も比較的深い点を掘り下げていて(酒呑童子の誕生譚や、是害坊天狗・鬼女紅葉伝説の元ネタなど)、初学者が妖怪伝説を知るにはうってつけである。後半の「鈴鹿山の大嶽丸」・「宇治の橋姫」が(雑誌掲載時の都合もあってか)ほぼ伝説の紹介で終始し

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    2013年02月11日
  • 鬼がつくった国・日本~歴史を動かしてきた「闇」の力とは~

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    歴史とは権力者=勝利者から見たものである。なぜなら権力に屈した者や排除されてきた者=敗者は歴史を残すことができないからだ。そのような敗者は歴史の中で「鬼」と呼ばれてきた。本書では,民俗学者と写真家のふたりが対談を通じて,そのような「鬼」たちこそが実は日本の文化を生み出し歴史を築き上げてきたのだと論じている。

    本書では幾つかの側面から鬼について語られている。鬼とは何なのか,そして鬼は社会の中でどのような役割を果たしてきたのか。権力者に敵対し敗れた者たちは社会の周辺に排除され,やがて鬼と呼ばれるようになる。主流をはずれた彼らは独自のネットワークを築き,商工業などで力を蓄えていく。一方で権力者たち

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    2012年09月10日
  • 妖怪文化入門

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    妖怪研究にまつわる各分野での研究成果や今後必要とされる研究の指摘、また膨大な資料の紹介など、これから学問として妖怪を研究しようとしている人には非常に有益な一冊。

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    2012年07月30日
  • 日本妖怪異聞録

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    初心者の為の妖怪手引書。

    絵巻図も掲載され読みやすく面白かった。
    また妖怪を詳しく知らない私でも、内容や逸話が細かく記されている印象を受けた。

    鬼・酒呑童子(しゅてんどうじ)
    妖狐・玉藻前(たまものまえ)
    天狗・是害坊(ぜがいぼう)
    天狗大魔王・崇徳上皇(すとくじょうこう)
    鬼女・紅葉(もみじ)
    器物の妖怪・つくも神
    鬼・大嶽丸(おおたけまる)
    鬼女・橋姫

    8つの妖怪を詳しく紹介している。

    つくも神がイタズラっ子のように可愛い印象を受けたのは私だけだろうか…。
    あとの妖怪の悪行は、欲深い人間にも非はあると思う。

    妖怪は逸話や空想上の出来事で終わるもの。
    しかし妖怪の習性や感情は人間に

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    2012年04月30日
  • 妖怪学の基礎知識

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    日本の妖怪文化に関する基礎的知識をまとめたもの。
    幽霊は妖怪に含まれる/妖怪の中核はやはり鬼/昔は畏怖の対象だったが、江戸時代からキャラクター化され、娯楽として楽しまれるようになった等面白い話がいっぱい。

    中でも気になったのは、「妖怪が出没されたとされる箇所を地図上にプロットしていくと、都市中心部の東側に偏るらしい」ということ。
    原因について仮説が記載されていたが、理解できず。

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    2011年08月26日
  • 妖怪学の基礎知識

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    ネタバレ

    妖怪学の入門書。妖怪について色々と初心者向けに解説がしてあり、便利な本だと思う。

    しかし、この本は小松和彦「編著」のため、章ごとに文体がかなり違う。

    入門書として書かれた章は初心者の私でも読みやすく書かれているが、論文として書かれた章は少々読みこなすのに努力がいる。

    まあ、これも妖怪のなせる技なのだろう。

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    2011年08月03日
  • 日本の呪い~「闇の心性」が生み出す文化とは~

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    知っている情報も多かったけれど、何より写真が怖い(笑) あまり分析的な面は強くないので、初めて足を踏み入れる人にはオススメかも。

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    2010年04月29日
  • 日本の呪い~「闇の心性」が生み出す文化とは~

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    優劣が存在する世の中では、「呪う」「呪われる」という関係はコインの裏表のようなもので、人間普遍のテーマとされてきた。
    それを見つめ直すということはどういうことなのか。

    同化欲を転換する対象と技術の必要性があるのかな。

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    2009年10月04日
  • 日本妖怪異聞録

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    酒呑童子、玉藻前、是害坊天狗、崇徳上皇、紅葉、つくも神、大嶽丸、橋姫。日本妖怪変化史に燦然と輝く鬼神・妖怪たちに託されたこの国の文化史の闇を読み解く。

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    2009年10月04日
  • 京都魔界案内~出かけよう、「発見の旅」へ~

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    京都本の中でもこの手のネタが最近好きです。
    行ってみたいと同時に多分すごく怖いところもあると思う。
    貴船とかほんと不気味だったし

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    2009年10月04日
  • 神隠しと日本人

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    一時期、民俗学にハマっていたので題名を見た瞬間に購入。表紙は軽い感じですが、きちんと文献を引っ張ってきていて、ちゃんとした学術書に近いです。でも、厚さもすっっごく薄いし、読みやすいですよ。内容も興味を持っている人にとっては、すごく面白いです。

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    2009年10月04日